ロブスター・ジョイント

Lobster Joint

閉店・移転、情報の修正などの報告

とびきりのロブスター・ロールを食べたかったらここ!シーフード満載のブランチメニューもおすすめ。

こんにちは。NYナビです。社交的で忙しく、外食の多いニューヨーカー、そしてたくさんの観光客、とニューヨークの外食事情は繁華街などでは充実していると言えます。様々なカルチャーの混ざり合う街ならではで、各国の料理が楽しめるレストランがたくさん。そんな中、ナビも大好き!ナビの多くの友人のニューヨーカーも大好き!な、おしゃれでカジュアル、そしてとても美味しいシーフードレストランの紹介です!

ブルックリンには新しいトレンドがたくさん?!

ニューヨーク、しかもブルックリンの最近の人気、そして開発は衰える事を知りません。
若者中心、しかもアーティストなどが多くすみ始めた事から栄え始めたウイリアムスバーグ。ハイセンスなショップやレストランもたくさん。そんなウイリアムスバーグに隣接している地域、グリーンポイント。ウイリアムスバーグに比べるとまだちょっとのんびりテンポ。そして木々の多いチャーミングなストリートや建物も多く、ウイリアムスバーグからグリーンポイントに引っ越す人も増えています。地元のお店に混じっておしゃれなカフェやレストランなども点在、今注目のエリアです。そんな中に数年前にオープンしたこの‘ロブスター・ジョイント’。‘ジョイント’というのは‘場所’みたいなスラングでもあるのですが、マリンテーマのカジュアルだけどセンスの良い内装はオーナーのトミーの手作り。オーナー、そしてシェフでもあるトミー、NY出身、そしてサーフィンなどを長年やっているという、海に関してもプロなのです。このレストランをオープン前から長年近所の人気バーを経営。大手ファッション雑誌のエディターをしたり、Nohoで今は亡きブティック、おしゃれニューヨーカーの間では小さな伝説であるI Heartなどを経営していた妻、アントニアとともに築き上げたこのレストランは雰囲気、そして提供する物のクオリティの高さにも納得です。

'東海岸シーフード’のプライド!

移り変わりの激しいここニューヨークの食のトレンド、ここ数年で 見かける事が多くなったのが、オイスターや、ロブスターロールなどを扱う、カジュアルなシーフードレストラン。アメリカのシーフードと言えば、クラムチャウダーから、蟹の身をほぐしてネギやスパイスと混ぜて揚げた、コロッケのようなクラブケーキ、フライドチキンならずフライドフィッシュ、そしてロブスター!!実はロブスターとはアメリカ東海岸、北部のメイン州でとれる物がとても有名。気候の違いで、サンフランシスコやシアトルなどではロブスターはとれないのですが‘ダンジュネス・クラブ’という西海岸でしかとれないとても美味しい蟹があったり。でも東海岸のもっと南部、ボルチモアやワシントン・DC近郊では‘ブルー・クラブ’という身のつまった美味しい蟹が有名だったりします。西海岸に比べて一年の気温差の激しい東海岸は特にシーフードでも有名です。皆さん、クラムチャウダーには実は2種類あるって知ってました?私が一番に連想するのはあの、白っぽい色のクリーム系のもの。あのスタイルは‘ニューイングランド・クラムチャウダー’と呼ばれ、そしてもう1つは‘マンハッタン・クラムチャウダー’という物が存在するのです。これはトマトソースベースの物、さらっとしていてこちらも美味しい!スチームしたロブスターの身をほぐしてホットドックを挟むようなバンズにのせたり、オイスターフライをパンに挟んだり、気楽に食べられるシーフードはランチにも多くのニューヨーカーに利用されています。
ここ、ロブスター・ジョイントでは採れたてのロブスターをオーナーがメイン州からオーダー。トラックで数時間かけてとりたてがデリバリーされます。ジューシーで柔らかい身のつまったロブスターたち、オーナーのこだわりが感じられます。そんなフレッシュなロブスターをスチーム、そして身を取り出してスパイスなどと合えてバンズにのせる!シンプルながらロブスターの食感とフレーバーが最高なのです!このロブスターロール、アメリカではニューイングランド地域発祥の一品です。白いクラムチャウダーの名前、‘ニューイングランド’もこの地方の名前から来ています。NYから北東の大西洋に面したロードアイランド州、そしてボストンのあるマサチューセッツ州、その北にあるニューハンプシャー州、そしてその隣、カナダに隣接しているメイン州を一括して呼ぶ名前なのです。海沿いという事もあり、漁業が盛ん、特にロブスターやクラムやオイスター(貝類)、そして白身系などの魚が有名。そこから発祥したシーフード料理の事を‘ニューイングランド・フード’と呼びます。ここ、ロブスター・ジョイントは自らを‘ニューイングランドのシーフード’と言っているだけあり、様々なメニューを楽しむ事が出来ます。このレストランも平日の午後はハッピーアワーをしているのでフレッシュな生ガキを1ドル程で楽しむ事も出来ます!

ブランチもお任せ!

そして最近のニューヨークのトレンド、そして定番となっているブランチ、週末に友達とゆっくりミモザやブラッディーマリーを飲みながらのんびりおいしいものを食べる、という時間を楽しむニューヨーカーで週末の午後は人気のレストランでは多くの人がのんびりと食事を楽しんでいます。オムレツ、そして最近日本で目にするエッグス・ベネディクトなど卵料理がやっぱり人気です。ここロブスター・ジョイントはシーフードレストラン、でもブランチはもちろんとびきりの卵料理を提供してくれます。フライされた外側はさくさく、そして中はとてもジューシーなオイスターをスクランブル・エッグにした一品や、エッグス・ベネディクトにロブスターを合わせた‘ロブスター・ベネディクト’などなど。‘朝は卵とソーセージやベーコン’も良いけど、卵とシーフード、最高なのです。そしてブランチのプレ・フィックスメニューにはコーヒーのほかに、この店大人気、ロブスターのつめの肉が添えられたブラッディーマリーや、ミモザなどがついてくるのです!屋外スペースも広く、暖かい季節にはランチ、ブランチ、そしてハッピーアワーと、屋外でのんびりおいしい食事とドリンクを楽しめるのも嬉しいですね。

お店はここ!

地下鉄Gライン、Greenpoint Ave.を下車して、グリーンポイントの目抜き通りとも言える、マンハッタン・アベニューを北へ5ブロック半程北上した左手にある。ウォータータクシー(NY市運営の水上バス)のIndia St.駅からも近い。ウイリアムスバーグの中心、地下鉄Lライン、Bedford Ave.駅からグリーンポイント方面に歩くと公園もあり、暖かい季節はたくさんのヒップなニューヨーカーがくつろいでいたり、散歩するのにもうってつけのエリア。グリーンポイントは元々ポーランド人の移民の多い地域、ローカルなお店の間にぽつぽつとおしゃれなお店が点在するのを見て回るのも楽しい。そしてシーフードの後は、ナビもお気に入り、老舗でかわいいドーナツ屋ピーターパン”で最高のドーナツをテイクアウトするのも忘れずに!

ニューヨークに旅行に来たからにはぜひここでしか食べられない物を食べておきたい所。東海岸ならではの’ニューイングランド・シーフード’を地元ブルックリンの味にうるさいヒップな人々とともに楽しんでみませんか?フレンドリーなスタッフ、気楽なメニューのセレクションと以後ゴチの良い店内は一人ランチにもおすすめ!天気の良い日には持ち帰り(To GoとNYでは呼びます)にしてすぐそばのイーストリバー沿いの公園で楽しむ、なんて手も。最近注目のセンスの良いお店が多いこの地域、散策がてら、ロブスターロールととびきりのドリンクを地元っ子と共に楽しんでみませんか?
以上、NYナビでした。
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記事登録日:2015-02-23

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主なメニュー

単位:ドル

ロブスターロール

Lobster Roll

$18

クラムチャウダー

Clam Chowder

$8

牡蠣フライ

Fried Oysters

$10

サイド各種

Sides

$5

ブランチ(土、日 11:00-16:00)メニュー

Pre-Fixe Menu

$21/ コーヒー、アルコール(ブラッディーマリー、ミモザなど)、メイン(卵料理、バーガーなど)のセット

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-02-23