ピーター・ルーガー・ステーキハウス

こんにちは、ニューヨークナビです。
今回はニューヨークのステーキを語るうえで絶対はずせないステーキハウス、ピータールーガーをご紹介します。ニューヨークだけでなく全米でも5本の指に入ります。まさにニューヨークのステーキハウスの大本命、最高峰！といくら言葉を並べても語りつくせない場所です。ぜひぜひ皆さんにもこのお店のポーターハウスを堪能していただきたいです。
それではピータールーガーをご案内しましょう。

1887年創業

歴史は古く、1887年創業です。当初はカール・ルーガーカフェと称し、ビリヤードとボウリング場もあったそうです。現在の名前、ピーター・ルーガーになったのは創業者の死後、息子のピーターが事業を受け継いでからです。なお、現在のピーター・ルーガーの基礎を作ったのは当時の常連さん、ソル・フォーマン氏。フォーマン氏はピーターの死後苦境に陥っていたピーター・ルーガーを購入し立て直しに成功。以来、不動のニューヨークステーキハウスナンバー1の位置を築きあげました。現在ではニューヨークのステーキハウスで唯一のミシュランスター獲得店。ザガットサーベイでも長年ステーキハウス1番に君臨しています。

ザガットサーベイ

ミシュラン１ツ星

場所はブルックリン

ブルックリンと聞いて、尻込みしてしまうかもしれませんが、マンハッタンから1駅目です。駅からは徒歩5分もかかりませんので意外と近いと感じますよ。周辺はブルックリンと言っても注目のエリアと少しずれているせいかさびれた感があります。途中のビルの壁にピータールーガーの大きな看板が見えます。お店に近づくにつれ強くなるステーキの匂いにすっかりステーキモードになること請け合いです。

予約は必須

2019年10月中旬よりオンライン予約が出来るようになりました。それまでは電話予約のみだったんですよ。オンライン予約は6週間前から受付けています。予約時にはクレジットカード番号を入力が必要です。また、キャンセルポリシーがあり、キャンセル・変更の場合は24時間以上前までに手続きしなければ、手数料がかかりますのでご注意ください。ちなみに電話予約用に席を確保しているとのことですので、オンラインで満席でも電話してみる価値はあります。電話では予約担当者が「何名？いつ？ランチ、ディナー希望？」と聞いてきます。例えば、2名で来週末と言えば、「日曜のランチ、午後2時45分なら空いてる、ディナーはダメ」と教えてくれます。予約時には名前と電話番号を伝えます。なお、予約の目安はディナーなら6週間前、ランチでも2週間前です。お店の人によると待ち時間が長いかもしれないけど、月曜日から木曜日のランチなら予約なしでも席がある可能性ありとのこと。

今日は肉を食べるぞ！と言う熱気に満ちている店内

バーカウンター		受付
飾り気は全くなし		テキパキと動くウェイターさん

人気メニューはポーターハウスとハンバーガー

■アペタイザー

厚切りベーコンやトマトと玉ねぎの厚切りなどステーキハウスならではのアペタイザーが揃っています。トマトと玉ねぎの厚切りはただスライスしただけですがオリジナルステーキソースと一緒に食べるとおいしいです。
アペタイザーも量が多いので２～３人グループなら一つで十分です。ただし、その後のこともありますし、無理にオーダーする必要は全くありません。

■サイドディッシュ

注文が多いサイドディッシュはクリームドスピナッチ（ホウレンソウのクリーム煮）、フライドポテト、ジャーマンポテトなど。大きめカットのフライドポテトはホックホックです。

■デザート
デザートにもピータールーガー名物があります。それはシュラッグと呼ばれる自家製ホイップクリームです。せっかくここまで来たのだから最後まで制覇して帰りましょう。デザートをオーダーすると必ず山盛りシュラッグがサイドについてきます。量はすごくても食べ始めるとスプーンを持つ手が止まらないはずです。デザートも巨大なのでシェアをおすすめします。

ピーカンパイ

アイスクリーム

■マメ知識
●パンは無料
●ランチ時にディナーと同じメニューがオーダーできます。
●シングルステーキはサーロインで14オンス（約392グラム）。
●全ての牛肉メニューが熟成肉ではありません。例えばハンバーガー、Steak, Small Sirloin USDA Prime with French Fries は熟成肉ではありません。

お会計

クレジットカードは利用できません。
現金持参で行きましょう。なお、アメリカの銀行発行のデビットカードは身分証明書提示で利用できます。
お会計時におまけのチョコレートがもらえます。

いかがでしたか？
多くのステーキハウスがピータールーガーの手法を取り入れ、いわばニューヨークステーキハウスの総本山です。ナビはいつもきっちりデザートまで完食です。うっとりしながらステーキもシュラッグも食す至福の時間です。
ちなみに食べすぎてしまったらお店からすぐのウィリアムズバーグブリッジを歩いてマンハッタンに帰れば良い運動になりますよ。
以上ニューヨークナビでした。