100年以上ニューヨークを見守ってきた女神像。たくさんあるニューヨークの観光スポットでも絶対にはずせないスポット。ニューヨーク唯一の世界遺産
こんにちは、ニューヨークナビです。今日は自由の女神をご紹介しましょう。自由の女神といえばニューヨークに来たほとんどの人が訪れる必見の観光スポット。ここを見ずにニューヨークは語れないくらいのニューヨークのシンボルですよね。この自由の女神は、自由と自立をたたえフランスから1886年に贈られたもの。以来、ヨーロッパからの移民が着くエリス島近くにあったことから移民の守り神、現在では観光スポットとして、ニューヨークの象徴になっています。地上からたいまつまでは約93メートル。右手にはたいまつ、左手には独立宣言書を持っています。
また、ニューヨークで唯一の世界遺産(文化遺産)でもあります!
アクセス方法
自由の女神はニューヨーク港上湾に浮かぶリバティー島に立っています。リバティー島へはマンハッタンの南端のバッテリーパークからフェリーでアクセスします。バッテリーパークからも小さくですが女神は見えますので時間のない人はバッテリーパークから見て後ろ髪を引かれつつ帰るなんてこともあります。
リバティー島へはバッテリーパークからフェリーに乗って15分。バッテリーパークで往復のフェリー切符兼リバティー島へのチケットを購入します。
1.チケットオフィスまでのアクセス
地下鉄4/5線 Bowling Green(ボウリンググリーン)下車。駅を出て地上にでると右手すぐに公園がみえます。ここがバッテリーパーク。公園内を海の方向へ向かって歩くと約2分で円形の茶色い建物のキャッスルクリントンが見えます。この中にフェリーのチケットオフィスがあります。長い時は切符購入のために30分待ちもあるでウェブサイトで購入がオススメです。
キャッスルクリントンチケットオフィス
営業時間 8:00-15:30
現金、クレジットカード可
2.セキュリティチェックを受けます
フェリーに乗る前に空港の手荷物検査とほぼ同じセキュリティチェックがあります。台座と冠に行くチケットを持っている人はReservedの列に並びます。セキュリティチェックのあるテントに入る直前で係員が切符の半券をもぎ取ります。セキュリティチェックは空港と同様なので、ジャケットは脱ぎ、ベルト、時計貴金属類ははずし手荷物とともにX線を通します。この時点ではペットボトルなどの水はX線に通せば持込可能です。このセキュリティーチェックに長い時では90分かかると言われています。
3.フェリーに乗る
フェリーは始発が朝8時30分(5月末から9月5日までの夏季スケジュール)で、約30分ごとに運航しています。客室は船内に1階、2階客室とデッキの3階になります。1階と2階にはホットドックやソフトドリンクの売っているスナックバーがあります。船内にはフェリーのスケジュールが貼ってありますので帰りのフェリーの時間を確認しましょう。出港するとまずマンハッタンダウンタウンの景色を写真に収めるのにみんな必死。お天気がよければ、やはり写真撮影には窓のないデッキの3階がベター。船が自由の女神の正面を通るときには進行方向右手に見えるため乗客のほとんどが船右側に写真撮影で集まるので船がとても傾いているように感じてしまいます。
いよいよリバティ島に到着
船からの眺め
桟橋を歩いて島に入り、右にまがり少し歩くと自由の女神正面に着きます。または島に入ってから正面に見えるアメリカ国旗に向かって歩いていくと、自由の女神の後ろにたどりつきます。島には自由の女神像、お土産屋さんのギフトパビリオン、クラウンカフェ、国立公園(自由の女神はアメリカ国立モニュメント)事務所があります。自由の女神像のある台座内は、自由の女神の模型等の展示場(台座内には台座または冠への予約者のみ入場可)になっています。
写真を撮りまくりましょう
正面からの自由の女神像、自由の女神を背景に、自由の女神の後ろ姿、アメリカ国旗、リバティ島からのマンハッタンの眺め・・・記念撮影はつきません。自由の女神のポーズでの写真撮影はお決まりですね。
正面と正面広場です。
あまり近くに寄りすぎると全体像が入らないので遠くからの撮影がベター。天気の良い日は写真撮影の後、芝生でくつろぐ人が多く見られます。自由の女神像を囲むように遊歩道が整備されているので、ブラブラ散策してみましょう。
後姿です。
船から下りてまっすぐ歩いて門を通るとアメリカ国旗広場に到着。自由の女神の後姿がすぐ見えます。テレビ等の映像では裏を見ることはないので新鮮な気がします。台座、冠部分へ行く人は2回目のセキュリティチェックを女神の裏にある白いテントで受けます。
アメリカ国旗広場
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台座、冠に行く人用のセキュリティチェック
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台座、冠部分には登れるの?
台座部分の展望台
台座からのマンハッタン
台座、冠部分へは事前予約が必要。どちらも展望台になっています。台座へは1日3,000人まで、冠部分へは1日240人までと人数制限があります。人数制限があるため、冠部分の予約は数ヶ月前の予約が必要。
●台座(英語ではPedestal)
1日の人数制限に達していない場合は当日券をチケットオフィスで購入できますが、予約したほうが確実。台座の内部は自由の女神展示場になっていて、実物大の模型等が見学できます。台座の展望台までは156段の階段(徒歩約5分)mまたはエレベーターで上ります。
●冠(英語ではCrown)
こちらは通常のチケットより少し高く一人$16(フェリー代込み、2011年5月現在)。冠部分の展望台へはエレベーター、エスカレーターは一切ないので、せまい螺旋階段約350段を徒歩で上り下りすることになります。平均片道約20分。
*台座、冠部分のチケットは予約時にローマ字のフルネームが必要です。予約の変更、キャンセル、名前変更はチケット購入後はできません。
*〈注意〉2011年10月末より1年修復のため台座、冠部分には入場できません。
台座の中の展示場では実物大の女神の模型が見られます。
お腹が減っても大丈夫
●クラウンカフェ
記念撮影の後は休憩しましょう。島の入り口付近にRefreshmentとかかれたビル内にクラウンカフェというハンバーガーやソフトクリームが売っているファーストフードショップがあります。ここで売っているお水は自由の女神像のボトルです。同じビル内にギフトショップが併設されていますが、こちら少し内容がまじめで写真集、歴史の書かれた本などが中心。もっとくだけたものをという方はとなりのギフトパビリオンがオススメ。
ファーストフード中心
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自由の女神の絵が入ったペットボトル
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お土産も充実
●ギフトパビリオン
さすがニューヨークの目玉観光地なのでお土産は充実。種類も豊富な定番のTシャツやマグカップ。2011年は125周年ということで125周年グッズもあります。そして、自由の女神に扮したバービー人形も。バラマキ土産から受け狙いのお土産まで対応できそうです。
帰りはニューヨーク行きのフェリーとニュージャージー行きのフェリーが出ているので間違えないようにフェリーの行き先を確認してから乗りましょう。ちなみに夏季の最終ニューヨーク行きのフェリーは18時。乗り遅れないように。
いかがでしたか?自由の女神像を見ているとニューヨークにいる実感がわいてくるはず!以上、ニューヨークナビがお伝えしました。