イエローキャブの基本
黄色いの車体がトレードマークのイエローキャブ。ニューヨークでは身近な乗り物です。ここ数年いろいろな車種のイエローキャブが走るようになりました。基本的に小型車プリウスでも大型のミニバンでも料金は同じです。
料金$2.50 初乗り 最初の1/5マイル=約320m
$0.50 時速6マイル以上で走っている場合、1/5マイル毎の加算
$0.50 時速6マイル以下の渋滞時60秒ごとの加算
$0.50 MTA State Surcharge(ニューヨーク市内、ニューヨーク州の郊外へ行く場合適用)
$0.30 Improvement Surcharge
$0.50 夜間割り増し 20:00 から翌朝6:00までの間の乗車
$1.00 平日ピーク割り増し (月-金)16:00-20:00
(*2014年4月現在)
*20ドル札以上の紙幣は拒否されることがあります。
*空港以外のニューヨーク市外へ出る時は追加料金発生または料金交渉制になります。
*ニューアーク空港へはメーター料金に追加で17.50ドル+$0.30のImprovement Surcharge+往復の高速代とトンネル通行料がかかります。
*郊外へ行く場合は帰り道に営業権の問題でお客さんを乗せられないため、郊外へ行くことを拒否する運転手がいます。
定員後部座席に3人、助手席に1人の合計4人まで。最近はミニバンタイプもあるので、この場合は4人以上乗車可能です。助手席に座った人はシートベルトをしましょう。
注意マンハッタンで認可されているタクシーはイエローキャブのみ。アップタウンやクイーンズ、ブルックリンではボロータクシーと呼ばれる青りんご色のグリーンキャブも許可されています。マンハッタン内は白タクは違法です。数は少ないですが違法のタクシーがまだ存在します。たいてい運転手から声をかけてきますが、けっして乗らないように。
乗り方
屋根の上の番号が点灯していれば空車
マンハッタン中イエローキャブだらけ
利用方法は日本と同じ。ただしタクシー乗り場はバスターミナル、グランドセントラル駅、ペンシルバニア駅くらいなので、通常は流しのタクシーを拾うかたちになります。
♦キャブを停める。流しのキャブが多く走っています。空車サインは車の屋根の上のランプの番号がついていること。この番号が消えている、または Off Duty のランプがついている場合は空車ではないので停まってくれません。空車サインの車が来たら、日本と同じように手をあげて停めます。
♦キャブに乗る。日本と違って自動ドアではありません。ドアの開閉は自分で行います。とくに降りる時は忘れがちなので気をつけしょう。
♦行き先を告げる。イエローキャブ運転手は英語が母国語の人が少ないです。また土地に不慣れな運転手もなかにはいます。
行き先は文章にせずに、シンプルに大きな声で
「Fifth Avenue and 46th Street, please」
といった感じで住所より目的地のアベニューとクロスストリートを言うほうが伝わります。
♦支払いはチップをつけて現金またはクレジットカードで可能です。ただ支払い方法としてクレジットカードがまだ浸透していないので、クレジットカードを拒否する運転手がいます。目的地に着くとメーターが止まるすので、メーターの金額+チップ(15~20%)を支払います。また「Receipt, please」と言って必ずレシートをもらいましょう。レシートには観光客を意識してか「I LOVE NY」と書かれています。降りるときは「Thank you」の一言をいいましょう。
グリーンキャブ
青リンゴ色のタクシーが2013年夏から登場しました。正式名称はボロータクシー、通称グリーンキャブともいいます。ボロータクシーの営業範囲はウエスト110丁目またはイースト96丁目より北、クイーンズ(空港は除く)、ブロンクス、ブルックリン、スタテンアイランドの郊外です。郊外から乗ってマンハッタン(96丁目より南、110丁目より南)で降りることが可能なのでマンハッタン内でも見かけます。ただ営業エリア外でボロータクシーを拾うことはできません。ハーレムにおでかけの際は利用する可能性がありますね。利用方法はイエローキャブと同様に屋根の上の数字の電気が点いていたら空車です。手を振って停めます。メーター制で料金体系はイエローキャブと同じです。クレジットカードの利用も可能です。