子供と行くニューヨーク~子供連れ旅行豆知識~

訪れた人みんなが楽しめる場所、ニューヨーク。それはもちろん子供達も一緒です。だからこそ気をつけたい事とたっぷり楽しむヒントを紹介します!

こんにちは。ニューヨークナビです。ニューヨークに子供連れていくなんて想像できない!と思う方も多いのでは?実際どこに行っても人は多いし、うるさいし、ホテルは狭いし家族旅行には向かない場所かもしれません。でもここは世界中の人が集まる街、ニューヨーク。実は人口の約4分の1が18歳未満という統計もあるほど子供が多く、子連れにも優しい街なのです。あちらこちらでストローラーを押してるママ達を見かけるし、子供連れで電車に乗ったらたいていの人が譲ってくれたりします。せっかくの旅行を無駄にしないためにも、ナビが子連れ旅行のヒントをお教えします。

いつ行く?

大人だってどの時期に旅行するかで持っていくものって大幅に変わりますよね。子供達はなおさら用心が必要です。とはいえ現地でほとんどのものがそろえられるので、おみやげと割り切って購入されるのも良いと思います!

…日差しが強い。結構蒸し暑い。室内はクーラー効き過ぎで寒い
冬…想像以上に寒い。マイナス10度超える事も。雪が降って溶けてあちらこちらが川のようになっていたり、それがなくなる前にまたマイナスになって全部凍ってツルツル大人でも歩くのが大変、という事があります。


夏は5度くらいから35度まで、冬ならマイナス10度から20度ちかくまで、と1週間で30度ほど気温が変わるときもあります。風邪には気をつけて、脱ぎ着しやすい服装や余分に一枚はおるもの等と十分気をつかってあげてください。夏公園に行かれるのであれば、水着を用意するのもいいでしょう。
また、夏も冬もとても乾燥しますので、水分補給も忘れずに!

どこに泊まる?

観光に便利で、しかも夜中まで安全、と考えるとタイムズスクエアー周辺やミッドタウンがよいでしょう。お子様のご飯のことなどを考えるとキッチン付きのホテルは便利だと思います。
なかでもダブルツリースイーツバイヒルトンは子供向けプレイスペースあり、おすすめです。
日本語スタッフやベビーシッターの手配が可能なホテルも多数あります。事前に確認しておきましょう。

移動手段は??

日本では考えられないくらい大きな子供がストローラーに乗っている事もあるニューヨーク。それだけ小さな子供にとっては危険と隣り合わせですし、現地のママ曰くストローラーに乗っていた方が安全、という考えからだそうです。常に大人と手をつなぎ、人通りが少ない場所は抱っこするように気をつけてください。ストローラーに文句を言う人がいないどころか、地下鉄の階段の上り下りを手伝ってくれたり、ドアをあけてくれたり。子連れじゃなければ気づけなかったニューヨーカーの優しさに触れる瞬間もたくさんあります。
とはいえ段差は多いし普通の道もガタガタしてたり微妙に傾斜があったり。大きな駅以外はエレベーターがないだけでなく狭い階段を大勢が利用するので電車がくる度に大混雑、などストローラーに優しくない状況も多々あります。行く場所、距離、時間を考えて、地下鉄、バス、タクシーをうまく使い分けてください。

なおトイザラスでアンブレラストローラー購入可能ですので、思い切ってこちらで買うというのもありですね。

大人も一緒に楽しめる場所が、いっぱいあります

タイムズスクエアにはトイザラスやディズニーストア、M&Msやハーシーなど子供が喜ぶおもちゃやお菓子屋さんがあるし、大人向けの美術館もキッズプログラムがあったり、ハイラインやサウスストリートシーポートなどの観光エリアでは無料で子供向けイベントがあったりと、意外と一緒に楽しめる場所がたくさんあります。中にはストローラー禁止だったりミュージカルは6歳未満は入れなかったりするので注意が必要ですが、お子さんの年齢と興味で無限にチョイスは広がります。ただどこも人が多かったり待ち時間が長かったりするので、余裕をもったスケジュール作りが重要です。
◎思い切ってビーチに行っちゃおう!
ニューヨークには実はビーチがたくさんあります。もし夏の滞在で、一日ゆっくり時間が取れるなら海水浴&遊園地が一緒に楽しめるコニーアイランドはいかがでしょうか?
ホットドッグの早食い競争で有名な、ネイサンズの本店もこちらにあります。

気をつけて!知らないではすまされないマナーもあります

ハイチェアを貸してくれるお店もあります

ハイチェアを貸してくれるお店もあります

ニューヨークでは、13歳未満の子供だけで街を歩いていたら子供達は保護されます。たとえレストランやホテルのロビーだったとしても、必ず手をつなぐ、隣に座る等をしてください。これはマナーだけでなく連れ去り等犯罪からも避けるためでもあります。同様にホテルの部屋に子供だけで留守番させて出かけると幼児虐待とみなされます。見つけた大人は通報する義務があります。子供が寝た後に大人だけ食事に出かけるなんてもってのほかです。また人前で子供に手をあげるても虐待と見なされるケースも。
高級レストランの中にはドレスコードがあるお店があり、そういったお店では小さな子供連れだと入店を断られるケースもあります。

トイレがない!は大人も同じです。カフェやレストランに入っても必ずきれいとは限らないし、地下にあることも。Kマートなどの大きめのスーパーやデパート、美術館などはわりとオムツ替えの台があります。おむつやウエットティッシュは現地のスーパーで買えます。ナビが訪れたシェークシャックにはおむつ替え用の台がありました。

英語で言ってみよう!

おむつ diaper(ダイパー)

おむつ diaper(ダイパー)

おしゃぶり pacifire(パシファイアー)

おしゃぶり pacifire(パシファイアー)

粉ミルク formula (フォーミュラ)

粉ミルク formula (フォーミュラ)

離乳食 solids(ソリッズ)

離乳食 solids(ソリッズ)

まめ知識

※支払いはカードで
現金を持ち歩かないニューヨーカーが多いのは有名?ですが、お店側も偽札流通防止のため50ドル、100ドル紙幣を受け付けないお店もたくさんあります。また両替したての新札だとくっつきやすくて扱いづらいことも。ましてや子供の行動を気にしながらなれない紙幣を扱う訳です。露店でもない限りほとんどのお店でカードが使えるので、支払いはカードで、と決めてしまってもいいくらいだとナビは思います。まれにID提示を求めるお店があるので、パスポートは携行してくださいね。(コピーは認められません)
※消費期限に気をつけよう
スーパーやデリでお買い物のとき、気をつけたいのが消費期限。大らかなアメリカ人の性格からか、簡単に返品出来る制度からか、消費期限という概念がないからなのか。パッケージにかかれたsell by〇〇というのが何日までお店で売ってもいいですよ、という日にち。それを過ぎたものは買わないようにしましょう。また、ホールフーズなどのスーパーではレシートを持っていけば簡単に返品出来ます。ナビも何度か返品した事がありますが、理由を聞かれた事すらありません!
殺菌用ジェル ひとつあると便利です

殺菌用ジェル ひとつあると便利です

お菓子はおみやげにもなりますね

お菓子はおみやげにもなりますね

子供用だってオーガニック!

子供用だってオーガニック!


いかがでしたか?
ニューヨーカーの中には普段はバリバリ働いているのに実は子供3人います!なんて女性がたくさんいます。そんな彼女達のためにいろんな子供向けのイベントやサービスがあるんですよね。またこちらでは男性も子育てに積極的。日曜日はカフェでお父さんと子供ふたりでお昼ご飯、なんて光景しょっちゅう見ます、ストローラーを押していたり抱っこひもで赤ちゃんをだっこしているお父さんも。パパさん達にも見習ってもらいましょう!
以上、ニューヨークナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-07-08

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