新しくなったサウスストリートシーポートに行ってみよう♪

ハリケーンサンディの痛手から復活。ブルックリン・ブリッジの眺めが素晴らしいピア17は絶対に行きたいスポットです。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2018年、定番中の定番観光スポットのサウスストリートシーポートが生まれ変わりました!
2012年のハリケーンサンディをきっかけに新サウスストリートシーポート計画が生まれ、約6年後の今年(2018年)再オープン。まだ工事中の部分もあり100%完成ではありませんが、新しいショップやグルメスポットがオープンしています。以前とは違うサウスストリートシーポートになりました。
それでは、新しくなったサウスストリートシーポートのおすすめスポットをご紹介します。

位置のおさらい


■地下鉄最寄り駅:
地下鉄A/C/J/Z/2/3/4/5線 フルトンストリート駅下車

位置としてはブルックリンブリッジの南側とウォールストリートの間のイーストリバー沿いにあります。

新しくなったとは言え、見た目はそう大きく変わったか分からないかもしれませんね。昔のニューヨークの姿を残す貴重なエリアですから、古い建物は出来るだけ残すようになっています。
イーストリバー沿いのピアも入れると14の建物やピアに見所、ショップ、グルメスポットは点在しています。地図入りの案内板を見ながら歩きましょう。

絶対おすすめのピア!

ピア17
真っ先にご紹介したいのが2018年夏に再オープンしたピア17です。フルトンストリート駅から歩いていくと高速道路の下を渡った川沿い左手にあります。埠頭跡地を利用しており、以前はぱっとしないショッピングモールがありました。まるでオフィスビルのような新しいピア17は、実はブルックリンブリッジとイーストリバーの眺めが素晴らしいビューポイントです。1階にはベンチや休憩スポットがふんだんにあり、景色を見ながらゆっくり出来ます。特にブルックリンブリッジを見ることが出来る北側はぜひ訪れてほしいですね。また、ルーフトップはコンサートも数多く開かれイベントスペースとして注目を浴びています。イベントの無い時は一般開放されています。上からの眺めを楽しみたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。同ビル内にはバーや飲食店も入っています。

外観

外観

のんびり出来ます。

のんびり出来ます。

川沿いのビューポイント

川沿いのビューポイント

バー

バー

屋上のイベントスペース

屋上のイベントスペース

屋上からの眺め

屋上からの眺め

ピア15

サウスストリートシーポートにはもう一つピアがあります。ピア17の隣の隣に位置。フルトンストリート駅から歩いていき、高速道路下を渡り川沿い右手に見えます。こちらも昔の埠頭跡地です。ただ、ピア17と少し趣が異なり公園になっているルーフトップが売りです。ベンチも沢山あり、天気の良い日は遮る物がない大空を見渡すことが出来ます。気持ちのよい空間です。

昔の面影を残すスポットに行ってみよう

サウスストリートシーポートエリアは改修された19世紀の建物が多く集まるエリアです。歴史を感じるスポットをご紹介します。
Cannon’s Walk

知る人ぞ知るビルの谷間の路地です。17世紀にこのエリアに波止場を建てたCannon氏から名前の由来は来ています。1983年から19世紀の面影を残すスポットとして一般開放されています。フルトンストリート沿いのGuessが入居するビルにあり、フルトンストリート側の入口にはCannons Walkの旗が出ています。路地はあっと言う間に通り抜ける短さながらも、本当に時が止まったような気持ちになります。

タイタニック・メモリアル

タイタニック号の生存者マーガレット・ブラウンの提案により、タイタニック号慰霊のために作られました。当初は別の場所にありましたが、1976年にサウスストリートシーポートに移転されました。フルトンストリート駅から歩いていくとサウスストリートシーポートの入口にあります。
サウスストリート・シーポート博物館
移民受け入れ港及び貿易港として発展した19世紀のニューヨークを紹介する博物館です。展示物中心のエキジビション・ホール、ピア16に停泊している船2隻、ボーン・アンド・カンパニー・ステーショナリー、季節限定のパイオニア号のクルーズから構成されています。サウスストリートシーポートエリアに点在しています。

エキジビション・ホール

サウスストリートシーポートのメインストリート的存在、フルトンストリートにあります。旗が出ているのでわかりやすいです。こちらは19世紀の建物を利用し、1階と2階に写真を中心とした展示物があります。所要時間は20分ほどです。無料ですし、トイレもあるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

ウェイバーツリー号とアンブロ―ス号

ピア16に停泊されている船2隻の船、ウェイバーツリー号とアンブロ―ス号も博物館の一部です。ウェイバーツリー号は19世紀の貨物船、アンブロ―ス号は20世紀初頭に建造された灯台船です。チケットは12ドルです。ピア16またはエキジビションホールで購入できます。
ボ―ン・アンド・カンパニー・ステーショナリー

19世紀の印刷技術を見ることが出来ます。文房具屋さんも併設しているのでお土産も購入出来ます。不定期で活版印刷ワークショップ(有料)が開かれています。

ショップ

ディエチ・コルソ・コモ

2018年9月にオープンしたイタリア発のセレクトショップです。北米唯一の店舗です。店内はかなり広く、ショップだけでなくアートギャラリー、カフェも入っています。高級ブランド中心です。「さすが、イタリア」と思ってしまう明るい色合いの商品が並び見ていて楽しいですよ。
SJP

『セックス・アンド・シティ』のキャリー役で有名になったサラ・ジェシカ・パーカーが立ち上げた靴ブランドのお店です。全米に数店舗あります。ニューヨークではこの1店舗のみなんですよ。SJPはもちろん彼女のイニシャルです。2018年9月のオープニングデーは彼女自身がお店で接客をし話題になりました。靴はピンヒール中心です。

フルトン・ストール・マーケット

二ューヨーク産のジャム、チーズ、野菜等を扱うミニマーケットです。小さな店内はグルメフード、オーガニックフード等で溢れています。お土産になりそうな商品も多いです。ちょっぴり入りにくい雰囲気ですが、ぜひ覗いてみてください。日曜日にはアウトドアマーケットをサウスストリートシーポートで開催します。
チケッツ(TKTS)
<営業時間>
月曜日から土曜日:午前11時から午後6時
日曜日:午前11時から午後4時

ニューヨークのディスカウントミュージカルチケットと言えばチケッツ。サウスストリートシーポートにも支店があります。当日の夜の公演または翌日の昼公演のチケットを購入出来ます。

グルメスポット

バイ・クロエ

バイ・クロエ

新しくなるにあたり、グルメスポットもニューヨークの人気店を誘致しています。例えば、ビーガン・ファーストフードのバイ・クロエやアイスクリームショップのビッグ・ゲイ・アイスクリームの支店が2018年にオープン。気軽に休憩に使えるお店が増えたんですよ。また、ピア17にモモフクグループで有名なデビッド・チャン系列レストラン、ミシュラン星付きレストランのジャン・ジョルジュ系列レストランのオープンを控えています。それだけでなく、年に数回全米有名シェフを呼んで期間限定レストランを開くシーポート・フード・ラボも登場しました。もちろん、以前からある1873年創業のパリス・カフェやマーク・ジョセフ・ステーキハウスも外せません。
ビッグ・ゲイ・アイスクリーム

ビッグ・ゲイ・アイスクリーム

シーポート・フード・ラボ

シーポート・フード・ラボ

マーク・ジョセフ・ステーキハウス

マーク・ジョセフ・ステーキハウス

1873年創業のパリス・カフェ

1873年創業のパリス・カフェ

Jack's Stir Brew Coffee

Jack's Stir Brew Coffee

Cafe Patoro(ポンデケイジョの店)

Cafe Patoro(ポンデケイジョの店)

いかがでしたか?
新しくなっても全体の見た目は地味です。でも、建物は風情があるのでぜひゆっくり歩いてみてください。ここにしかないショップでのお買い物、ピアでのんびりくつろいだり、楽しみ方は色々あります。
以上、ニューヨークナビでした。







上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-10-21

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