新ショッピングスポット、ハドソンヤードに行ってみよう!

誰でも楽しめるお買い物スポットがコンセプト。ニューヨーク初、ラグジュアリー、カジュアル等、幅広く揃っています。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2019年3月15日にニューヨークに新しいショッピングモールが誕生しました。
ハドソンヤードと呼ばれるミッドタウンウエスト再開発プロジェクトの一つです。モールの店舗数は約90店で程よい大きさです。ショップは高級店からカジュアルブランドまで幅広く網羅。しかもニューヨーク初上陸店、オンラインの人気店等が出揃いました。お馴染みのブランドもこの店舗限定のサービスを取り入れたり、どのお店も新しいショッピングシーンにかける意気込みを感じます。モール内には壁アートやリラックススペースもあり、歩いてみると盛り沢山で今までのモールとはちょっと違うと感じましたね。
それでは、ハドソンヤードのショッピングモールをレポートします。

ハドソンヤードとは?


ハドソンヤードは90年ぶりのNY最大規模の再開発プロジェクトです。
最終的にはオフィスビルや住居、ホテル等の5棟のビル群が建ち並ぶ予定。全体の完成予定は2024年です。
2019年3月にオープンしたのはショッピングモール部分とヴェッセル。ヴェッセルもオープン以来話題をさらっています。さらに4月には劇場の「The Shed」もオープン、2020年には展望デッキもオープン予定で目が離せないスポットです。お買い物だけでなく、エリア全体で一日過ごせます。
Shed

Shed

ヴェッセル

ヴェッセル

アクセス方法

地下鉄ハドソンヤード駅

地下鉄ハドソンヤード駅

最寄り駅:
地下鉄7番線 34丁目・ハドソンヤード(34th St/Hudson Yards)駅下車。

地下鉄駅は34丁目・ハドソンブルバード出口利用。駅を出て、右手に歩いてすぐです。
ちなみに地下鉄駅構内のエレベーターは斜めに移動し、まるでヨーロッパの街にあるフニクラーレのようです。この駅のエスカレーターは高くて長いので怖いです。高い所が苦手な人はエレベーター利用してくださいね。

ショッピングモールへの入口は複数あります。
上記の他に、10番街と33丁目の南東の角、10番街と31丁目の北東の角があります。さらに、30丁目付近でハイラインとも直結しています。
10番街と31丁目付近の出口

10番街と31丁目付近の出口

ハイラインへ繋がる道

ハイラインへ繋がる道

モールは地上7階、地下1階


モールは7階と地下1階のフードコートの8フロアーです。
中に入ってみると内装はゴテゴテしておらずスッキリした印象です。
1階から4階まではロの字を囲むようにお店が並びます。全体的に大きくないので行ったり来たりも苦になりませんし、迷わないのが嬉しいですね。
ショップは約60店舗。飲食店が約30店舗。数ではなく質で勝負してます。モール内は無料Wifiがあります。

注目ショップ

ニューヨーク初のニーマン・マーカス
5階、6階、7階を占めるモール最大テナントです。
ダラス発の高級デパートで全米展開していますが、ニューヨークには今まで店舗がありませんでした。ちなみに5番街のバーグドルフ・グッドマンも同グループ。
ニューヨークのニーマン・マーカスはレストランやバーも店内に入っています。
なかでも5階のクック・アンド・マーチャントと呼ばれる喫茶コーナー兼お菓子売り場兼キッチン用品売り場はシティベーカリーとアービン・プレイス・コーヒーが入り、コーヒー休憩にぴったり。マリベルとのコラボチョコ、ブルックリンブリッジがモチーフのチョコ等の限定商品もあり、お土産探しにも重宝します。さらにトイレも広々として清潔で使いやすいです。ぜひ覗いてみてくださいね。
フォーティー・ファイブ・テン
これまたダラス発のセレクトショップ。こちらもニューヨーク初出店です。
ダラス、カリフォルニアのナパバレー、マイアミ等に店舗があります。
5階にあり、メンズ、レディス、ヴィンテージ等コンセプト別に4カ所に散らばっています。ファッションとアートが合体したような店内は見る価値ありです。しかも販売してい物もあらゆるセレクトショップをひとまとめにしたような豊富さ。
センス抜群でファッション好きは必見です。なんと靴だけでも85のデザイナーのものを扱っているそうです。
コーチ

1階にあります。お馴染みのコーチですが、ブランド初の試みでスニーカーのカスタムメードコーナーを設置。この店舗限定だそうです。
スニーカー好きはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

ザ・ドラッグストアー

インスタグラムで人気になったオンライン飲料メーカーのショップです。
2018年にトライベッカに無人ショップをオープンし、話題になりました。
もちろん、こちらの店舗も無人ショップ。販売しているのはウコンや朝鮮人参を追加した健康を考えた高級レモネードです。
買い方はドリンクを取り、指定の電話番号にテキスト、支払用のリンクが送られてきたら、クレジットカードで払います。カラフルなボトルが目を引き、実際にお買い物している人よりも写真撮影をしている人で賑わっています。
お値段は1本10ドルです。

その他の主なショップはこちら

ファッションだけでなくシタレラやライラック・チョコレート、PIQ、ラブポップ等のお土産ショッピング向けのお店も揃っています。
■■1階■■
ケイト・スペード

ケイト・スペード

トリ―・バーチ

トリ―・バーチ

ピアジェ

ピアジェ

カルティエ

カルティエ

ティファニーもオープン予定

ティファニーもオープン予定

フェンディ

フェンディ


■■2階■■

ユニクロ

ユニクロ

MUJI

MUJI

スーパーマーケットのシタレラ

スーパーマーケットのシタレラ

Love Pop

Love Pop

M. Gemi

M. Gemi

Stance Socks

Stance Socks


■■3階■■
H&M

H&M

Zara

Zara

キールズ

キールズ

セフォラ

セフォラ

Aritzia

Aritzia

バナナ・リパブリック

バナナ・リパブリック


■■4階■■
ディランズ・キャンディーバー

ディランズ・キャンディーバー

ライラック・チョコレート

ライラック・チョコレート

PIQ(雑貨屋さん)

PIQ(雑貨屋さん)

飲食店も充実

注目はショップだけではないんです。
飲食店もセレブシェフの店、ニューヨークの人気ファーストフード店、イギリスの大手レストラングループ等と高級からカジュアルまで厳選されています。食事する場所には困らないはずです。一部のお店は窓からヴェッセル、ハドソン川の眺めも楽しめます。
コーヒーショップも多く歩き疲れた時の休憩も簡単に出来ます。
なお、レストランは事前予約をしたほうがベターです。
メルカド・リトル・スペイン

中でも注目なのがスペイン料理専門のフードコート。スペイン出身でアメリカで多くのレストランを手掛けるセレブシェフのホセ・アンドレ氏プロデュースです。
タパス、パエリヤ、生ハム等、スペイン各地の料理が集合しています。スペイン食材が買えるマーケットもあります。
Tak Room

ニューヨークでパー・セ、ブションベーカリー等を経営するセレブシェフ、トーマス・ケラー氏のお店です。パスタ、ステーキ等のコンチネンタル料理。
パー・セほどお値段は高くないそうですよ。

ベルカンポ

カリフォルニア出身のステーキ店。カリフォルニア以外では初出店です。
オーガニックとエコにこだわった北カリフォルニアの農場で育てたお肉を使った、ステーキ&フライ、ハンバーガーがメイン。ステーキハウスよりもずっとカジュアルでリーズナブルなお値段。お肉好きはトライしてみてくださいね。

■■その他の主な飲食店はこちら■■

シェイク・シャック

シェイク・シャック

ウィリアム・グリーンバーグ(スイーツ)

ウィリアム・グリーンバーグ(スイーツ)

ハドソンヤードグリル(ステーキ)

ハドソンヤードグリル(ステーキ)

モモフクグループのコンビニ

モモフクグループのコンビニ

フク(フライドチキン)

フク(フライドチキン)

モモフクグループのKawi

モモフクグループのKawi

クィーンズヤード(ロンドン発)

クィーンズヤード(ロンドン発)

ブルー・ボトル・コーヒー

ブルー・ボトル・コーヒー

ジャックス・スター・ブリュー(コーヒー)

ジャックス・スター・ブリュー(コーヒー)

ブルーストーンレーン<br>(オーストラリア発コーヒー)

ブルーストーンレーン
(オーストラリア発コーヒー)

Van Leeuwen(アイスクリーム)

Van Leeuwen(アイスクリーム)

Kith(アイスクリーム)

Kith(アイスクリーム)

その他の施設

イーデン(3DEN)

イーデンは有料のリラックススペースです(1時間12ドル)。4階にあります。
ソファーやテーブルが並ぶ店内は窓からの眺めもよく、モールの喧騒から離れてリラックスしたい時にぴったり。無料コーヒーサービス、トイレ完備。
さらにシャワーまであります。PCを広げて仕事をしたい人には一人用のブースもあります。
スナーク・パーク

ニューヨークにあるデザイン会社Snarkitectureによるギャラリー。有料です。
人気ストリート系ファッションブランドのKITH経営のアイスクリームショップもこちらにあります。

無料で楽しめるアートも沢山あります

数々の館内アート

モール内は壁を利用したアートがふんだんにあります。
参加型アートもあるんですよ。
ヴェッセルの眺め

様々なアートがある中でも極めつけはモールの中から見たヴェッセルです。角度や階が違うと雰囲気がガラッと変わります。


いかがでしたか?
オープン以来、沢山の人が訪れているハドソンヤード。どんな客層にでも受けそうなショップやグルメが揃っています。ハイラインとの組み合わせでぜひ訪れてみてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-03-23

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