ニューヨークの新型コロナウィルスについて:5月28日まで外出制限延長

ニューヨーク市の外出制限が延長となりました。

1.ニューヨーク市外出制限延長
ニューヨーク州は州を10のエリアに分け、州が定めた再開への7つの基準を満たしたエリアから段階的に経済活動を再開していくことにしています。5月15日時点ではニューヨーク州では5つのエリアが基準を満たしたため再開が決定しました。残念ながらニューヨーク市は基準を満たしていないため、外出制限が5月28日まで延長となりました。

〈7つの基準〉
(1)総入院患者数が少なくとも14日間連続減少しているか,1日の新たな入院患者の数が15人以下であること(CDC基準)。
(2)1日の死者数が少なくとも14日間連続減少しているか,1日の死者数が5人以下であること。
(3)新たな入院患者数が10万人当たり2人未満であること。
(病院のキャパシティ)
(4)全ベッドの少なくとも30%が常に利用可能なこと。
(5)ICUベッドの少なくとも30%が常に利用可能なこと。
(検査と追跡)
(6)1か月で人口1000人当たり30人が検査を受けていること。
(7)10万人当たり30名以上の追跡要員を有していること。


2.5月22日からビーチの再開
・5月15日,クオモNY州知事は,一定の条件下において5月22日(金)からのビーチを再開できることを発表しました。条件は次のとおりです。
*最大収容人数の50%を超えないこと。出口と入口を監視し,駐車場も制限する。
*バレーボールやフットボールのようなグループ活動を禁止する。
*ピクニックエリア,プレイグラウンドのように人が集まるための場所は閉鎖する。
*売店の営業の禁止。
*従業員,訪問者ともに他者と一定の距離を取ることを徹底する。
*他者と一定の距離を取りにくい時はマスクの着用を要求する。
*十分な措置が取られるように従業員を教育すること。

※5月17日に、NY市長はニューヨーク市内のビーチは当面開放しないことを発表しました。ただし、散歩は可能です。




上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-05-16

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