絶品ステーキにうっとり。気軽なランチから少し気取ったディナーまで幅広く対応できるステーキハウス。
こんにちは、ニューヨークナビです。
ニューヨークではずせない食べ物の一つといえばステーキです。ステーキハウスが多いニューヨークはステーキのメッカのような場所。そんなニューヨークでもウルフギャングステーキハウスは人気店の一つ。こちらは名店ピータールーガーに40年以上勤めたウルフギャング氏が2004年にオープンしたステーキハウスです。歴史は浅いものの、現在ではマンハッタン内に4つも支店がある評判店です(2014年5月現在)。2014年冬に東京店がオープンし話題になりましたよね。今回は2011年秋にオープンしたウルフギャングタイムズスクエア店をご紹介します。
人気観光スポットからすぐの好立地
タイムズスクエア店は41丁目沿いの7番街と8番街の間にあります。ニューヨークタイムズ社のビルに入っています。地下鉄駅ではA/C/E線の42丁目・ポートオーソリティー駅目の前。ニューヨーク最大観光スポットのタイムズスクエアから徒歩5分。またブライアントパークからも徒歩5分、ブロードウェイの劇場街からも徒歩10分前後です。スケジュールに組み込みやすいですね。
予約方法
祝日を含む1年中オープンで便利です。予約方法は電話またはお店のウエブサイトより可能です。接待に利用するビジネスマン、観光客で込む平日のディナーは予約必須です。ニューヨークらしいエネルギーを感じたいなら平日のディナーをおすすめします。静かに食事したいなら週末のランチがおすすめです。この時間帯は予約なしで入れるうえにメインの顧客のビジネスマンがいないため非常に空いています。
タイムズスクエア店の特徴はなんといっても高い天井に窓が多くて明るい空間。窓側の席からは中庭が見えます。ちなみにこの中庭には入ることはできないそうです。席と席の間も十分なうえにテーブル配置に工夫があります。高級感のある店内でもサービスはいたってカジュアル。気取らずに肉をモリモリ食べられますよ。
何はなくともオーダーしたいのがポーターハウス。メニューにはステーキ2人前(Steak for two)、3人前と人数で書かれています。骨を境にフィレとサーロインの2つが同時に楽しめます。20日以上熟成したプライムビーフをお店独自の調理方法で焼き上げます。すでに熟成している肉のため焼く時間はほんの数分、あとは熱々のお皿で仕上げます。お皿に入れたときにバターも入れるそうです。表面は驚くほどカリカリです。味付けは肉そのものの味を堪能するためにほとんどされていません。すでに切り分けた状態で運ばれて、取り分けてくれます。お皿の表面は熱いままですので気をつけて。
■気になるお皿の存在
オーダー後、テーブルの真ん中に裏返しになったお皿がポツンと置かれました。不思議に思っているとこれはステーキを置くためのものでした。傾斜をつけて、バターと脂が流れ落ちるようにしているんです。
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サイドメニューステーキにはサイドメニューは含まれませんので別にオーダーする必要があります。このサイドメニューも量が多く豪快です。また、サイドディッシュはシンプルな料理法のものが多いです。今回、ナビ達がオーダーしたのはミックスサラダ、スチームドスピナッチ、ステーキ2人前です。栄養バランスを考えてのオーダーでしたがスピナッチはほとんど残してしまいました。
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ランチメニューランチ時にもディナーと同じメニューがオーダーできますが、ランチメニューもあります。
ただ、ランチメニューはお得ですがソースがかかったステーキが多いので肉の味を楽しみたい人には不向きかもしれません。一人旅、もしくは少しはリーズナブルにおさえたいならハンバーガー(ランチ又はディナー時はバーのみ)がおすすめです。
オーダー時の注意点
3人グループだからステーキ3人前と人数分をオーダーするとたいていは食べきれません。3人ならステーキ2人前、4人ならステーキ3人前で十分です。
なお、2人前で約1キロ相当!です。今回、一瞬躊躇した2人グループのナビたちにウェイターさんが間髪いれず「食べきれちゃうよ」の一言。実際、食べ始めるとスイスイとおなかに収まり、本当に食べきりました!ナビたちが肉好きだったこともありますが…参考までにナビのお友達で3人グループで訪問し、ステーキ2人前が食べ切れなかったとの証言もあります。
いかがでしたか?
チップも入れると一人80ドル前後となり、決して安くはありませんがポーターハウスはぜひ食べていただきたいです。ウルフギャングステーキハウスはピータールーガーの良さはそのままで、クレジットカード利用可能、支店数の多さと使い勝手が良いお店です。
以上ニューヨークナビでした。