毎年巨大クリスマスツリーの点灯式が世界中で放映されるので有名な場所。アメリカのテレビネットワークNBCのスタジオもあり、いつも人々で大賑わい。
こんにちは、ニューヨークナビです。たくさんあるニューヨークの観光スポットの中でも必見の一つといえば、ロックフェラーセンター。とはいえ、意外と情報も少なく、漠然としたイメージしか浮かばないのではないでしょうか?実はロックフェラーセンターは観光スポットでもあり、オフィスビル、レストラン、ショップもある複合センター。今回は記念撮影だけではないロックフェラーセンターの活用法と魅力をご紹介します!
ロックフェラーセンターってどんなとこ?
ロックフェラーセンターは一つのビルではなく48丁目から51丁目、5番街と6番街の間にある19のビル群の総称。ロックフェラー2世によって建てられ、1987年にはナショナルヒストリックランドマークに指定されました。GEビルを背後に国連加盟国の200の国旗が並ぶロックフェラープラザがロックフェラーセンターの中心。ちなみに祝日はアメリカ国旗のみになります。
アクセス方法は地下鉄B/D/F/M線利用。47-50丁目/ロックフェラーセンター駅で下車すれば徒歩約5分。ミッドタウンのど真ん中です。
攻略したい観光スポット!
金色のプロメテウスの像をバックに記念撮影
その1.なにはなくともあの場所で記念撮影!初めての人は5番街の49丁目と50丁目の間にあるプロムナードから歩き始めましょう。真正面にアイススケートリンク、GEビルと一番ロックフェラーセンターらしい図が眺められます!メディアによくロックフェラーセンターとして登場し、ロックフェラーセンターの核ともいえるのがこのGEビル。名前は知らなくても実物を見るとピンとくるはずです。
その2.絶対はずさないクリスマスツリーロックフェラーセンターを有名にしたクリスマスツリー。クリスマスツリーはGEビルの前のセンタープラザに飾られます。毎年11月末から12月初旬に点灯式があり通常翌年の1月中旬までツリーが楽しめます。防寒対策を万全にして夜のライトアップされたツリーを見に行きましょう。またクリスマス時期にNYへ来れなくてもセンタープラザは夏のファーマーズマーケットを始め年間を通してイベントが楽しめる場所です。是非チェックしてみて下さいね。
(2011年のツリー点灯式は11月30日)。
ツリーがない時はこんな感じです
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夏のファーマーズマーケット
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ピタリと決まる夜景ショット
その3.あの観光スポットを違った角度から見てみよう!「トップ・オブ・ザ・ロック」夜もお楽しみがあるロックフェラーセンター。ライトアップされたプロムナードやロックフェラープラザの撮影もいいのですが一番のオススメは展望台の「トップ・オブ・ザ・ロック」。北にセントラルパーク、南にエンパイアーステートビルとニューヨーク名物が一望できる贅沢な眺めが自慢です。日没少し前から行けば昼間のセントラルパークとエンパイアーステートビルが真正面に見える夜景と両方楽しめます。きっとベストショットの連続です!
セントラルパークの眺め
展望台はガラス張りの67階と69階と屋外の70階と3段階。チケット1枚で全てのレベルに行けます。67階は屋内休憩所にもなっていて、寒い日は暖房の効いた室内から景色を眺めることができほっとします。ガラスもフェンスもない70階は写真撮影に最適です。
営業時間:8:00-24:00(最終の上りエレベーターは23:00)
料金:大人一人$25.00。*2011年10月時点。
チケットは時間指定の前売りをしているので昼間周辺に来た際に夜の分を購入し、戻ってくれば待ち時間のセーブになります。ネットでも購入可能。チケット売り場にその日の日没予定時刻と天候も記されています。またMOMA入館料とセットで$38.00のチケット等お得なチケットも販売しています(*価格は2011年10月現在)。
その4.時間があったらアイススケートしてみる?「アイススケートリンク(ロウアープラザ)」営業時間:(月-木)9:00-22:30、(金・土)8:30-24:00、(日)8:30-22:00
入場料:大人(月-木)$10.00、(金-日) $14.00、(ランチタイムスケート:祝日を除く月-木の11:30-13:00) $6.00、スケート靴レンタル$8.00 (*2011年10月現在)
10月中旬から4月までオープンのアイススケートリンク。カップルや子供からきちんと衣装を着て練習している人までいてそのギャップが面白い。アイススケートリンク正面の階段を右側に下りた最初のドアにアイススケート受付があります。お昼休みに体を動かすことが好きなニューヨーカーのためにランチタイム料金も設定されています。ロッカーも完備。アイススケート以外の季節は気持ちのよい屋外カフェに変身です。
(*2011年は10月15日オープン)
その5.もっともっとロックフェラーセンター
●アートの宝庫
ほとんどのビル入口、ロビーは壁画や彫刻で装飾され凝った造りになっています。ロックフェラーセンターのアートを紹介するツアー(有料・英語)もあり。
●NBCツアー
アメリカのテレビ番組が好きだったらぜひ訪れたいテレビ局ツアー。テレビドラマのDVDも売っているギフトショップも併設。
●ラジオシティミュージックホール
ロケッツでおなじみのクリスマススペキュタクラーは冬の風物詩。
食事処なのに見落としがちです。
地下鉄駅とも直結しているコンコース
腹ごしらえにちょうどいい!約40店舗のレストランとファーストフード5番街ショッピングで困るのが気軽に入れるファーストフードやカジュアルレストランが見つからないこと。ロックフェラーセンターはそんな時の強い味方。GEビルの地下にはアイススケートリンクを囲むようにパブリックスペースとレストランがあります。もっとお財布にやさしいお店をご希望ならその先にある地下街がおすすめ。地下をそのまま6番街に向かって歩くとコンコースと呼ばれるファーストフード店中心の地下街が広がります。ニューヨークではおなじみですが日本にないお店ばかり。周辺で働く人達にまじってのランチでニューヨークらしさを体感できますね。ただし地下コンコース内のお店は平日は市内よりも早い午後8時頃終了、日曜日はお休みが多いので注意して下さい。
ついつい見過ごしてしまう?!
身近なブランドが中心のショッピング街
すぐ近くに5番街があるせいか素通りされやすいロックフェラーセンターのショップ。実はロックフェラーセンターにはロクシタン、Jクルー、バナリパ、マイケルコーズ、コーチと日常使いのショップを中心に100店舗が点在!ほとんどが路面店ですが地下のコンコースも忘れずに。ぐるっと一周してみるのもいいですね。プロムナードにあるレゴショップ内にはレゴ製のロックフェラーセンターのアートがありなかなかカワイイですよ。
いかがでしたか?ミッドタウンの中心に位置し、旅行客にもニューヨーカーにも便利でマルチな活躍をするロックフェラーセンター。皆さんもロックフェラーセンターを楽しんでくださいね。以上、ロックフェラーセンターからニューヨークナビでした。