エッジ・ニューヨーク

ジ・エッジ・ニューヨークThe Edge New York

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高さ約335メートル、屋外では西半球で一番高い所にある展望デッキ。360度の眺めとガラス張りの床が自慢。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2020年、ニューヨークに新たな展望デッキ、エッジ・ニューヨークがオープンしました。ハドソンヤードの100階に位置し、西半球で一番高い所にある屋外展望デッキです。しかも、デッキがビルから突き出た形になったユニークな造りになっているんですよ。実はこちら、3月11日にオープンしたんですが、新型コロナウィルス感染対策のため、オープン直後から一時休業を余儀なくされていました。経済再開が始まり、約6ヶ月後の2020年9月2日に再オープン。そんなわけで、2020年9月2日がほぼ本格オープンですね。
それでは、ニューヨークの新名所、エッジ・ニューヨークをご紹介します。

空中に突き出たタイプの屋外デッキ

エッジが注目されている理由はすでにあるエンパイアーステートビル、ワン・ワールドオブザーバトリー、トップ・オブ・ザ・ロックなどとは少し違う展望デッキだからなんです。まず、ユニークな点がビルの屋上を利用した展望台ではなく、大きな三角形のバルコニー型屋外デッキになっていることですね。下から見ると尖がっているのがよく分かります。エッジとはピッタリなネーミングです。さらに、高さは約335メートルとワン・ワールドオブザーバトリーとエンパイアーステートビルよりも低いんですが、屋外デッキとして西半球で一番高い場所にあります。
また、ニューヨークのランドマークであるエンパイアーステートビル、クライスラービル、ワン・ワールドセンター、セントラルパーク、自由の女神の全てが一カ所で見ることが出来るのはここだけです。

場所はハドソンヤード

ハドソンヤード全景

ハドソンヤード全景

最寄り駅:地下鉄7番線 34丁目・ハドソン・ヤード駅

ハドソン・ヤードはマンハッタンの西側34丁目付近に開発されたショッピングモール、オフィス、高級アパート、ホテルなどがある複合施設です。2019年3月にオープンしたショッピングモールとヴェッセルも話題となりました。エッジ・ニューヨークはショッピングモールと同じビルの100階です。入口は外とモール内の計2カ所にあります。外からはショッピングモール正面入口の向かって左側にあります。モール内の入口は4階のシェイクシャック隣に位置しています。モールの中にはEdgeの案内もあります。
外の1階入口

外の1階入口

ヴェッセルのある中庭に入口はあります。

ヴェッセルのある中庭に入口はあります。

モール内はEdgeの案内表示があります。

モール内はEdgeの案内表示があります。

モール内4階の入口

モール内4階の入口

営業時間とチケット購入方法

4階のチケットマシン

4階のチケットマシン

営業時間:午後12時から午後8時まで(2020年9月現在)
年中無休です。ただし、悪天候時は休業することがあります。
■チケット代(General Admission):大人一人$36.00
新型コロナウィルス感染防止のため、現時点では日時指定の事前購入制です。オンラインで予約・購入出来ます。ウエブサイトは日本語もありますが、ナビがチェックした時は営業時間がアップデートされていませんでしたので英語サイトも併せて確認することをおすすめします。チケットは基本的には払戻・変更不可ですのでご注意くださいね。ただし、新型コロナウィルス検査で陽性、入場時に体温チェックに引っかかってしまった場合は変更・払戻が出来るそうです。
チケットを購入するとEメールでEdge Order Confirmationが届きます。当日、入場に必要ですのでこのメールは大切に保管しておきましょう。
混雑する時間帯は夕暮れ時です。夕暮れを狙うなら日没1時間前を目安にチケットを予約しましょう。一旦、入場した後は時間制限はありませんので夕暮れ1時間前から行けば、日中、沈んでいく夕陽、夜景と移り変わる景色が楽しめます。

入場はスマホでチケットを提示

入場時にEメールで受け取ったチケットを提示します。スマホで提示でもいいですし、あらかじめ印刷したものを提示でも構いません。
ナビは4階から入場し、2カ所でチケットの提示を求められました。1回目はすんなりスマホで提示したのですが、2回目は電波が届かずもたついてしまいました。なお、チケットは入口にあるチケットブースで予約確認番号や名前を伝えると印刷してくれます。入場時に体温チェックと簡単なセキュリティ検査があります。食べ物はミネラルウォーターやボトルの飲み物以外は持ち込めませんのでご注意くださいね。

4階入口にはギフトショップも併設されています。なお、ギフトショップは100階にもあります。帰りも4階に戻るので、荷物になりますし時間によりますが戻ってきてからお土産探しのほうがいいでしょう。
4階のチケットブース

4階のチケットブース

4階併設のギフトショップ

4階併設のギフトショップ

エレベーターで展望デッキへ

エレベーター内

エレベーター内

それでは、いよいよ展望デッキへ向かいます。エレベーターが動き出すと壁一面にハドソンヤードの景色を取り入れたショーが始まります。
乗っている間は52秒で、耳がおかしくなることもなくショーを見ていると本当にあっと言う間に到着します。
エレベーターまでの道のり エレベーターまでの道のり

エレベーターまでの道のり

屋外デッキと屋内デッキがあります

屋内デッキ

屋内デッキ

屋内と屋外で合わせて360度なのでぐる~っと360度ではありませんが、周辺に高層ビルがないマンハッタンの西の端っこに位置しているため視界は開けています。天気の良い日は80マイル(約128キロ)先まで見えるとのことで、遠くになだらかな山も見えるほどです。

■屋内デッキ■
エレベーターを降りた階が屋内デッキです。ここからは西側、東側、北側が見えます。ダウンタウン方向の南側は見えません。

屋外デッキ
階段で一つ降りたところがガラス張りの屋外デッキ階です。屋内デッキ階と屋外デッキ階は階段で自由に行き来出来ます。ナビが訪問した時は新型コロナウィルス感染対策のため、屋外デッキもほとんどの部分が一方通行になっていました。

屋外デッキでは屋内デッキからは見えない南側(ダウンタウン方向)が良く見えます。
端っこ体験

景色を眺めだけでなく、ちょっとしたスリル体験が出来るしかけがあるのもエッジならではです。まず、三角形の内角部分にあたる端っこで記念撮影。写真を撮らなくてもこの端っこには立ってほしいですね。ナビはガラスで囲まれてるから平気だよと思っていたんですが、足を踏み入れた時に一瞬ですが、高さを感じました。さらにガラスとガラスの間にあるほんの数センチの隙間から景色を見ると宙に浮いているんだと実感します。

ガラスの床

そして屋外デッキ中程にあるガラスの床もはずせません。こちらも足を踏み出す瞬間はどきっとしましたが、すぐに慣れました。数百メートル下の10番街を車の行き交う様子が見えます。
■売店

デッキには階段状になったシーティングエリアがあり、ここは飲み物とスナックを売店で買った人だけが利用できます。売店ではソフトドリンク、ワイン、クッキーなどが買えます。

■ギフトショップ

屋外デッキと同じフロアーの半分は屋内になっており、ギフトショップもあります。4階のショップにはない100階オリジナルグッズがあるので寄ってみてくださいね。
売店

売店

屋外デッキ近くのギフトショップ

屋外デッキ近くのギフトショップ

広がるのはこんな景色

ニューヨーク付近が一望できます。摩天楼だけでなく、西に広がるニュージャージー州、地平線とアメリカの広さを感じる景色です。ミッドタウンの高層ビル群が近いので夜景も楽しめます。

訪問時に知っておきたいこと


●訪問にはマスク着用必須です。
●無料WIFIあり
●気温が地上より低いので、寒さ対策をしていくことを強くおすすめします。
●下へ降りるエレベーターは屋外デッキ階からも屋内デッキ階からも利用出来ます。ナビ訪問時は屋外デッキ階はエレベーター待ちの長い列がありましたが、屋内デッキ階は全く待たずにエレベーターに乗れました。屋内デッキと屋外デッキは階段で自由に行き来できますので両方の列を比べてもいいかもしれませんね。

いかがでしたか?
エッジのあるハドソン・ヤードはお買い物も出来、ヴェッセルもあり、ハイラインのすぐ近くでマンハッタンの西の端ですが観光スポットが集まっているエリアです。次回のニューヨーク旅行にはエッジを含めたハドソン・ヤードエリアをぜひ訪問してみてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。

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記事登録日:2020-09-14

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スポット登録日:2020-09-14