5＆6月のニューヨーク 【2015年】

こんにちは、ニューヨークナビです。
暖かさが一層増す5月はニューヨークも野外イベントシーズンに突入です。さらに5月はホイットニー美術館、ワン・ワールド・トレードセンター展望台と観光スポットが続々オープンします。そして気になるイベントはパレード、ストリートフェア、野外フードマーケットとふらっと散歩感覚で立ち寄れるものばかり。ぜひナビでチェックして旅行のスケジュールに組み込んでくださいね。これからは日没も遅くなり、日が長くなります。夜景観光はディナー後に計画するといいでしょう。
それでは2015年の5月6月をご紹介します。

気になる天気・気候編

5月になると朝・晩は冷え込む者の日中は汗ばむほどです。服装は薄手の長袖もしくは半袖に重ね着できるようにジャケットの持参をおすすめします。また紫外線対策は入念にしましょう。新緑の5月は花粉症の季節です。ニューヨークの花粉の原因はブナ、白樺、カエデ系。冬が長く降雨量が多いと花粉が良く飛ぶとも噂されています。 今年は4月中旬まで寒い日が続いたので花粉が多いかもしれませんね。なお、日本と違いマスクの着用はしません。例年5月末から6月中旬は日本の梅雨のように雨が続きます。雨具は必ず持参しましょう。道路が水溜りだらけになるため長靴があると便利です。雨が降ると気温 が下がり冷えます。薄手のジャケット、レインコートなどの持参をおすすめします。梅雨があける6月中旬以降はカラッとした観光日和が続きます。6月に訪問される方は雨の日の過ごし方も考えておくと良いですね。

5月　
平均最高気温71°（＝22℃）平均最低気温54°（＝12℃）

6月　
平均最高気温79°（＝26℃）平均最低気温64°（＝18℃）

5月・6月のトピック

●5月1日　ホイットニー美術館　再オープン
アッパーイーストサイドにあったホイットニー美術館がミートパッキングディストリクトに移転します。移転先はハイライン南端のすぐ隣、ガンズボートストリートとワシントンストリートの交差する場所です。なお、5月2日は引越し祝いも兼ねた無料開放デー（ただし数量限定）と美術館のあるガンズボートストリートで無料イベントが予定されています。
【新住所】99 Gansevoort Street　New York, NY 10014
最寄り駅：地下鉄A/C/E/L線　14丁目(14th St)駅。
【入場料】大人22ドル、学生18ドル
開館時間、休館日については下記ウエブサイトを参考のこと。

●5月29日　ワン・ワールド・オブザーバトリ―オープン
新しいワン・ワールドトレートセンターの展望台がいよいよオープンします。100階から102階までの3フロアーからなり、メインの展望フロアーは100階。101階はカフェ、レストランとなっています。お土産屋さんもあります。
チケット前売り中です。チケットの購入は下記ウエブサイトより。

【住所】One World Trade Center
285 Fulton Street (建物はWest Street とVessey Streetの角、入口はWest Streetです。)
最寄り駅：地下鉄E線World Trade Center駅下車。チャーチストリートの出口利用。　

【営業時間】
夏季（5月29日から9月7日）：9:00-24:00(入場券の販売は23時15分まで）
※祝祭日の営業時間はウエブサイトを参考のこと。
夏季以外：9:00-20:00(入場券の販売は19時15分まで)
【入場料】
大人（13歳から64歳）32ドル、子供（6歳から12歳）26ドル、シニア（65歳以上）30ドル、5歳以下の子供は無料

イベント編

●マディソンスクエアイーツ
日時：5月1日から5月28日　午前11時から午後9時
場所：5番街と24丁目と25丁目の間（マディソンスクエアパークの隣）
すっかり恒例になった春と秋に開催されるフードフェスティバル。ニューヨークの話題店・人気店が集まる美味しい野外イベントです。参加店舗はレッドフックロブスターパウンド、モモフクミルクバー、アジアドックなど約25店舗。人気店の味が一度に楽しめるチャンスです。

●ガーメント・ディストリクト・アウトドア・フードマーケット
日時：5月4日から6月14日
場所：41丁目から39丁目くらいまでのブロードウェイ沿い

マディソンスクエアイーツと同系列のアウトドアフードマーケット。ニューヨークの人気店、話題店が出店します。こちらのほうが日本食屋台をはじめ国際的なラインナップです。参加店舗は約30店。タイムズスクエアやブライアントパークからすぐです。

●9番街インターナショナルフードフェスティバル
日時：5月16日、17日午後12時から午後5時
場所：9番街の42丁目から57丁目

恒例になった9番街を屋台が埋め尽くす大々的なフードイベント。今年で42回目。例年300以上の屋台・レストランが参加し、100万人もの人が訪れます。エスニックレストランが多い9番街を反映して多国籍なメニューがそろいます。

●フリートウィーク
期間：5月20日から5月26日まで

水兵さんをねぎらうイベントが開催されます。この1週間はアメリカはもとより海外からの軍艦もニューヨークに寄港します。寄港中の軍艦見学も可能ですよ。街の至るところで水兵さんを見かけます。5月19日にはブライアントパークにて海軍バンドによるコンサートも開催予定。イベントの見どころは5月20日に行われる軍艦によるパレード（時間未定）。またイントレピッド海上航空宇宙博物館で軍艦ツアーも予定されています。

●ガバナーズアイランドオープン
5月23日から9月27日まで

ガバナーズ島はマンハッタンの南に浮かぶ小さな島。夏の間だけ開放されるニューヨーカーお気に入りの夏のスポットです。以前は週末のみでしたが昨年から毎日開放されています。島へはダウンタウンよりフェリーで約10分。フェリーは土日の午前中は無料、それ以外の時間帯は往復で2ドルかかります。ピクニック気分で訪れてみましょう。

●ミュージアム・マイル・フェスティバル
日時：6月9日午後6時から午後9時
場所：82丁目から105丁目までの5番街沿い

6月恒例のストリートフェスティバル。歩行者天国になった5番街にライブミュージックやパフォーマーが楽しさを演出。さらにフェスティバル中は通り沿いの９つのミュージアムに無料で入れます。

●ビッグアップルBBQブロックパーティ
日時：6月13日、14日　午前11時から午後6時
場所：マディソンスクエアパーク、マディソンアベニュー　23丁目から26丁目

肉好きにはたまらない大規模なバーベキュー大会。今年で13回目です。ニューヨークの地元店はもちろんテキサス、メンフィスなどのバーベキューの本場からも含めると17店舗が出店します。色々な種類のバーベキューが楽しめます。お腹を空かせて出かけましょう。お手拭持参をおすすめします。

●マーメイドパレード
日時：6月20日　午後1時スタート
場所：コニーアイランド、パレードは21丁目とサーフストリート発

人魚や海に関連したものに思い思いに仮装した人達が行き交うパレード。露出度が高くて驚きますが楽しいイベントです。例年大混雑しますので早めに到着していたいですね。パレードはもちろん名物のホットドッグをほおばったり遊園地で遊んでコニーアイランドの1日を楽しみましょう！昨年の様子は下記を参考に。

●ゲイプライドパレード
日時：6月28日　午後12時スタート
場所：36丁目と五番街からスタート　

ゲイパレードとしては世界最大。6月のしめくくりイベントです。36丁目と5番街からスタートし、8丁目で西へ曲がります。そのままクリストファーストリートを行進、クリストファーとグリニッジストリートで終了です。

5月・6月のおすすめメニュー

■■10ドル前後で美味しい朝食■■
10ドルを目安にさくっと食べて観光へ繰り出せる朝食グルメをご紹介。王道メニューは目玉焼きやオムレツを挟んだエッグサンド。ドミニクアンセルベーカリーのエッグサンドはブリオッシュと蒸した卵のやさしい味わいです。同じサンドイッチでもNo.7Subはブロッコリーやビーツが具のユニークなサンドイッチが売り。朝食サンドはジャガイモ入りのオムレツのようなフリッタータを挟みボリューム満点です。サンドイッチ以外なら10ドル以下の朝食の宝庫コッペリアへ。別途、税金・チップがかかりますが量も多くてコスパ良し。おすすめはブルーコーンパンケーキ。もう一つの定番スモークサーモンとクリームチーズのベーグルサンドは意外と高いんですよね。ゼイバーズは良心的なお値段でおすすめです。
カッコ内は値段と購入できるお店です。

●パーフェクトエッグサンドイッチ
（5ドル、ドミニクアンセルベーカリー）
●ブルーコーンパンケーキ（7.50ドル、コッペリア）
●朝食サンドイッチ（5～7ドル、No.7Sub）
場所はザ・プラザフードホール。
●スモークサーモンとクリームチーズのベーグルサンド
（5.95ドル、ゼイバーズ）

No.7Subの朝食サンド, le Chiffre

ゼイバーズのベーグル

いかがでしたか？
5月・6月はイベントが目白押しです。まだまだ沢山のイベントがあります。ニュースでも随時アップしていきますのでぜひチェックしてくださいね。
以上ニューヨークナビでした。