コロナ後のニューヨーク旅行!注意したい点をご紹介

コロナで色々なことが変わったニューヨーク。今まで以上に事前の情報収集が大切です。

こんにちは、ニューヨークナビです。
いよいよ皆さんが待っていた海外旅行が可能になりそうですね。旅行プランを考える時のワクワク感、外国の街を歩く楽しみが戻ってくると思うと嬉しいですよね。アメリカはワクチン接種証明書提示が搭乗時に必要ですが、陰性証明書と到着後の隔離は不要です。日本帰国時の要件を別にすれば、到着後は自由に歩き回れるし、お店も元気に営業中で、比較的旅行しやすい目的地の一つでしょう。ただ、コロナで変わったことも多く、皆さんにぜひ知っておいてほしいことがあります。治安のこと、観光の仕方等、今回はコロナ後のニューヨーク旅行で注意すべきこと変わったことをご紹介します。

アメリカ入国・日本帰国

※アメリカ入国要件・日本入国要件ともに感染状況により変わります。最新情報を必ず旅行前にご確認ください。

アメリカ入国はあっさり
ニューヨークに来る際のワクチン接種証明書提示と宣誓書提示は米国入国時ではなく、国際線搭乗時に必要です。なので、ニューヨークの空港に到着後の入国手続きはコロナ前と変わりません。
アメリカへの国際線搭乗時に以下が必要です。
1. ワクチン接種証明書提示
2. CDC(アメリカ疾病予防管理センター)への宣誓書
3. アメリカ滞在中の連絡先登録

日本帰国時の準備
アメリカ出国72時間以内の陰性証明書取得(国際線搭乗時に提示も必要。)
ファストトラック事前登録(強く推奨されています)
日本帰国用のPCR検査はどこで?
日本帰国時に必要な陰性証明書取得はNY在住日本人の間でも当初戸惑いがありましたが、厚生労働省指定の採取方法や書式にいち早く対応してくれた日系医療機関が心強かったです。ナビの周りでは日系医療機関またはJFK国際空港内のアダムスヘルスを利用する人が多いです。いずれも料金は200ドル前後のようです。日系医療機関は事前予約が必要です。ニューヨーク滞在が短い場合は到着後すぐにPCR検査となりますし、混んでいて予約が取れないことも想定し、日本出発前の予約をおすすめします。

何はともあれ安全に旅行したい

コロナで沢山のことが変わったなかで、もっとも懸念されるのがニューヨークの治安の悪化です。2021年1月と2022年の1月を比べると市全体の犯罪は44%上昇、交通機関での犯罪は75%上昇。市でも地下鉄の安全対策をとっているとはいえ、まだ不安な状態です。ナビの周りでも通勤は地下鉄ではなくバスに切り替えている人も多いです。
ニューヨーク市警発表の地下鉄利用時の注意点
1.プラットフォームの端には立たない。
2.常に周囲に注意する。乗車中に眠らない。
3.バッグ等は体の前に持つようにする。
4.スマホやタブレットは他人から見えないようにして持ち歩く。

以上は地下鉄利用時の注意点ですが、街歩き時もスマホやガイドブックを見てばかりではなく自分の周りには常に注意しましょう。

マスク着用ルール、ワクチン接種証明書提示

7月に入りコロナ感染率が上昇中で屋内と屋外でも人混みではマスクをするように市では推奨しています。ただ、屋外ではほとんどの人がマスクは外し、スーパーやショップ等の屋内でマスクをしている人達も減り、今では少数派ですね。マスク着用が必要な場所もありますので、マスクは常に持ち歩くようにしましょう。
マスク着用義務がある場所
1.公共交通機関(地下鉄、市バス、フェリー等)
2.医療機関
※その他の屋内施設は市が定めたマスク着用ルールはないものの、お店・観光スポットで独自に着用義務を設けている場合あり。

ワクチン接種証明書提示は基本的には不要
市としてのワクチン接種証明書提示ルールは無くなりました。ただ、これも独自に続けているスポットがまだあります。ナビもつい最近ワクチン接種証明書提示を求められ、アタフタと提示しました。特に劇場や観光スポットは事前にウエブサイトで確認しておきましょう。ワクチン接種証明書はスマホに写真を撮ってアップしておくと良いです。

消毒液(ハンドサニタイザー)
感染対策として消毒液を設置しているスポットが多いです。ただ、使おうと手をかざしても消毒液切れのことが少なくないので、小さなボトル入り消毒液やお手拭きは常に持ち歩きましょう。

観光は事前の情報収集が大切

営業時間の変更に注意
せっかく行っても休業だったら観光が楽しめないよねと不安になるでしょう。ニューヨークは観光スポットもショップも飲食店も営業しており、その点は心配はないです。もちろん、コロナの影響でつぶれてしまったお店もあります。また、営業していても営業時間を短くしたパターンは多いです。例えば、以前は午前7時に開店していたのに今は午前8時開店、以前は午後11時閉店だったけど午後10時等。あるいは週7日営業ではなく週5日営業等に変更したスポットもあります。旅行前に行きたいスポットのホームページで営業状況を調べることが観光充実の鍵です。
事前予約制が増えた観光スポット
コロナ後は事前予約制を取り入れた観光スポットが増えました。また、美術館では日時限定のPay What you wish(自分の好きな金額だけを支払うシステム)でも事前予約が必要な場所もあります。なお、無料開放日が魅力だったニューヨークの美術館ですが、無料開放はニューヨーク在住者のみに変更した場所もあります。興味のある美術館や博物館は事前に情報収集しておきましょう。

キャッシュレス化進む
コロナ禍で加速したのが現金離れですね。もともとカード社会でしたが、今やカード払いやアップルペイ等が普通です。バスや地下鉄もクレジットカードをかざすだけで支払いが出来るOMNYが普及し、キャッシュレス化が進んでいます。なお、ニューヨーク市のルールでは支払にキャッシュレスのみは禁止ですが、実際は現金は受付けないスポットも存在します。

飲食店の変化

事前予約
ファーストフード、コーヒーショップ、小さな食堂等は不要ですが、レストランの事前予約は強くお勧めします。とくにディナー、ブランチは必須です。予約方法はオンラインが一般的で、代表的な予約ウエブサイトはOpen Table, Resyです。通常、各レストランから予約サイトに飛ぶようになっています。オンラインで希望の時間が満席でも思い切って電話してみると空席があることもあります。
メニューはQRコードから
コロナ禍で接触を少なくするために登場しました。紙のメニューはなく、テーブルやレジにあるQRコードをスマホで読み取りメニューにアクセスするパターンです。まだ少数派ですが、メニュー来ないなぁと思っているとQRコード読み取り方式だったりします。スマホを持っていない、不具合等でQRコードが読み取りできなければ紙のメニューをくれます。

アウトドアダイニング
コロナ禍で起きた楽しい変化の一つですね。最初は感染対策のため苦肉の策で設けたアウトドア席も今ではすっかり定着し、なくてはならない存在です。ニューヨークのストリートはアウトドアダイニングだらけです。「外なのにこんなに凝ったデコレーションしてるんだ。」と目を引くお店が多いんですよ。レストランの創造力に驚きつつ、外でお喋りと食事を楽しんでいるニューヨーカーを見ていると旅行気分が一気に盛り上がるはず。街歩き途中で写真だけ撮るのもありですよ。ナビも食事はしなくてもついつい写真撮ってしまうことが多いです。

コーヒーのミルクセルフサービスと無料パンサービスに異変
コロナ禍で消えたのがコーヒーショップのミルクセルフサービスです。以前はミルクがカウンターに置いてありコーヒー購入後、自分でいれることができました。不特定多数の人が触るため、感染防止としてこのシステムはほとんどのお店から消えました。今はコーヒーオーダー時にミルクの希望を伝えます。
もう一つの変化は、レストランの無料パンサービスを止めたレストランが出てきています。コロナ前から高級店を中心にパンとバターのセットで5ドル等と有料になっていましたが、有料パンを見る機会が増えました。もちろん、まだ無料のパンサービスをしているレストランも多いです。

コロナ中にオープンしたスポット

コロナでも新しいスポットがオープンしています。特に展望台系ではエッジとサミット・ワン・ヴァンダービルトと2つもオープン。エッジは西半球で一番高い場所にある屋外展望台、サミット・ワン・ヴァンダービルトは景色とライトショーの総合エンターテイメントです。また、ハドソン川に登場した浮島のリトルアイランドも絶対訪れたいスポットです。
エッジ(2020年オープン) エッジ(2020年オープン)

エッジ(2020年オープン)

リトルアイランド(2021年5月オープン) リトルアイランド(2021年5月オープン)

リトルアイランド(2021年5月オープン)

サミット・ワン・ヴァンダービルト(2021年10月オープン) サミット・ワン・ヴァンダービルト(2021年10月オープン)

サミット・ワン・ヴァンダービルト(2021年10月オープン)

ハリー・ポッター・ストアー

ハリー・ポッター・ストアー

クリスピー・クリームドーナツ・タイムズスクエア

クリスピー・クリームドーナツ・タイムズスクエア

いかがでしたか?
現時点ではニューヨークに行くのは簡単だけど、日本に戻る時が難しいかもしれませんね。それでもナビはお店の紹介記事を書きながら、やはり皆さんにニューヨークを歩いてほしいし、ニューヨークの味を食べて欲しいほしいといつも思っています。
以上、ニューヨークナビでした。







上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-07-05

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