メトロポリタン美術館

ザ・メトロポリタン・ミュージアム・オブ・アートThe Metropolitan Museum of Art

閉店・移転、情報の修正などの報告

世界3大美術館の一つ。重厚な建物、一言ではかたれない魅力。ニューヨークではずせない観光スポットとして存在感あり。

こんにちは、ニューヨークナビです。今日はメトロポリタン美術館を紹介しましょう。地元ではMet(メット)の愛称で親しまれている美術館。この美術館の一番の特徴は、世界各地の芸術、文明を先史から現代までカバーしているジャンルの広さ!建物は5階建ですが見学の中心は1階と2階。訪れる時は歩き安い靴で、大きな荷物はクローク(無料)に預けましょう。広い美術館の必見スポットと魅力をさっそくご案内いたします。

いよいよ入館

5番街と82丁目の階段を上って正面玄関から入ると中央にインフォメーションデスクがある大ホールがあります。ここで日本語の案内図をもらいましょう。美術館へは大ホール内正面と左右の3箇所にあるAdmissions(チケット売り場)で入館料を払い入ります。
正面玄関

正面玄関

チケット売り場

チケット売り場

大ホール

大ホール

1階

●必見その1!エジプト美術館
大ホール向かって右から入館。ミイラや壁画など3万点以上のコレクションも見逃せませんが、一番の必見はデンドゥール神殿。エジプトの神殿を再現した広くて明るい空間は、アメリカならではのスケールの大きさを感じます。
美術館の自慢、デンドゥール神殿

美術館の自慢、デンドゥール神殿

●必見その2!アメリカンウィング
(2011年の秋まで改装中のため1階と中2階のみ見学可能)
エジプト美術の隣り。アメリカ絵画、家具・調度品、ティファニーのステンドグラスが見所。ここでも多くの彫刻とステンドグラスに囲まれたホールが気持ち良く迎えてくれます。
豪華な調度品

豪華な調度品

カフェも併設されているホール

カフェも併設されているホール

古代ローマ史のおさらいをしたくなる

古代ローマ史のおさらいをしたくなる

時間が許せば行ってほしい!1階編

アメリカンウィング隣りの武器・甲冑館。
日本の冑、鎧は日本国外では一番充実しているそう。

●近代・現代美術館
ピカソ、マティス、ロックウェル、モディリアーニ。近代美術に詳しくなくても楽しめる作品が中心。中2階と2階にも近代・現代美術館の続きあり。

●ローマ・ギリシャ彫刻館
大ホール向かって左から入った位置。明るいホールには約3万5千点の展示物。

●ロバート・リーマンコレクション
カフェテリアへ行く途中1階奥にあり、リーマン氏のプライベートコレクション。ルノワールをはじめとした名画が見れる穴場。
騎馬の広場(甲・冑館)

騎馬の広場(甲・冑館)

近代美術にもかなり重点がおかれている

近代美術にもかなり重点がおかれている

2階

重厚な階段を歩いて2階へ

重厚な階段を歩いて2階へ

●必見その3!ヨーロッパ絵画
1階の大ホール正面から大きな階段を使って2階へ行くと美術館目玉の一つ、12世紀から18世紀のヨーロッパ絵画に到着。フェルメール、レンブラント、ルーベンスなど、ヨーロッパ絵画の巨匠の絵がまんべんなく揃っているのはさすが。
有名展示絵画:水差しを持つ若い女(フェルメール)や女占い師(ラトゥール)。
美術史の授業で習ったような作品ばかり

美術史の授業で習ったような作品ばかり

フェルメール作品は5点所有

フェルメール作品は5点所有

絵画数は数千点。ポイントをしぼって見学をしましょう。

絵画数は数千点。ポイントをしぼって見学をしましょう。

●必見その4!19世紀ヨーロッパ絵画
ドガ、モネ、ゴーギャン、ルノワール、ゴッホ等の印象派中心。
有名展示絵画:サンタドレスの庭園(モネ)、シャルペンティエ婦人と子供達(ルノワール)、糸杉(ゴッホ)、自画像(ゴッホ)。
ギャラリーで熱心に語り合う

ギャラリーで熱心に語り合う

デートスポットにも良いです

デートスポットにも良いです

※ヨーロッパ絵画と19世紀ヨーロッパ絵画は画家別に展示されています。この2箇所の詳しい案内図(英語)があるのでインフォメーションセンターでもらいましょう。
スケールの大きな壁画は希少価値大

スケールの大きな壁画は希少価値大

☆時間が許せば行ってほしい!2階編

●日本、中国、東南アジア美術 
特に中国館ははまってしまいそう。
キプロス美術、中近東美術 
日本では見る機会が少ない地域の文化にもふれたい。

屋上

●必見その5!ルーフトップカフェ
(4月末~10月末までの季節限定)
展示コーナー兼カフェになっている屋上。緑の絨毯のようなセントラルパークとマンハッタンの眺めは最高。夕日もおすすめ。1階のヨーロッパ彫刻・装飾美術を抜けたあたりにあるルーフトップカフェ行きのエレベーターを利用しましょう。
展示内容は毎年変わります

展示内容は毎年変わります

まだある!知っておきたいこと

アフリカ館のホール

アフリカ館のホール

●数々のホール
館内には例えばエジプト美術のデンドゥール神殿のように各館にホールや広間があります。中国美術では中国庭園を再現し、日本美術では畳の間も。神秘的かつ見学中の癒しです。
バラエティに富んだ料理がある地下1階のカフェテリア

バラエティに富んだ料理がある地下1階のカフェテリア

●カフェ・レストラン
地下1階にサンドイッチ、中華、寿司まであるセルフサービスカフェテリアがあります。他にもフルサービスレストランもあり、その時の気分で選べます。
メインのギフトショップ入口

メインのギフトショップ入口

●ギフトショップ
メインのギフトショップは一階大ホールに、また各展示物にちなんだ小さなショップが点在。後で戻るのは大変、気に入ったものがあったら即買いが鉄則。時間がなくてもメインのギフトショップはお土産、画集の宝庫なのではずさないでね。

複数で行ってもそれぞれ自分の興味のある物が見れる幅広いコレクションはうれしいです。リピーターなら日本であまり見ることのできない展示物、特別展もチェックしたいですね。以上ニューヨークナビでした。
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記事登録日:2011-02-13

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-02-15

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