■ニューヨークの通貨、両替事情

両替は日本?ニューヨーク?どっちがいいの?

アメリカのお金の種類は?


アメリカの通貨は ドル
「$」、「USD」と表示されます。

1ドルより小さい単位は セント
1ドル=100セントです。99セントは 99¢、$0.99 と表示されます。

硬貨は1セント、5セント、10セント、25セントが一般に使われています。あまり流通していませんが50セント、1ドル硬貨もあります。地下鉄のおつりとして出てくる1ドル硬貨は地下鉄以外でももちろん利用できます。
それぞれ名称があり、1セント=Penny(ペニー)、5セント= Nickle(ニッケル)、10セント= Dime(ダイム)、25セント= Quarter(クオーター)と呼ばれています。
1セント、5セント、10セント、25セント硬貨

1セント、5セント、10セント、25セント硬貨

地下鉄のおつりでもらえる1ドル硬貨

地下鉄のおつりでもらえる1ドル硬貨

紙幣は1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの6種類があります。全種類、同じ色、サイズなので間違えないようにしましょう。とくにおつりは必ず確認を。
紙幣表

紙幣表

紙幣裏

紙幣裏

アメリカのATM(現金自動支払機)からは通常20ドル紙幣のみの払い出し。だから流通は20ドル以下の紙幣がメインです。以前に比べて最近は100ドル紙幣を受け取り拒否をするお店はだいぶ減りましたが、それでも100ドル紙幣をくずす目的の小額の買い物、タクシーでの支払いは受け取り拒否をされることがあります。

ドルへ両替

アメリカドルへは銀行、両替所、ホテルで換金できます。両替所は空港、タイムズスクエアなどの観光名所にいくつかあります。タイムズスクエア周辺の両替所は朝7時30分頃から夜11時過ぎまで開いています。しかし、どの両替所もレートが悪いうえに手数料もとられるので、最終手段として利用する以外はおすすめしません。

タイムズスクエア周辺の両替所

タイムズスクエア周辺の両替所

レート交換率表

レート交換率表


〈日本で両替してくるべきか?実際のレート検証〉
一般的には日本で両替してくるほうがお得です。
ためしに新聞紙上で円相場が$1.00=82.77円 のとき、観光名所周辺の両替所と銀行でレートチェックしてみました(*2010年末現在)。

►観光名所周辺の両替所にて
両替所の表示は$1.00=91.5円
手数料もかかるので1万円を両替したらいくらになるかと聞いたところ、1万円=$87.00との答えが。
手数料は両替した金額に対してパーセンテージで請求されます。

銀行でも両替可

銀行でも両替可

►銀行にて
某銀行窓口に確認したところ、手数料の10ドルを引いて、1万円=$105.00
銀行窓口を利用したほうが、レートは両替所よりいいです。
ただし営業時間が限られているし、1回の換金限度額も設定されています。
また手数料は1回の両替で10ドルなど、固定制が多いです。


日本円からドルへ両替可能な銀行
Chase(チェース銀行)
CitiBank(シティバンク)
TDBank(ティディバンク)
などなど。

レイトの見方
※日本円をドルへ両替する時 → Buyの金額を見ます。1ドルあたりの日本円が安いほうが得。
※ドルを日本円へ両替する時 → Sellの金額を見ます。1ドルあたりの日本円が高いほうが得。

両替は「日本円xx円を両替したらドルではいくらになるの?」と金額を確認してからにしましょう。

こんなものまでもカードで購入?!

アメリカはカード社会です。クレジットカードをはじめデビッドカードの利用も日常茶飯事。アメリカ人はコーヒー一杯から地下鉄のメトロカード、ランチのサンドイッチと高級品を買うのではなく現金を持ち歩く代わりにカードを利用します。ビザ、マスターがメイン。高級店になるとアメックスのみというお店もあります。JCBは日本人利用の多い店では利用できます。小さなお店では「クレジットカードは$10.00以上から利用可」というお店もあります。買い物で利用しなくてもホテルチェックイン時にカードの提示が必ず求められるので、1枚は持ってきましょう。クレジットカードがない場合、デポジットとして高額の現金をチェックイン時にフロントデスクに一時的に支払う必要があります。何もなければチェックアウト時に返金されます。
ベーグルもカードで支払のはあたりまえ

ベーグルもカードで支払のはあたりまえ

各種クレジットカード利用可

各種クレジットカード利用可

長期滞在の場合

長期滞在の場合は多額の現金を持ち込むよりも国際キャッシュカードの利用のほうがいいかもしれません。

►国際キャッシュカード
日本国内口座から現地通貨を引き出せる便利なカード。日本国内で使用しているキャッシュカードがそのまま海外で使えることもあるので、国際キャッシュカードを別途発行する必要があるのか、出発前に自分の金融機関に確認しましょう。
関連タグ:ドルセント両替カード

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-05-02

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