【話題のホテル宿泊レポート】ヴァージン・ホテル・ニューヨーク

2023年2月のオープンしたてに宿泊!ニューヨークらしさとヴァージンらしさがまざったスタイリッシュなのに居心地のよいホテルでした。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2023年2月1日にニューヨークにヴァージンホテルがオープンしました。
毎年、さまざまなホテルがオープンするニューヨークでも、あのリチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループということでオープン前から話題になっていたんですね。オープンのニュースを聞いてからずっと楽しみにしていたナビは早速、オープンした週末に宿泊。お部屋は個性を前面に出していないのに独特な雰囲気で流石と感じましたね。部屋からの眺めも良く、好立地とニューヨークを常に楽しむことが出来るホテルです。
今回は出来立てほやほやに宿泊したナビのヴァージンホテル・ニューヨーク宿泊体験をお届けします。

ホテルの建物も新しいんです

ホテルはビル自体も新しいため近代的です。
おなじみのヴァージンのロゴと、ヴァージングループが展開している航空会社やクルーズなどの写真が外壁に描かれていますが、外観のぱっと見は予想していたよりもおとなしめです。
シンプルなロビー

入ってすぐがロビーです。思っていたより薄暗く、チェックインデスクとベンチシートとソファーがあるだけで拍子抜けするくらいシンプルです。くつろぐよりもチェックイン・チェックアウト専用なんでしょうね。出入りするごとにチェックインデスクの人達が必ず声をかけてくれます。なお、チェックアウト後も荷物を預かってくれるサービスがあります。
エレベーターの使い方で少し迷う

こちらのホテルは後ほど詳しく説明しますが、最先端テクノロジーを取り入れているんです。エレベーターも乗る前に移動階を押す方式です。ナビの宿泊階である23階が、最初の画面に表示されていなかったので戸惑いました。よく見ると画面スワイプで次の画面が表示されるようになっていました。
エレベーターホール

エレベーターホール

廊下

廊下

センスの良さが漂うお部屋

今回宿泊した部屋タイプ:Sky Chamber king Empire view
ホテルに到着して部屋に入る瞬間はいつもワクワクしますね。赤いドアを開けると、正面の窓から見えるマンハッタンの眺めにおぉ~と感動。
部屋全体は赤をアクセントにゴテゴテしておらずスマートな雰囲気。それなのに色合いと丸みを帯びた家具から柔らかさも感じて落ち着きます。こじんまりしていますが、天井から床までの大きな窓のため窮屈な感じは全くなしです。また、ワークデスクがなく「ニューヨークで遊ぶぞぉ」と思わせてくれる部屋でしたね。ユニークなのが奥のベッドルームと入口すぐのスペースを仕切る引き戸。ベッドルームからバスルーム方面を見ると引き戸のため、そこだけ日本のアパートのようです。閉めた状態のバスルーム側の引き戸にはお出かけ前のコーデチェックに欠かせない姿見がありました。
ベッドルーム方向からの眺め

ベッドルーム方向からの眺め

バスルームエリアが独特
個性を感じたのがドアを開けてすぐにあるバスルームやクローゼットコーナー。
ナビはこのエリアにすっかりはまりました。右手は洗面台を中央に独立したトイレとシャワーブース、左手はドレッサーを中央にオープンクローゼットが2つと独特な造り。シャワーには使い分けできるようにレインシャワーとハンドシャワーの両方あります。バスタブは残念ながらありませんが、座ってシャワーを浴びられるようになっていました。ドレッサーと洗面台で鏡が2つ、クローゼットも2つあり、2人で宿泊しても便利だと感じましたね。クローゼットには靴入れもありました。なお、ベッドルームにはスーツケースを広げるスペースはなく、スーツケースを広げるとしたらこのバスルームエリアですね。ただし、スーツケースを広げたら歩くスペースがほとんどなくなっちゃいます。
トイレ

トイレ

シャンプー、リンス等

シャンプー、リンス等

洗面台

洗面台

ドレッサー

ドレッサー

シャワーブース

シャワーブース

オープンクローゼット

オープンクローゼット

日中

日中

気になる眺めは?

今回の部屋はその名の通り、大きな窓からニューヨークのシンボルの一つであるエンパイアーステートビルがど~んと見えます。ベッドに横になってもエンパイアーステートビルは見えるので、ゴロゴロしながら眺めていました。興奮していたナビは寝つけず午前2時のエンパイアーステートビルの消灯を見送ってから眠りました。なお、ホテルはオフィス街にはないため、ミッドタウンほどきらびやかな夜景ではないです。でも、外に行かずともニューヨークの眺めを堪能できるのはやはり楽しいですね。なお、この部屋タイプは東側向きのため、朝は天気が良ければ朝陽も見ることができます。

アメニティ紹介

部屋の片隅にはSMEG社の赤色のミニ冷蔵庫が置いてあります。この冷蔵庫は自分用に買いたくなる可愛さ。冷蔵庫にはビール、ワイン、シャンペン、ソフトドリンク等でぎっしり。料金はコーラ6ドル、ポテトチップス8ドル等です。無料のお水はありませんが、エスプレッソマシンはあります。

その他
セキュリティボックス
バスローブ
アイロン、アイロン台
ヘアードライヤー
傘(開くと裏がイギリス国旗柄です!)
ヨガマット
スリッパ(備え付けではなくリクエストするともらえます)

館内施設ご紹介

ナビが宿泊したのはオープン直後で、まだ最上階のバー、4階のレストランはオープンしていませんでした。またププールサイドバーも後日オープン予定です。
Everdene
3階にあるレストラン兼バーです。3階と4階をつなぐ中央の赤い階段がとても印象的。ナビが宿泊したときは朝食から深夜まで一日オープン。朝は明るい陽射しの中で朝食、夜はムード満点な中でカクテルが楽します。インドア席も豊富ながらテラス席もかなり広いです。テラス席からはエンパイアーステートビルが見えるので夏の夜はニューヨーカーで混みそうな予感です。日中は観光して、夜はこのバーで過ごすのも一日のシメとしておすすめです。宿泊しない人も夜ふらっと来て飲むのもいいですね。

ジム

5階にあります。ガラス張りで明るくて気持ちよく運動できそうでした。エンパイアーステートビルを眺めながらエクササイズも素敵です。

最先端テクノロジーを取り入れたシステム

カードキー

カードキー

アプリ
ヴァージンホテルはLucyと名付けられたアプリを宿泊に取り入れていています。チェックイン日が近づくとホテルからLucyをダウンロードしましょうとメールが届きました。ナビはダウンロードしませんでしたが、Lucyで出来ることは、チェックイン(当日チェックインデスクに立ち寄り不要)、部屋の選択、スマホが鍵代わり、ルームサービスオーダー、部屋の温度コントロール、部屋の照明コントロール等、多彩です。まさに先端テクノロジーですね。もちろん、ナビのようにアプリをダウンロードせず、チェックインカウンターでチェックインし、カードキーを受け取る従来型でも滞在は十分楽しめます。

周辺の様子は?

コリアンタウン

コリアンタウン

最寄り地下鉄駅:地下鉄R/W線28丁目駅
ホテルはブロードウェイと30丁目の角です。
地下鉄駅は他にも34丁目・ヘラルドスクエア駅が徒歩2分以内。JFK国際空港への電車発着地ペンシルバニア駅も徒歩10分弱。
ホテルウエブサイトにはノマド地区にあるとなっていますが、コリアンタウンの裏って感じです。韓国料理や韓国ベーカリーがずらっと並び食べることには不自由ないですね。ただ、ホテル目の前は雑貨系の問屋が並び少し殺伐としています。特に人通りが少なくなる夜は寂しく感じてしまいそうです。
立地的には地下鉄駅がすぐ近くなうえにエンパイアーステートビル、メイシーズも徒歩5分以内。南に歩けばマディソンスクエアパーク、イタリーが徒歩10分以内。北へ足を伸ばせばタイムズスクエアエリアやロックフェラーセンターの人気スポットも徒歩20分程。南北どちらに行くかによって全く雰囲気の違うニューヨークが楽しめます。最初はホテル周辺の雰囲気にとまどうかもしれませんが、市内どこへでも効率的に動けるホテルです。
ホテルの目の前の通り、30丁目

ホテルの目の前の通り、30丁目

ブロードウェイ

ブロードウェイ

いかがでしたか?
アメニティが沢山置いてあるとか、映えを意識したとかの凝り方ではないのに魅力的な部屋でした。大きな窓から光がたっぷり入るのも気持ちよくて居心地も良かったです。立地も抜群ですので、皆さんもぜひ機会があったら泊まってみてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-03-05

ページTOPへ▲