寒いけど行きたい!ニューヨークのホリデーシーズンが満喫できるクリスマス版縁日。
こんにちは、ニューヨークナビです。ニューヨークもキラキラのクリスマスシーズンに入り、市内各地でホリデーマーケットと呼ばれるクリスマス市が続々とオープン。暗くなるのが早いこの時期の夜のお出かけスポットととして誰もが楽しみにしているんですよ。特に今年はブライアントパークのホリデーマーケットが例年以上にスケールアップして盛り上がっています。ミッドタウンの中心に可愛い物も美味しい物もたくさんあるんですよ~。それではニューヨーク市内最大規模を誇るブライアントパークのホリデーマーケットの見どころをご紹介します。
■
場所はミッドタウンブライアントパークは5番街と6番街の間、40丁目から42丁目までのブロックにあります。タイムズスクエアからもグランドセントラル駅からも徒歩5分前後です。
■
ホリデーマーケット日時期間:2016年10月29日から2017年1月2日まで。
営業時間:(月―金)11:00-20:00, (土日)10:00-20:00他のエリアのホリデーマーケットは12月24日で終了しますがブライアントパークのホリデーマーケットは年明けまでオープンしています。サンクスギビングデー、クリスマスはお休みです(店舗によります)。
■
店舗数は飲食店も含め177店。たっぷり時間をとってお出かけください。園内の公園公式ショップ、Park Shop and Info(6番街と41丁目付近)でホリデーマーケットの地図が貰えます。
■お店に明かりが灯る夕方以降の雰囲気が素敵でおすすめです。■
クリスマスツリーもあります。
公園の東側にクリスマスツリーがあります。全体が青っぽくライトアップされて風情があります。ライトアップは12月2日から始まり、1月初旬まで飾られます。
■アイススケートリンクもあります。
例年、ホリデーマーケットと同時にアイススケートリンクもオープンします。アイススケートリンクの営業は10月末から翌年の3月までです。アイススケートリンクがオープンしている間はホリデーマーケットも含めて公園全体をウィンタービレッジと呼びます。少し離れた場所から見ると本当に村の様に見えるんですよ。
■防寒対策は万全にしましょう。
絶対ほしくなる雑貨
公園内のスケートリンクをぐるっと囲むようにお店が並んでいます。雑貨店は屋台形式ではなく小屋タイプです。暖房器具完備なので屋外マーケットでも暖かい店内でお買い物できます。クリスマスオーナメント、アクセサリー、ハンドバッグ、アート、チョコレート屋さん、クッキー屋さんなどの雑貨から食べ物まで幅広くバランスよく揃っています。雑貨系は個人経営のお店がほとんどで野外マーケットでしか購入できないものばかりです。ナビおすすめショップをご紹介しましょう。
■
VynalLPレコードを再利用した雑貨。LPレコードがカバーの手帳や壁時計など男性向けです。店舗はなくオンラインまたは野外マーケットでの取り扱いのみです。しかも今回のホリデーマーケットを最後にニューヨークから撤退する予定とのこと。Coolな物が好きな人はのぞいてみてくださいね。
■
Un Puebloメキシコ産の雑貨を扱っているお店です。おすすめはPPバンドを編んだプラスチックバッグ。ベトナムのプラカゴのメキシコバージョンです。ただしベトナム版より角ばった形で蓋がきちんと閉まります。大きめで容量たっぷり、折りたためるのでビーチに遊びに行く時や旅行時の予備バッグとしても使えそうです。カラフルな色にシルバー、ネイビー、黒などシックな色まであって色の種類豊富です。
■
EWBAニューヨークとワシントンDCで木をキャンバス代わりにしたアート作品を販売。自由の女神、ブルックリンブリッジなどニューヨークのランドマークが描かれています。大きさも様々あり小さな物では10センチ四方。嵩張らなくていいですよね。
■
DR. Silkmansブラブラとマーケットを歩いていると「ちょっと手を出してみて~」と声をかけられたと同時に溶けた蝋を手に塗られました。驚きましたが、熱すぎることはないのでご心配なく。シアバター、アボカドオイルなど天然原料を使った蝋燭で、溶けた蝋を体に塗れるボディーローションキャンドルです。メイド・イン・ブロンクス。
■
R.Nicholsカラフルな雑貨は足を止めてしまうこと間違いなし。個性的でどこかやさしいイラストで和みます。ニューヨークをモチーフにしたカード、カレンダーなど文房具が揃います。
■
Soy Logic Apothecary珍しい大豆が原料のロウソクが買えます。普通の物と違い、黒い煙が出なそうです。色々なタイプの香りがあります。また、大豆原料のローションもあります。
■
Bryant Park Shop噴水の片隅にあるブライアントパークオリジナルグッズを販売しているお店です。オリジナルトートバッグや公園の風景を描いたイラスト、Tシャツなどお土産におすすめです。
■
Soap and Paper factoryハンドクリームや石鹸専門店。マンハッタンから北へ車で約1時間の場所で作られています。小さなお店ですが、ヨーロッパ風の品の良い包装紙にラッピングされたグッズは目を引きます。女性向けです。
■
チョコレート・スナック関係お菓子関係のお店も充実しています。マックス・ブレナー、ヴォ―ジュなどが出店しています。市内に店舗がないTATESのクッキー専門店もあります。スイーツ系店舗はカゴや可愛い箱に入ったクリスマス用ギフトセットを扱っており、お土産に喜ばれそうです。少し変わった物を探しているならUnited Chocolate Worksの工具を象ったチョコレートはいかがでしょうか。またUrbanspace Provisions by Farm to Peopleではアメリカ各地のしょっぱい系からスイーツまで揃っています。
ニューヨークの味が集合
飲食店も例年以上に力が入っています。今年は公園の40丁目側に飲食屋台がずらっと並ぶコーナーが出来ました。ホリデーマーケット全体で約30店舗の飲食店があります。出店しているお店はフードフェス常連店ばかりです。その分、ホリデーマーケットならではのお店は少ないです。タコスやフライドポテトのように食べ歩き出来るものが多いです。ホリデーマーケットならではのメニューならChimney Cakesをどうぞ。また、ホット・チョコレート、ホット・アップルサイダーは寒い日の散策には欠かせない飲み物です。ベセルカ運営のボルシチ屋さんなど市内のレストランからの出店もあります。
1月2日のホリデーマーケット終了後もアイススケートリンクとリンク脇のカフェは3月までオープンしています。■
アイススケートリンク期間:2016年10月29日から2017年3月5日
営業時間:午前8時から午後10時まで。
スケートリンク使用料はタダですのでスケート靴を持参すれば無料でスケートができます。無料のため週末、休日は長蛇の列です。スケート靴レンタルは$20.00。
■
Public Fare期間:2016年10月29日から2017年3月5日
営業時間:午前8時から午後10時まで。
アイススケートリンク脇の期間限定カフェです。今年はニューヨークを代表するダニー・メイヤーグループの経営です。ペーストリー、サンドイッチの軽食にワインやカクテルもあります。インテリアは全米チェーンのインテリアショップ、クレート・アンド・バレルが担当。洒落たムードのなかでアイススケーター達を見ながら休憩しましょう。
いかがでしたか?
夜のミッドタウンを歩いていてブライアントパークのホリデーマーケットの明かりを見るとクリスマスなんだ~と嬉しくなります。温かい飲み物片手にそぞろ歩きするとさらに気分が盛り上がりますよ。お買い物をしなくてもクリスマスツリーやスケートをしている人を眺めるだけでも楽しいです。
以上、ニューヨークナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-11-20