成田空港からの直行便が乗り入れるターミナルです。キャッシュレス化が進んでいます。
こんにちは、ニューヨークナビです。
ニューアーク国際空港はニュージャージー州ですがニューヨークの玄関口の一つとして多くの人に利用されています。州は違うけどマンハッタンのダウンタウンまで車で20分の距離なんです。ユナイテッド航空のハブ空港で成田空港からの直行便も乗り入れています。ターミナルはABCと3つあり、成田空港からの直行便はターミナルCを利用します。旅行者にとっては空港は最後のお土産ショッピング、グルメスポットです。どんなお店が入っているか気になりますね。
それでは、ニューアーク国際空港ターミナルCをご紹介しましょう。
外観は地味
ニューアーク国際空港は1928年に開業しました。ターミナルCはユナイテッド航空専用です。外観は歴史を感じると言うよりももはや時代おくれの感があります。到着時は移動で忙しく気が付かないかもしれませんが、帰国のためにニューアーク空港に来たらあまりに地味な外観でビックリするかもしれません。
ターミナルCフロアー案内
フロアーは4つあります。上から順にご紹介します。決して広いターミナルではありませんし、フロアー間はさほど離れていないので移動は簡単です。
アッパーレベル:プレミアアクセス(ビジネスクラス、マイル上級者等)専用チェックインカウンター
コンコースレベル:セキュリティチェック、エアトレイン乗り場
ミドルレベル:エコノミークラスチェックインカウンター
ローアーレベル:到着ロビー
※アッパーレベル、コンコースレベル、ミドルレベルにはお店はありません。ショップや飲食店はセキュリティチェック通過後にあります。
アッパーレベルチェックインカウンター
エコノミークラスチェックインカウンター
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チェックインカウンターは2カ所に分かれています。
1.アッパーレベルチェックインカウンター
出発階としてタクシーで乗り付けるのはアッパーレベルです。この階はプレミアアクセスと呼ばれ、ビジネスクラスやマイル上級者専用のチェックインカウンターです。
2.ミドルレベルチェックインカウンター
通常のエコノミークラスチェックインカウンターはエスカレーターで2つ降りたミドルレベルにあります。アッパーレベルに比べると天井が低くて暗い感じです。
なお、いずれのチェックインカウンターもセルフチェックインが主流です。
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セキュリティチェックチェックインを済ませたらコンコースレベルに移動して機内持ち込み荷物のセキュリティチェックを受けます。セキュリティチェックもエコノミークラスとビジネスクラスやマイル上級者で分かれています。セキュリティチェックではパスポートと搭乗券を提示します。液体は規定内の量でジッパー付ビニール袋に入れておきます。また、飲み物の持ち込みはできませんのでペットボトルの水は飲みほすか捨てることになります。見送りの人ともここでお別れです。
セキュリティチェック後は出国手続きはありませんのでそのまま搭乗ゲートに移動します。搭乗時間まで自由時間です。
搭乗エリア
ターミナルCは外観は古めかしいですが2015年に改装したためセキュリティチェック後は明るい雰囲気です。ターミナルCのゲートエリアはセキュリティチェックエリアを中央に70番台から90番台、100番台から115番、120番台と130番台の3つに分かれています(自由に行き来出来ます)。お店や飲食店はそれぞれのエリアで異なるので時間があれば散策してみてくださいね。
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ショッピング帰国前最後のショッピングスポットですが、充実度は残念ながらイマイチです。デューティーフリー、メトロポリタン美術館ギフトショップ、コーチ、ロクシタン、ニューススタンドなどが入っておりこれといった特徴はありません。お土産は空港到着前に購入しておきましょう。ニューヨークでは買えない物ではスターバックスでニュージャージーのご当地マグカップやタンブラーが購入できます。ご当地グッズを集めている人はぜひ覗いてみてください。
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飲食店2015年の改装時に力を入れたのが飲食店とあって、数も種類も豊富です。ただ、JFK国際空港ターミナル4のシェイクシャックのように一目でニューヨーク発グルメとわかるお店はありません。また、ご注意いただきたいのはキャッシュレス化が進んでおり、現金が使えるのはほんの一部の売店のみです。レストランやフードコートでは備え付けのipadよりオーダーし、クレジットカードまたはユナイテッド航空のマイルで支払います。
いくつかお店をご紹介しましょう。
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Saison: 3つ星シェフ、アラン・デュカスレストラングループ監修のフレンチブラッセリ―。
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CBGB: ニューヨークのイーストビレッジにあったパンクの生誕地として有名なクラブのショップ兼レストラン。(ニューヨークのクラブはすでに閉店。)
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グランドバザール: ゲート70番台から90番台エリアにあるフードコート。バーベキューからラーメン屋さんまで多彩です。
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築地フィッシュルーム(グランドバザール内):2017年11月オープン。築地市場直送の新鮮なネタを使っていると話題の寿司テイクアウト。ただ、これから日本に帰るなら数時間待てばもっと美味しいお寿司が食べられます。よほど日本食が恋しくない限りは我慢したほうがいいです。
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メランジュベーカリー(グランドバザール内):ミスターチョコレートと呼ばれるジャック・トーレス氏が手掛けたフレンチベーカリー兼カフェ。
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CIBO Express: サンドイッチやサラダなどの軽食、お菓子などが買える売店。ターミナル内に数店舗あります。一部の店舗では現金も使えます。
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Classified:
Saisonの裏にあるユナイテッド航空からの招待状がないと入れないレストラン。
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その他●無料Wi-Fi (無制限)
●両替サービスあります。
ターミナル全体を通しての出発案内や乗り遅れそうになっている乗客を探しに来てくれることはありません。案内されている搭乗時間近くになったら搭乗ゲートで待機しておき、乗り遅れることのないようにしましょう。
到着ロビー
到着ロビーには市内への交通手段案内を兼ねているウエルカムセンター、両替機、セルフ式コーヒーショップがあります。カート利用は6ドルかかります(現金またはクレジットカード使用可)。エクスプレスバスで市内へ向かう場合はこの階より外へ出ます。市内へエアトレインと電車の組み合わせで向かう場合はエスカレーター等でコンコースレベルへ移動してください。
エアトレイン乗り場はコンコースレベル
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カートは有料
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いかがでしたか?
到着ロビーのコーヒーショップを除くとお店はセキュリティチェック後と言うのが日本の空港と大きく違う点です。国際線はチェックイン3時間前が推奨されています。チェックインにセキュリティチェック、お買い物等で時間はあっと言う間にすぎます。乗り遅れないように気をつけてください。それでは皆さんお気をつけてご帰国くださいね。
以上、ニューヨークナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-01-15