グリーンポイントを歩いてみよう♪

「独自を貫く商店街」と「まだ出来上がってない感のあるお洒落エリア」の2つが揃う、注目エリアです。

こんにちは、ニューヨークナビです。
今回は、ブルックリンのグリーンポイントをご紹介します。最寄り地下鉄がマンハッタンに乗り入れていないG線のためかマイナー感がありましたが、それも昔の話です。フェリー開通とお洒落な街ウィリアムズバーグの北という立地で開発に拍車がかかっています。昔ながらのポーランド系住民が多い生活感が濃いエリアとじわじわと拡大中のお洒落なエリアの2つの顔があります。全く違う雰囲気が楽しめるのがグリーンポイントの面白さです。
それでは、グリーンポイントを歩いてみましょう。

アクセス方法

地下鉄G線 
グリーンポイントアベニュー(Greenpoint Avenue)駅、またはナッソーアベニュー(Nassau Avenue)駅。

NYCフェリーのイーストリバー線
34丁目のフェリー乗り場とウォールストリートを結ぶイーストリバー線利用です。34丁目フェリー乗り場からは、2つ目がグリーンポイントです。
ファッションストリートのフランクリンストリートに近いです。

街歩きポイント
ブティック系の小さなお店は月曜日、火曜日が休業のことが多いです。
また、衣料品関係のお店は正午前後の開店です。出来れば、月曜日、火曜日以外に訪れましょう。

グリーンポイントのおおよそのエリア

全体はかなり広いエリアですが、ぜひ歩いていただきたいエリアは大きく分けて3つです。
●マンハッタンアベニュー
●フランクリンストリートとその周辺
●ウィリアムズバーグに隣接した南側

絶対歩こう、マンハッタンアベニュー

マンハッタンアベニューはグリーンポイントの目抜き通りです。特にグリーンポイントアベニュー駅とナッソーアベニュー駅の間は生活感溢れる商店街で必見です。ポーランド関連では食料品店、本屋さん、安くて美味しいお総菜屋さん、ポーランド系カフェと充実しています。ポーランドだけでも個性的なのに地下鉄が直接マンハッタンに向かわないこともあり、少々の古くささも魅力的な独自の道を貫く商店街となっています。なお、2駅間は歩いても全く苦にならない距離です。
八百屋さんも安い。

八百屋さんも安い。

ポーランド系食料品店

ポーランド系食料品店

ナッソーアベニュー付近

ナッソーアベニュー付近

マンハッタンアベニューとグリーンポイントアベニューの交差点

マンハッタンアベニューとグリーンポイントアベニューの交差点

ポーランド系書店

ポーランド系書店

マンハッタンアベニューは長い通り

マンハッタンアベニューは長い通り

セント・アンソニー・オブ・パドゥア教会

マンハッタンアベニュー沿いにある大きな教会です。グリーンポイントアベニュー駅すぐなので、街歩きの際に目印になります。
ポーランド系食料品店

ポーランド系の食料品店が数店舗あります。ふらっと覗いてみるとアメリカとも日本とも違う食料品の数々に「あら異国情緒あふれていいじゃない~」と思わずはまってしまうかも。さらに、うれしいことに物価が安いんです。ミッドタウンで1ドルなら安いペットボトルのお水がなんと35セントで買えます。

サンシャイン・ランドリー
(860 Manhattan Avenue, Brooklyn::ミルトンストリートとノーブルストリートの間)

コインランドリーですが、ゲーム機も並ぶ不思議な空間。知らなければ通り過ぎてしまうほどの小さなお店に洗濯機、乾燥機とゲーム機が並んでいます。洗濯している間の暇つぶし用にゲーム機が設置されたと思いますが、何もこんな狭い所に置かなくてもと思ってしまいます。

バーソン・アンド・レイノルズ

ご夫婦2人で切り盛りしている生活雑貨のお店です。ベッド周りやキッチン周りの雑貨を中心に日常的に利用できそうな雑貨がてんこ盛りです。商店街にあり、誰でも気軽に入れる暖かい雰囲気も魅力です。

ライン・アンド・レーベル

お店でデザインから作成まで手掛けるオリジナル中心の衣料品店。特に女性物が多いです。価格も抑えられています。グリーンポイントアベニュー駅から歩いていくとナッソーアベニュー駅を少し超えた辺りにあります。

フランクリンストリートとその周辺

グリーンポイントのお洒落エリアはフランクリンストリート周辺と南側を中心に広がってきています。お店は増えていても、出来上がった感はまだ無いので穴場的雰囲気もあります。

フランクリンストリート
マンハッタンアベニューからイーストリバー方面に一つ歩いた通りです。以前からお洒落な衣料品店や雑貨屋さんが並ぶグリーンポイントきってのお洒落ストリートです。

ウエストストリート
フランクリンストリートの西を並行して走るウエストストリートも徐々にお洒落スポットが増えています。倉庫街にポツンポツンとお店や壁アートが出現しています。

フランクリンストリート

フランクリンストリート

ウエストストリートの壁アート

ウエストストリートの壁アート

フランクリンストリートから一つ入った通り

フランクリンストリートから一つ入った通り

WNYCトランスミッターパークの壁画

WNYCトランスミッターパークの壁画

ウエストストリートの壁アート

ウエストストリートの壁アート

ウエストストリート

ウエストストリート

高層マンション建設が進む川沿い

高層マンション建設が進む川沿い

フェリー乗り場すぐの桟橋

フェリー乗り場すぐの桟橋

ピップ・スクィーク・シャポー

フランクリンストリート沿いにある女性向けブティックです。リネンやコットン等の天然素材を使い細部にこだわったデザインの洋服が素敵です。着こなし上手になれそうな洋服がいっぱいです。自分用のお土産におすすめです。

WNYCトランスミッター・パーク

イーストリバー沿いにある地元の人が集う公園です。ケントストリートまたはグリーンポイントアベニューを真っ直ぐイーストリバーに向かって歩くと到着します。小さな場所ですが、マンハッタンのミッドタウンが目の前で眺めが最高です。壁には大きな壁画もあり、お洒落感も程よくあります。フェリー乗り場から近いです。

べロック・ティー・アトリエ

日本でも人気のティーブレンダーです。お茶はお店と同じビル内でブレンドされています。お土産探しにどうぞ。倉庫街にあり分かりにくいですが、思い切って入ってみてくださいね。なお、月曜日と火曜日は休業です。

ウィリアムズバーグに隣接したエリア

グリーンポイントの南隣は知名度抜群のウィリアムズバーグです。隣接しているエリアはウィリアムズバーグから流れてくるのか、元倉庫を利用したお洒落スポットが点在しています。特にウィリアムズバーグと繋がるNorman AvenueやNassau Avenueは要チェックです。

フェン・スウェイ
入口は緑あふれジャングルのようです。一見すると何屋さんか分からないので思わず入ってしまう人も多そうなお店です。実は古着屋さんです。明るくて色鮮やかな店内は気分も軽やかになりそうです。

ザ・ロット・ラジオ

コンテナと椅子やテーブルが無造作に置かれた空地にあるネットラジオ局。コンテナの一部がラジオ局です。空地は青空カフェ兼バーとして夜遅くまで営業しています。コーヒーからビールまであります。周辺は高い建物がないので、晴れた日は気持ち良く過ごせます。ぜひ、休憩で利用してみてくださいね。
A/D/O
(29 Norman Avenue, Brooklyn)

元倉庫を使ったパブリックスペースです。中に入るとロビーではコワーキングスペースとして沢山の人がラップトップを広げているのが目に入ります。カフェ、ギフトショップ、パブリックアートもある洒落た空間です。トイレも完備で休憩に使えます。

ナビおすすめグリーンポイントグルメ

シェ・マ・タントのパンケーキ

シェ・マ・タントのパンケーキ

シェ・マ・タント
小さいけれどハイレベルなレストラン。中でも食通を唸らせたカリっと甘じょっぱいパンケーキ(週末ブランチ限定)はぜひ試してほしいです。
ポルカドット・カフェ
マンハッタンアベニュー沿いにあるポーランド料理のお総菜屋さん。イートインスペースがあり観光で忙しい時でもパパっとランチ出来るのでおすすめです。
フランコルズ
マンハッタンアベニュー沿いにあるベーグルとデリのお店です。朝食ならこちらへ。ベーグル&クリームチーズやベーグル卵サンドをほおばりましょう。
ピーターパン・ドーナツ・アンド・ペーストリー
ニューヨークの人気ドーナツ屋さんの1つです。ぜひ寄りたいお店です。店の外まで行列になることが多いですが、待ち時間は短いのでご安心を。
カフェ・リビエラ
マンハッタンアベニュー沿いにある小さなカフェ。今時感のない店内に並ぶスイーツは量り売りのポーランド系ケーキからマカロンまで多彩です。しかも安いです。街歩きのお茶休憩にどうぞ。現金のみです。
ポルカドットカフェ

ポルカドットカフェ

フランケルズ

フランケルズ

ピーターパン

ピーターパン

カフェ・リビエラ

カフェ・リビエラ

いかがでしたか?
マンハッタンアベニュー沿いは物価は安いし、食べ物も美味しいしとナビも大好きな通りです。お洒落な物を求めている方はフランクリンストリートと南側を中心に歩いてみてください。マンハッタンから地下鉄で行く場合は乗り換えが必要ですが、ミッドタウンからスムースに行けば20分強の道のりです。ぜひお出かけくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。

その他情報

カカオ・マーケット・バイ・マリベルのリンクを追加しました。(2018.7.30)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-05-18

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