2020年のニューヨーク

2020年の祝祭日をご紹介します。ニューヨーク旅行計画時の参考にしてくださいね。

こんにちは、ニューヨークナビです。
新しい年が始まります。2020年のニューヨークは3月にハドソンヤードに展望デッキがオープンし、新たな観光スポットが増えます。西半球で一番高い場所にあるアウトドアデッキだそうです。また、3月からとうとうスーパーのビニールのレジ袋が廃止されますので、3月以降の旅行にはエコバッグ持参は必須ですね。2020年もニューヨークは他にも楽しいイベントが目白押しです。恒例イベントと祝日をまとめましたので、旅行プランニングにぜひご利用くださいね。
それでは、2020年のニューヨークをご紹介します。

2020年のトピックス

3月1日より
スーパーのビニールのレジ袋禁止に、紙袋も有料化

3月1日よりニューヨーク州でスーパーのビニールのレジ袋が禁止になります。アメリカではカリフォルニア州、ハワイ州でもビニールのレジ袋が禁止となっています。ニューヨーク州の場合はレストランでのテークアウト、クリーニング等では引き続きビニール袋が使えます。なお、スーパーでは同時に紙袋も有料化され5セント課金されますので、ぜひエコバッグをご持参ください。
3月11日
ハドソンヤードに展望デッキ・エッジオープン

2019年3月にオープンしたハドソンヤードに展望デッキが誕生します。100階に位置し、ビルより飛び出した三角形のデッキです。アウトドアでは西半球で一番高い所にあります。すでにチケットの前売りは開始されており、大人一人36ドルです。その場でも購入出来ますが、事前購入のほうが少し安くなっています。チケットの購入は以下のサイトより。
■11月3日 大統領選挙

4年に一度の大統領選挙の年がやって来ました。前ニューヨーク市長のブルームバーグ氏も立候補を表明し、ますます目が離せなくなっています。

カレンダー編

旅行プランニング時に注意したい祝祭日はグッドフライデー、イースターサンデー、独立記念日、サンクスギビングデー(前後含む)、クリスマスイブ、クリスマスなどです。これらの祝祭日はショップ、レストラン、観光スポットが休業または早めに閉店になります。ですが、これらの祝祭日でもお店が長期休暇を取ることはまれです。また、夏のバカンスやお盆休み等の大型連休はありません。
1月〉
1月1日 元日 (祝祭日)
1月20日 マーティンルーサーキングJRの日(祝祭日)
1月21日から2月9日 レストランウィーク
1月21日から2月9日 ブロードウェイウィーク
1月25日 旧正月

1月1日は日本ほど盛大にお祝いしません。チェーン店を中心に飲食店やショップは営業するお店が多いですが短縮営業ですので訪問前にご確認を。
1月はレストランウィークやミュージカル料金がお得になるブロードウェイウィーク等のキャンペーンが多いです。なお、マーティンルーサーキングJRの日は飲食店やショップ、観光スポットは通常営業ですので観光には影響ありません。旧正月のイベントがチャイナタウンで開催されます。寒さが厳しい月ですが宿泊料金は1月と2月が最も安い時期です。
〈2月〉
2月14日 バレンタインデー
2月17日 プレジデントデー(祝祭日)

1月に引き続き寒さの厳しい月です。バレンタインデー当日はお花屋さん、チョコレート屋さんは大忙しです。また、2月14日はディナーの予約が取りにくくなりますので早めの予約を心掛けましょう。プレジデントデーはショップ、飲食店、観光スポットはほぼ通常通りの営業です。

〈3月〉
3月8日 夏時間スタート
3月17日 セントパトリックデーパレード
3月26日 ニューヨークメッツ、ホーム球場での試合初日


3月は祝祭日はありません。夏時間がスタートしますのでご注意ください。セントパトリックデーパレードはアイルランド系のパレードです。この日は昼間からビールを飲む人でアイリッシュパブはどんちゃん騒ぎです。3月下旬から少しずつ寒さも和らぎ始めます。
〈4月〉
4月初旬 スモーガスバーグオープン
4月2日 ニューヨークヤンキース、ホーム球場での試合初日
4月10日 グッドフライデー(祝祭日)
4月12日 イースターサンデー
4月12日 イースターパレード

4月は暖かくなったと思ったら寒さがぶり返したりとお天気が不安定です。天候によりますが4月中旬以降が桜の咲く時期です。冬の間、休業だった市内各地のアウトドアマーケットも営業を再開します。ニューヨークの野外フードフェスとして大人気のスモーガスバーグもオープンします。イースターサンデーはレストラン、ショップが短縮営業になったり休業になる可能性があります。訪問前に必ず営業時間をご確認ください。イースターパレードは歩行者天国になった5番街を正装(仮装?)した人が練り歩く楽しいイベントです。まるで仮装大会のようです。
〈5月〉
5月初旬 ガバナーズアイランドオープン
5月中旬 フリートウィーク
5月25日 メモリアルデー(祝祭日)


5月に入ると気温もぐんぐん上昇していき、春と初夏がまざったような街歩きに最適なシーズンです。日中は夏日にも匹敵するくらいの日もあります。5月以降毎週末のようにパレードやストリートフェアが開催されます。フリートウィークはNYに軍艦が集まるイベントです。街中に海軍の制服を来た軍人さん達があふれます。メモリアルデーはミッドタウンのオフィス街のショップや飲食店は休業することが多いです。ニューヨーカーの夏の遊び場ガバナーズアイランドもオープンし、夏モードに入る月です。
6月〉
6月20日 マーメイドパレード
6月中旬 タイムズスクエアでヨガ
6月28日 ゲイプライドパレード


6月も祝祭日はありません。6月から野外無料イベントが市内各地で始まります。ヨガやズンバ等の無料エクササイズクラスも公園で開催されます。日が長くなるため夜のイベントも多いです。コニーアイランドで開催されるマーメイドパレードは露出度が高い夏らしいイベントでおすすめです。ゲイプライド月間なので至所でレインボーの旗を見かけます。

7月〉
7月4日 独立記念日(祝祭日)
7月4日 メイシーズ独立記念日花火大会

7月が1年でもっとも暑い季節です。7月・8月は学校が夏休みに入ります。野外イベントのピークシーズンお迎えます。独立記念日はショップ、レストランは休業する場所もありますのでご注意ください。また独立記念日は花火大会が全米のあちこちで開催されます。ニューヨークではメイシーズ主催の独立記念日花火大会が有名です。独立記念日からレイバーデーまではホテルとしてはオフ・シーズンで宿泊料は割安になります。
〈8月〉
サマーストリート
8月24日から9月13日 USオープンテニス


8月も祝祭日はありません。なお、長期バカンスもお盆休みもありません。サマーストリートと呼ばれるパークアベニューを歩行者・自転車天国にする大胆なイベントが8月の第一土曜日、第二土曜日、第三土曜日に開催されます。8月末からはグランドスラムの一つUSオープンテニスが開かれます。8月中旬以降は少しずつ涼しくなっていきます。下旬からはハリケーンシーズンに入ります。
〈9月〉
9月7日 レイバーデー(祝祭日)
9月中旬 サン・ジェンナーロフェスティバル


9月のレイバーデー明けから学校も始まり、野外無料イベントの数も減っていきます。レイバーデー明けから12月中旬まではビジネス客が増えホテルの需要が高くなり宿泊料金は一番高くなるピークシーズンです。9月11日前後は911追悼イベントが開催されます。中旬に行われるリトルイタリーのサン・ジェンナーロフェスティバルは賑やかで食べ物屋台が充実の楽しいイベントです。なお、下旬にはかなり気温も下がりますのでご注意ください。
〈10月〉
10月12日 コロンバスデー(祝祭日)
10月31日 ハロウィーンパレード

10月に入ると街はハロウィーン一色になります。市内各地でハロウィーン関係のイベントが開かれます。カボチャの季節でもあり、マーケットでオレンジ色のカボチャを多く見かけるようになります。10月中旬を過ぎると少しずつ気温も下がりはじめ短いニューヨークの秋はあっと言う間に過ぎ去ります。市内のアイススケートリンクが中旬以降には続々とオープンします。
〈11月〉
11月1日 冬時間始まる
11月1日 ニューヨークシティマラソン
11月11日 ベテランズデー(祝祭日)
11月26日 サンクスギビングデー(祝祭日)
11月26日 メイシーズサンクスギビングデーパレード


11月には最低気温が氷点下になることもあり、秋というよりも冬です。メイシーズ主催の巨大風船のパレードはサンクスギビングデーの目玉です。サンクスギビングデーの翌日のみだったブラックフライデーセールがここ数年、サンクスギビングデー前後にかけて行われています。なお、サンクスギビングデーを皮切りにホリデーシーズンに入ります。クリスマスイルミネーションは11月中旬からお目見えします。
〈12月〉
12月初旬 ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式
12月25日 クリスマス(祝祭日)
12月31日 タイムズスクエアカウントダウン


クリスマス一色の街はウキウキしており寒いながらも夜の街歩きが楽しいです。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーだけでなく、たくさんのクリスマスツリーが市内各地に現れます。ホリデーマーケットも各地で開催されます。クリスマス前までが慌ただしくも活気があり、1年で一番楽しい時期とも言えます。クリスマス当日はほとんどのショップ・飲食店・観光スポットは休業ですのでご注意ください。26日はほとんどのお店が通常営業に戻ります。また、飲食店では年末から年始までお休みするお店もあります。なお、カウントダウンに行く方は防寒対策万全でお出かけくださいね。
いかがでしたか?
2020年の恒例イベントと祝祭日をご紹介しました。祝祭日は日本に比べるとかなり少ないんですよね。イベントは上記で紹介した以外にも沢山ありますので随時ご紹介していきますね。2020年もニューヨークナビをよろしくお願いいたします。
以上、ニューヨークナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-12-22

ページTOPへ▲

その他の記事を見る