ガバナーズアイランドに行ってきました!

マンハッタンから自由の女神を眺めながらフェリーで7分!夏の週末ピクニックにぴったりの歴史と緑あふれる島。

こんにちは、ニューヨークナビです。今日はカバナーズアイランドに足を伸ばしてみましょう。マンハッタンのすぐ南にあるガバナーズアイランドは、日々忙しいニューヨーカーがが、一日(または半日)ピクニックに訪れる小さな島。パワフルニューヨークから少しの間ブレイクを取って、ゆっくりしたい時にはぴったりの場所。夏の週末、観光やショッピングに疲れたら、お気に入りの飲み物とスナックを持って、細かい予定は立てずに、フェリー乗り場に向かいましょう!

ガバナーズアイランドって?

その歴史をオランダ人による入植時代までさかのぼることが出来るガバナーズアイランドは、長らく軍事目的に使用された後、2003年アメリカ政府からほとんど無料でニューヨークの人々に移譲されました。現在は、夏の間の週末(金曜日から日曜日および祝日の月曜日)、夕方まで開放されています。広々とした公園で、ゆったり昼寝やランチを楽しむのもよし、島内で行われているアートの展示や、残されている歴史的建造物を見て回るのもよし。都会の週末を、ゆったり過ごせる場所です。また、フェリーも無料のため、何をするにもお金がかかるニューヨークにおいて、財布の中身を気にせず週末遊べる場所として地元の人にも人気!

ガバナーズアイランドには、どうやって行くの?

ガバナーズアイランドには、マンハッタンとブルックリンから無料フェリーが出ています(ブルックリンからのフェリーは金曜日は運航無し)。島がオープンしている時間とフェリーのスケジュールは、ガバナーズアイランドのホームページで確認しましょう。今日はマンハッタン側からのフェリーを利用します。フェリーの乗り場はウォール・
ストリートのさらに南にある、地下鉄サウスフェリーの駅の出口のすぐ、スタテンアイランド行きのフェリー乗り場の隣りにあります。ちなみにフェリーは1時間に1本!
海の風!

海の風!

フェリーには家族連れ、カップルなどなど、週末を楽しむ気満々のありとあらゆる人種の老若男女が乗りこみ、『移民の街ニューヨーク』を感じます。スナックかランチの入ったバスケットを持っている人、自転車を持ち込む人たちなどが、いろいろな言葉で話しています。普段の街角では何が起こるか分からないので、みんな少し緊張しているのがニューヨークですが、ここではリラックスした表情が見られます。ガバナーズアイランドを訪れる際の必需品は、芝生で寝転ぶためのマット(または、バスタオル)、日焼け止めにサングラス、そして飲み物とスナックなどでしょうか。フェリーは、たったの7分なので、海の風が心地よいなぁ思っているうちに目的地に到着です!デッキからはマンハッタンの高層ビルやブルクッリンブリッジ、自由の女神が見えます!
ブルックリンブリッジ

ブルックリンブリッジ

自由の女神

自由の女神

マンハッタン

マンハッタン

島についたら、後は、遊ぶだけ!

ガバナーズアイランドはこんな形です。

ガバナーズアイランドはこんな形です。

島についたら地図を確認して、少し歩いてみるのも良いかも。島内には地図がたくさんあるので、ここにガイドブックを持ってくる必要はなし。だいたい、公園になっている範囲はそれほど広くないので、迷っても、全然平気です。「お腹すいた~!」と、さっそくお弁当を広げられる場所を探す家族連れ、「お茶しようよ!」とカフェを探す日本人、自転車をさっそうとこいで行く人たちなど、フェリーを降りるとみんな思い思いの行動を開始します。
島からマンハッタンを臨む!

島からマンハッタンを臨む!

サイクリング、サイクリング!
島には自分の自転車を持っていくことは出来ますが、有料レンタル自転車もあります。大人用と子供用の一人乗りの他、複数で運転するタイプもあって、家族連れに人気!自動車の音のしない場所で自転車に乗る機会がほとんどないニューヨークの子供たちは大喜び!
レンタル自転車のサイン!

レンタル自転車のサイン!

みんな、楽しそう!

みんな、楽しそう!

家族用!

家族用!

ピクニック、ピクニック!
家族や友達同士でやって来て、大きなマットを広げて、スナックを食べながらおしゃべりする人たち、一人でやってきて木陰でひたすら眠る人たち、バトミントンをする子供たち。芝生の上にはさまざまな光景が見られます。日本の夏と違い湿度が低いので、木陰は涼しくて快適です。友達や家族同士だけではなく、一人で週末を楽しみに来ている人も結構います。
バトミントン!

バトミントン!

アート!
今年(2011年)は島でアート展示があちこちで行われています。巨大な野外オブジェや、電気を使用した屋内展示など、最新アートを見て周ることが出来ます。また土曜日や日曜日には、コンサートや詩の朗読などなど、さまざまなイベントが開催されます。イベントや展示の内容は毎年変わるので、ホームページで確認しましょう。
芝生の上に巨大オブジェクト!

芝生の上に巨大オブジェクト!

これもアート!

これもアート!

建物の中の体験型アート作品!

建物の中の体験型アート作品!

タイトルはSWAN(白鳥)!

タイトルはSWAN(白鳥)!

また、軍事利用されていた時代に建築された歴史的建造物が保存されているので、軍人の家族が住んでいた民家や教会、石造りのアーチなども見ることが出来ます。近代高層ビルが遠くに見える島で、誰も人が住んでいない古い家屋が並ぶ小道を歩いていると、とても不思議な気持ちになります。
石造りの教会

石造りの教会

どんな人が住んでいたのでしょう?

どんな人が住んでいたのでしょう?

大砲!

大砲!

遠くに高層ビルが見えます!

遠くに高層ビルが見えます!

食べ物について
簡単なスナックや飲み物はカフェや自動販売機があり、購入可能。自分で飲食物を持っていく場合、アルコールの持ち込みは禁止されているので注意しましょう(島内でアルコールは販売されていますが、ビーチでしか飲むことは出来ません)。 
自動販売機

自動販売機

小さな売店

小さな売店

アイスクリームトラック!

アイスクリームトラック!

いかがでしたでしょうか。ガバナーズアイランドは夏の間にニューヨークを訪れて、一日ゆっくりピクニック出来る日がある場合など、オススメの場所です。歴史を感じさせる建造物や近代アートなど、ニューヨークならではの見所があり、過去と現在が交差する不思議なピクニック空間です。以上、ニューヨークナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-09-09

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