こんにちは、ニューヨークナビです。
誰もが憧れる地元の人らしく過ごす旅。実はニューヨークって、ちょっと工夫しただけで誰もがニューヨーカーっぽく過ごせる街なんです。初ニューヨークの方でも長期滞在できない方でも街角に溶け込めます。限られた旅行という時間のなかでニューヨーカーっぽい気分になれるニューヨークの遊び方をご紹介。
①暮らしが見える場所へGO
食文化が見える場所と言えばファーマーズマーケット(グリーンマーケット)。スーパーがたくさんあるニューヨークですがファーマーズマーケットは存在感大!だってニューヨーク近郊の農家が出店して新鮮さは折り紙つきですもの。それに市内数十箇所で週末だけでなく平日も開催されていて気軽に行けます。ロックフェラーセンターや国連ビル近くにもあるのでランチタイムにふらっと行くニューヨーカーも多いです。一番有名な場所はユニオンスクエアのファーマーズマーケット。旬の野菜や果物をファーマーズマーケットで購入してからスーパーへ行って他の物を買い足すパターンが多いようです。季節毎に変化する品揃えに試食コーナー、そしてお買い物をする人達を眺めているだけで発見があります。何か一つでもお買い物したらもっと思い出深いものになりそうですね。
ん、なぜ公園の写真?とお思いでしょうが働くニューヨーカーのワンシーンを覗くならミッドタウンにあるブライアントパークへ。ポイントは平日に行くこと。朝は公園を横切ってオフィスへ急ぐ通勤風景が繰り広げられます。なんと言っても圧巻は周辺のオフィスビルで働くニューヨーカーが繰り出してくるランチタイム。お昼休みにこの公園を利用する数は5000人以上とか。ランチはもちろん、読書したり、PCを広げる人、卓球をする人と短いお昼休みを青空の下で楽しんでいます。夕方以降は仕事帰りに園内のビアガーデンに立ち寄るビジネスマンを見かけます。
ニューヨークはスタバのようなセルフ式カフェがたくさんあるカフェ天国です。さくっと入ってのんびり出来るカフェはニューヨーカーの日常にかかせません。朝のコーヒー、午前10時のコーヒー、ランチ後のコーヒー、午後3時のコーヒー、残業前のコーヒー、待ち合わせのコーヒーと1日に何回も通う人もいます。以前はニューヨークタイムズを片手にコーヒーをすする人の姿が目につきましたが、今はスマホやタブレットをいじっている人が多いです。
セルフ式だから気兼ねなく居れますよ。ガイドブックを広げて旅のスケジュール確認やお友達と「昨日食べたアレさ~」なんて旅を振り返る取りとめのないおしゃべりもいいし、時間潰しだってOK。くつろいだ時間を過ごしてカフェの風景の一部になっちゃいましょう。
④自転車に乗って颯爽と~
2013年6月から始まったシティバイクプログラムのおかげで簡単に自転車が利用できるようになりました。今やニューヨーカーの朝・夕の通勤の足として多くの人が利用しています。休日はハドソン川沿いのサイクリングロードをたくさんの人が自転車で行き交います。シティバイクで地元の人に交じってサイクリングは爽快です。また、普段の徒歩観光とは違う目線でニューヨークを見るのもなかなかできない体験です。
※自転車の運転はくれぐれもご注意ください。
そして川沿いのサイクリングロードを走るなら、川沿いの公園もチェックしてみてくださいね。週末はちびっ子達のリトルリーグベースボールシーンや家族連れの遊ぶ姿とほのぼのとした風景が見られます。
⑤ニューヨーカーとご一緒に
路上ズンバクラス
ニューヨーカーと一緒にするアクティビティもぜひ。ニューヨークの人達は体を動かすことが大好き。夏ならば公園、路上で無料のヨガクラス、ズンバクラス、太極拳クラスが開催されています。ヨガ以外はいかにも「通りがかりの飛び込み参加」的な服装の人がいて旅行者でも参加しやすいです。また、ヨガスタジオに行くのもおすすめ。入会金なしで1回からでもOKなスタジオもありますし、ヨガマットの貸出もあります。
カップケーキクラス
運動が苦手な方におすすめはカップケーキ作り教室。イーストビレッジにある人気カップケーキショップ、バターレーンでカップケーキ作りクラスが毎日のように開催されています。所要時間は1時間30分から2時間。基本コースはカップケーキ作りを楽しむことが目的でベーキング経験の有無、英語力はあまり必要ではありません。英語が出来なくてもニューヨーカーと一緒に過ごした時間はきっといい思い出になります!
レッドフックにて
マンハッタン周辺地区にも足を伸ばしてみましょう。おすすめスポットをブルックリンとクイーンズからご紹介。
ブルックリンからは海沿いの小さな街、レッドフック。ニューヨーカーにとっても気軽に行けないから気になる存在の街。工場だった建物を活用した街並みでパッと見は地味。歩いてみると海の近く特有の荒い雰囲気とキラリと光るお店が交わり、街歩きの醍醐味が楽しめます。交通の便が悪いので開発のスピードがゆっくりで、のんびりもできます。大きなお店ではイケア、スーパーのフェアウェイが進出しています。自由の女神が見える海沿いの公園も気持ち良い。行き方は地下鉄+バスという選択肢もありますが、簡単な方法はマンハッタンのダウンタウンよりフェリー利用。
さて、クイーンズに目を向けるとこちらはうって変わって生活感あふれるエリア。地下鉄の便も良くて行きやすい。移民の人達の力強い「普通の暮らし」を感じるエスニックタウン散策がおすすめです。多民族エリアなニューヨークを実感できます。
⑦少し大人な夜のミュージアム
まるでバーのようなミュージアムのカフェ
ニューヨークと言えば充実した美術館。ほとんどの美術館は1週間のうち1日または2日は夜遅くまで開館しています。アフター5に美術館のロビーで待ち合わせして美術観賞するニューヨーカーも多いです。しかも夕方以降は無料か、自分の好きな金額を払うスタイルの美術館が多いのも魅力。また夜はミュージアムに併設されたカフェでパーティーやライブコンサートを行う場所も多く、仕事帰りのニューヨーカーで賑わいます。昼間とは違う雰囲気が楽しめます。
いかがでしたか?
ナビはどこにいってもいつも地元気分を味わいたい!と思いながら旅をしています。一瞬でも地元気分になれれば旅が一層思い出深いものになりますね。
皆さんもちょっとだけでもニューヨーカーになってみて下さいね。
以上ニューヨークナビでした。