ニューヨークのクリスマス事情

「クリスマス前」が文句なく楽しい!めくるめくニューヨークのクリスマス

こんにちは、ニューヨークナビです。
アメリカで一番盛り上がるクリスマス。早くも11月にはクリスマスデコレーションが登場します。そして12月に入るとクリスマス一色に街はそまり、子供も大人もクリスマスが待ち遠しい!「クリスマスプレゼントショッピングに忙しいのよ~」とぼやきながらもクリスマスを心待ちにしているニューヨーカーの表情は明るいです。見所た~っぷりで浮き足立っているニューヨークのクリスマスをお届けします。

クリスマスのニューヨークに行こう!

ニューヨークではクリスマスデコレーションは早いショップでは11月初旬に始まります。さらに本格的になるのは11月下旬からです。サンクスギビングデーが終わり、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式頃です。12月には市内のクリスマスツリーも出揃い、クリスマスショッピングの人で街はあふれます。クリスマスイブはほとんどのお店が早めに営業終了します。クリスマス当日は人通りも少なく静まりかえります。翌日の26日はアフタークリスマスショッピングもかねて街へ繰り出す人が多くザワザワしています。少しずつクリスマスムードは薄れます。ニューヨークのクリスマスの賑わいを体感したいなら12月初旬から12月23日までがベスト。ただし、ツリーやイルミネーションは年明けまで楽しめます。
それではクリスマスシーズンにしか体験できないことをご紹介しましょう!

クリスマスシーズンお目当てリスト

その1 ホリデー限定 
クリスマスプレゼント用のお得なギフトセット、ホリデー限定グッズでデパートやスーパーは埋め尽くされます。ホリデーバージョンにおめかししたチョコレートについつい手が伸びてしまいます。お土産に買いたい物ばかりでうれしいやら困るやら。そしてサンタさんや雪だるまがかわいいホリデー限定スイーツも登場します。


ブライアントパークのクリスマスツリー

ブライアントパークのクリスマスツリー

その2 クリスマスツリー 
何はなくてもクリスマスツリー!11月下旬から1月初旬まで街のいたるところでクリスマスツリーが見れます。一番有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーはもちろんのこと、オフィスビル内、ホテル、ショップとたくさんのツリーがあります。
おすすめクリスマスツリーは
●ロックフェラーセンター
●アメリカ自然史博物館(折り紙ツリー)
●ブライアントパーク
●メトロポリタン美術館

アメリカ自然史博物館の折り紙ツリー

アメリカ自然史博物館の折り紙ツリー

とあるオフィスビル内のツリー

とあるオフィスビル内のツリー


その3 デコレーションイルミネーション
大げさではなく、クリスマスシーズンのニューヨークは街歩きが楽しい。クリスマスデコレーションは11月初旬から始めるお店もあります。12月の夜はきらびやかです。一番華やかな場所は各ショップがしのぎを削る五番街。ブルックリンの住宅地、ダイカーハイツの一般家庭のイルミネーションもツアーが組まれるほどの人気です。

タイム・ワーナーセンター

タイム・ワーナーセンター

サックス・フィフス・アベニューのライトショー

サックス・フィフス・アベニューのライトショー

オフィスビルもデコレーション

オフィスビルもデコレーション

イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ
イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ

イルミネーションで有名なブルックリンの住宅地、ダイカーハイツ


その4 クリスマス市 
クリスマス市もこの季節ならでは。クリスマス市は11月中旬には営業を開始します。ユニオンスクエア、ブライアントパーク、コロンバスサークル、グランドセントラル駅構内がここ数年のクリスマス市スポットです。ほとんどのクリスマス市は12月24日で終了しますが年明けまで開催している場所もあります。

ショッピングもエンタメも

■■ デパートやショップは営業時間延長!■■
もともと宗教行事とは言え、クリスマスプレゼントの交換は大切な儀式の一つ。1年で一番の稼ぎ時と言われるクリスマス前はどのショップも気合が入っています。いつもより早めに開店し、遅めに閉店します。タイムズスクエアのトイザラスのように12月に入ってからクリスマスイブまでは24時間営業したお店もあります。ただし、12 月24日はほとんどのお店が通常より早めに閉店します。もちろん営業時間だけでなくデコレーション、サンタさんとの記念撮影等のイベントも見逃せません。

■■ クリスマス限定エンターテイメント ■■
クリスマス限定のエンターテイメントと言えば、ロケッツと俗称されるラジオシティミュージックホールのクリスマススペキュタクラーが有名。またリンカーンセンターのニューヨークフィルによる『メサイア』とニューヨークシティバレエの『くるみ割り人形』もこの時期の風物詩。そしてブロードウェイでもクリスマスシーズンのみのミュージカルを上演しています。

クリスマス当日はどう過ごす?

さて、クリスマス前の盛り上がりはうそのように12月25日の街は静かです。ほとんどのショップ、デパートはお休みになり、営業しているのはデリ、一部のドラッグストアーくらい。スーパーもお休みの場合が多いです。レストランもお休みがほとんどですがチャイナタウンのレストランや日系レストランはオープンしています。レストランは事前にクリスマスの営業時間を確認しましょう。花火やパレードのイベントもありません。教会では24日はクリスマスイブミサ、25日はクリスマスミサが開かれます。信者でなくても受け入れてくれる教会があります。厳かな雰囲気に浸るのもいいでしょう。地下鉄・市バスの交通機関は日曜日スケジュールで運行します。

ニューヨーカーのクリスマス

日本人のお正月の過ごし方とほぼ同じです。離れ離れの家族が集まって一緒に夕食をとったり、家族旅行にでかける家族の日です。やはりクリスマスツリーはかかせません。生のもみの木の路上販売をマンハッタン中で見かけます。もみの木は遠くは西海岸のオレゴン州から来たものもあるんですよ。皆さんも買わなくても覗いてみてください。もみの木のいい香りが冬に良く合います。

路上で売られるもみの木

路上で売られるもみの木

窓辺にクリスマスツリーを飾るお家も多い

窓辺にクリスマスツリーを飾るお家も多い


<この時期スーパーで見るもの>
●エグノグ ホリデーシーズン限定の飲み物。街ではエグノグ味のアイスクリームやエグノグラテも見ます。
●パネトーネ 
イタリアから来た大きくてドライフルーツが入った甘いパン。日持ちします。
●ブッシュ・ド・ノエル 
クリスマスケーキの習慣はありませんが大勢で集まるのでデザートに重宝されます。
●クリスマスプレゼント用のギフトバスケット 
高級食材を籐カゴに入れて贈答用にしたものです。クリスマスプレゼント用ですが日本のお歳暮に似ていますね。


<クリスマスカード>

日本の年賀状と同じようにクリスマスカードを送る習慣があります。カードは箱入りで10枚以上セットのものも売られています。さすがに一大行事とあり様々なデザインのカードが出回っています。そして切手もクリスマス限定のものが販売されます。

<多文化ですから>

ユダヤ系の人が多いニューヨークではユダヤ系の12月の行事ハヌカーをお祝いする場面を良く見ます。また様々な人が住むニューヨークでは「メリー・クリスマス」と言う代わりに「ハッピー・ホリデー」と声をかけることが多いです。



いかがでしたか?
クリスマスシーズンは誰もが遠足前夜の子供のように浮き浮きしています。街歩きすれば写真におさめたくなるスポットばかりで時間があっという間に過ぎます。きっとイルミネーションの素敵な写真は旅の思い出になるでしょう。
以上ニューヨークナビでした。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-12-20

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