徹底解剖、スターバックス・リザーブ・ロースタリ―をご紹介します!

入った瞬間からテンション高くなります!お店まるごと楽しめるスタバです。ニューヨークで訪れたいスポットがまた増えました♪

こんにちは、ニューヨークナビです。
2018年12月にニューヨークにもスターバックス・リザーブ・ロースタリ―がオープンしました。シアトルで1号店がオープンし、アメリカ国内ではニューヨーク店が2号店です。世界中からのコーヒー豆を店内で焙煎し、一杯ずつコーヒーを淹れる特別なお店です。そしてミラノ発のベーカリーのサンドイッチやスイーツまであると聞いてナビも早速行ってきました。まるで「工場見学できる巨大カフェ」またはちょとした「コーヒーのテーマパーク」って感じ驚きましたよ~。全世界でチェーン展開しているスタバの貫禄と常に入ってくるお客さんの期待感などが店内には充満しています。誰もが興奮してしまうお店です。
それでは、スターバックス・リザーブ・ロースタリ―をご紹介します。
(文中の値段は2019年1月のものです。)

スターバックス・リザーブ・ロースタリ―とは?

店内焙煎をして、コーヒーは1杯ずつ淹れる特別店です。
ただ、焙煎工程を見せてくれたりお店全体で見せ方が上手で「さすが、スタバ」と唸りたくなってしまいます。店内は1階、半地下、中2階の3フロアーで広いです。この広さに入った瞬間圧倒され、誰もが観光客化してしまうはずです。入口では店員さんが元気よく挨拶してくれて、簡単なお店の紹介をしてくれます。いくつかのセクションに分かれた店内はコーヒーショップかもしれないけれども、「一周歩いてみよう!」って気分になります。なので、歩き回っている人が多く店内はかなり活気があります。通常のスタバと違い、休憩や打合せ用に訪れるのではなく、お店自体を楽しむために皆さん訪れています。
ただ、2019年1月時点では落ち着いてコーヒーを飲むとか、PC開けて仕事に集中という雰囲気ではありませんので、ご注意を。

注文方法と席の確保方法

カウンター席

カウンター席

メインバーとエクスペリエンスバー
基本的にはいつものスタバと同じシステムですが、壁にメニュー表がありません。その代りに入口やカウンターに置いてある細長いメニューからオーダーします。
メニューを開いた中央の白い部分は日によって変わります。持ち歩き自由なので指差しオーダーにも使えるし、持って帰ってもいいんですよ。メニューはいつものスタバとはまるっきり違います。
そして、レジも見当たらないんですよね。レジはサンドイッチやスイーツの置いてあるカウンタ―付近にお客さんからは見えない場所にあるんです。たいていはレジのある辺りに列があるので分かると思います。支払は現金でもクレジットカード利用も出来ます。オーダー時に名前を聞かれ、準備が出来たら名前を呼ばれるシステムです。なお、カウンター席に座った場合は席から注文出来ます。

オーダーピックアップ後は好きな場所に座ってかまいません。こちらもいつものスタバと同じシステムです。定員は588人ですのでかなり広いのですが、混んでいるので席を探すのが難しいこともしばしばなんですよね。立つのが苦にならなければ半地下を見下ろすあたりにある縁も利用可能です。

入口にあるメニュー

入口にあるメニュー

アリヴィアモバー
係員が席に案内してくれますので、席で注文します。お酒類を注文する場合は身分証明書が必要です(飲酒は21歳以上です)。

メインバーエリア

メインバーエリア

アリヴィアモバー

アリヴィアモバー

店内ご紹介!

メインバー(Main Bar)
1階の入口前にあるメインバー。普通にコーヒーをオーダーしたいならこちらへ。コーヒーはリザーブ店と同じコーヒーマシーンのクローバーで淹れています。カプチーノ、ラテからロースタリー店オリジナルコーヒードリンクまであり充実したメニューです。さらにコールドブリューコーヒーの種類も多いです。お店の人のおすすめはケンタッキーバーボンの樽で熟成したコーヒー豆を使ったウィスキー・バーレル・エイジド・コールドブリューコーヒーだそう。なお、コーヒーとアイスクリームのアフォガードはありますが、おなじみのフラペチーノはありません。ミネラルウォーター、紅茶、オレンジジュース等も購入出来ます。

メニュー一例:
クローバー・ブリュード(コーヒー) $4.50~
ウィスキー・バーレル・エイジド・コールド・ブリュー $12.00



エクスペリエンスバー(Experience Bar)
一つ階段で降りた半地下がエクスペリエンスバー。コーヒーの味そのものを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。クローバーシステムだけでなくサイフォン式、Chemex等抽出方法を選択できるのが特徴の一つです。色々な抽出方法が用意されているので、種類の違うコーヒー豆の飲み比べ、コーヒー豆は一種類だけれども2つの抽出方法の飲み比べなどが楽しめます。また、コーヒーとチョコレートのペアリングメニューも人気メニュー。チョコレートはミルク、ホワイト、ダークから選べます。

メニュ―一例:
ブリューコンパリソン(2つの抽出方法で淹れた一種類の豆を飲み比べ)$18.00
エスプレッソ・シッピング・ガナーシュ (エスプレッソとチョコレートのペアリング)$9.00
 
徹底解剖、スターバックス・リザーブ・ロースタリ―をご紹介します! スターバックススターバックス・リザーブ・ロースタリ― 飲み比べセット(Origin Flight)

飲み比べセット(Origin Flight)


アリヴィアモバー(Arriviamo Bar)
中2階にあるバーです。コーヒーをベースにしたカクテル、ノンアルコールカクテル(Spritfree)、ワイン、ビールと揃う本格的なバーです。ワインはイタリア産、アメリカ産が中心です。ビールはニューヨークの地ビールを中心に9種類。なお、プリンチベーカリーの食べ物もオーダーも可能です。店内全体を見下ろす眺めもいいですし、ウェイターサービス式なのでゆったりと大人の時間が過ごせます。奥のガラスで仕切られた部屋はプライベートイベントルームになっています。

メニュー一例:
ノンアルコールカクテル $16.00~
カクテル各種 $20.00~
グラスワイン $12.00~
ビール各種 $8.50~




プリンチベーカリー(Princi Bakery)
1階奥にミラノ発のプリンチベーカリーがあります。気取らなくて美味しそうでお腹が空いているときに行ったらどれも食べたくなります。特に甘い物好きなナビはティラミス、タルト等イタリアの香りがするスイーツから目が離せませんでした。甘い物好きには嬉しいけれど危険ですね。食事系はピザ、サンドイッチ、サラダ等があり、朝11時まではオーダー制で卵料理、オートミール等の朝食メニューもあります。それにクロワッサンや焼き立てパンの販売もあるんですよ。サンドイッチとスイーツはメインバーやエクスペリエンスバーにも置いてあります。

メニュー一例:
ペイストリー各種 $4.50~
サンドイッチ各種 $7.50~
ピザ各種     $8.00~
ケーキ各種          $8.00~


焙煎後のコーヒーを保管するサイロ

焙煎後のコーヒーを保管するサイロ

焙煎コーナー
1階奥に焙煎工程を見ることが出来る焙煎コーナーがあります。中央にどぉ~んとある金色の物体はお店のシンボル的存在で、焙煎後の豆を保管するサイロです。
焙煎工程はコーヒー豆を麻袋から磁気式になった大きな箱に投入することから始まります。ここで金属の不純物を取り除くそうです。そして、店内の天井に張り巡らされた透明な管を通って生豆サイロ、ロースター、焙煎後のサイロの順で移動します。コーヒー豆が袋からザザザーと出てくる様子や管を通っている様子など、普段見ることが出来ないので興味津々になりますよ。
ロースターコーナーでは焙煎士さんが豆の状態を見せてくれながら焙煎について熱く語ってくれます。焙煎士さん達はシアトル出身のスタバ歴17年の焙煎士さん、テキサス出身の10年の焙煎士さんと等と全米のスタバからニューヨークのリザーブ・ロースタリ―オープンのためにやってきたそうです。
コーヒー豆を袋から出す

コーヒー豆を袋から出す

コーヒー豆移動中

コーヒー豆移動中

移動中のコーヒー豆についての説明

移動中のコーヒー豆についての説明

焙煎中

焙煎中

色が変化する段階を見せてくれる

色が変化する段階を見せてくれる

焙煎後すぐに冷却装置へ

焙煎後すぐに冷却装置へ


ギフトコーナー
入口脇、メインバー前はギフトコーナーです。品揃えは普通のスタバと違ってやはりワンランク上です。リザーブ・ロースタリ―のオリジナルグッズ、しかもニューヨーク店限定グッズが満載です。マグカップはリザーブのRのデザインから、ロースタリ―限定物等と種類がたくさんあり迷うはず。さらにTシャツや帽子、ジージャンなどの洋服も扱っています。スタバのシンボルの人魚をデザインしたTシャツは要チェックです。他にもコーヒーを淹れるためのグッズも販売しています。お土産選びは時間をかけてくださいね。

豆の量売りコーナー

入口左手にあるのが豆の量売りコーナー。このコーナーでは世界中の産地から来た希少なコーヒー豆を扱っています。
焙煎日の表示は飲み頃の目安のためです。焙煎直後の豆はガスが多すぎて美味しくないそうです。飲み頃は焙煎後7日後以降とのことです。豆を挽くサービスがないのはそのためです。7日経って、飲み頃になってからご自分で挽いてくださいね。

その他

焙煎中の豆の種類を表示

焙煎中の豆の種類を表示

店内アート
壁にはニューヨークのアーティストが手掛けたスタバのシンボル、人魚のアートや、スタバの一号店のイラスト等があります。ちょっぴり分かりにくい場所にあるので店内をくまなく歩いて見つけてくださいね。

無料Wifi

ラッピングサービス



いかがでしょうか?
スタバファンじゃなくても、コーヒー好きでなくとも楽しめるお店です。コーヒーの値段だけを見ると高く感じるかもしれませんが、ギフトコーナーを物色して、焙煎工程を見てと飽きません。それに写真の撮りがいもあり思ったより長居してしまうはずです。皆さんも、ぜひ訪問してみてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-01-14

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