ニューヨークで絶対食べたいスマッシュバーガー特集

こんがり焼かれたお肉、アメリカンチーズ、ピクルス、玉ねぎのハーモニー。全体を貫くジャンクフード感が素晴らしい!

こんにちは、ニューヨークナビです。
ハンバーガーはニューヨーク旅行で食べたいリストに絶対入りますよね。
ナビもニューヨークで皆さんにはハンバーガーは絶対食べて帰って欲しいです。
ハンバーガー店が山のようにあるニューヨークで、今回ナビがおすすめしたいのはスマッシュバーガーです。塩をきつめにこんがりと焼いたパティに最低限のトッピングとシンプル・イズ・ベストを極めたハンバーガーです。しかも小さめサイズで典型的アメリカン巨大バーガーとは全く違うんですよ。それでも、あふれるジャンク感がたまらなくて、フライドポテトとコーラをお供に食べたら最高なんです。
それでは、ニューヨークのおすすめスマッシュバーガーをご紹介します。

※値段は2023年7月のものです。

スマッシュバーガーとは?

独特な焼き方
普通のハンバーガーとの大きな違いはお肉の焼き方です。
焼く前のお肉は大きめのミートボールのような形。鉄板にのせたらすぐに真上から丸いアイロンのような道具でぐちゃっと潰して薄くします。名前の由来はこの潰す(スマッシュ)から来ています。潰してしばらくは上から押し続け、表面に焼き目をつけます。これで肉汁も逃げず、カリカリの焼き上がりになります。どこもオーダーするとすぐに製作を始め、薄く伸ばしたパティはすぐに焼けるため出来上がるのも早いんです。メニューのシングルはパティ1枚、ダブルはパティ2枚のことです。基本トッピングはアメリカンチーズ、ピクルス、玉ねぎ、特性ソース等とシンプルなお店が多いです。サイズは小さめで軽いのでペロッと完食しちゃうはず。食事というよりもおやつや前菜感覚で食べられます。2つ食べている男性もよく見かけますね。
バンズはポテトロール使用
スマッシュバーガーはバンズにポテトロールを使用しているお店が多いです。
ポテトロールは材料にじゃがいもの粉を使用。普通のバンズよりも黄色味がかった生地はしっとり、ちょっと甘味もあります。肉汁をきちんと吸収してもべちゃとならない点がハンバーガーに向いているそうです。肉汁がバンズに吸収されることにより一体感のあるハンバーガーになっている気がします。

ナビおすすめ店

スマッシュバーガーは気取らない食べ物なので、店構えは小さく庶民的なお店がほとんどです。トイレが無いお店もありますので、ご注意を。

Lovely’s Old Fashioned
場所:45丁目と46丁目の間の9番街沿い
シャーロットズ・スペシャル:8.50ドル

店名のとおり雰囲気もメニューもノスタルジック。目の前で調理しているのでスマッシュバーガーが作られる様子がよくわかります。おすすめはシャーロットズスペシャル。カリカリお肉、炒めた玉ねぎ、チーズ、特製ソースのハーモニーが抜群です。バンズも鉄板で焼いているので熱々。美味しくてパクパク食べちゃいましたが、食べ終わるのが惜しい、そんな気にさせられます。塩がしっかり効いたフライドポテトもおすすめです。フライドポテトとオニオンリングはテイクアウトにすると青い紙コップに入れてくれます。写真映えを狙う人はわざとテイクアウトにして外のテーブルで食べても良いかも。トイレ無し。


7th Street Burger
場所:イーストビレッジ店は1番街とアベニューAの間の7丁目沿い
チーズバーガー(シングル):6.5ドル

イーストビレッジ発祥のニューヨークのスマッシュバーガー代表格。
2021年にオープン後、すぐに人気店になったほど。メニューは驚くほどシンプルで、チーズバーガー(シングルまたはダブル)とインポッシブルバーガーとフライドポテトのみ。飲み物だってコーラと水だけなんです。ジャンク感にあふれたスマッシュバーガーのお手本のようなバーガーが楽しめます。人気店で人の出入りが絶えません。イーストビレッジ店はお世辞にも清潔とは言えないアウトドア席のみなのが、気取ってなくてイーストビレッジらしくて良いんですよね!イーストビレッジ店はトイレ無し。市内に10店舗あり。

Oh Boy
住所:84 Havemeyer Street, Brooklyn
(メトロポリタンアベニューとホープストリートの間のHavemeyer Street沿い)
Oh Boy burger:14ドル

ウィリアムズバーグにある小さなアメリカ料理店です。ここはマックグリドルブレックファストで一躍有名になりました。そんななかでもハンバーガーがひそかな人気。ダブルパティにアメリカンチーズ、ピクルスのハンバーガーはお肉の味をしっかり味わえ食べ応えあります。今回ご紹介するお店のなかでは14ドルとお値段高めで、その分ジャンク感はうすいです。

Smashed
ローアーイーストサイド店住所:167 Orchard Street(Orchard StreetとStanton Streetの角)
クラッシック・スマッシュド(シングル):8ドル

名前の通りスマッシュバーガー専門店。
専門店のため、バーベキュー、チリ・チーズ等色々なタイプのスマッシュバーガーがあります。基本のクラッシックはパティ3枚のトリプルもあります。お肉が大きくてバンズからはみ出た量が半端なく、油断したらパティが落ちそうです。
ローアーイーストサイドとウエストビレッジの2店舗。行くなら店舗が大きいローアーイーストサイド店がおすすめ。
ローアーイーストサイド店

ローアーイーストサイド店

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Mighties
Lil Mighties (シングル): 7ドル

エセックス・ストリート・マーケット地下にあるフードコートのマーケットラインにあるハンバーガー専門店。小さなお店ですが、ニューヨークのミシェランレストラン一つ星レストランであるContraが手掛け、厳選した肉を使うこだわり店。
他店よりもこんがり感は感じられなかったもののこちらもチーズ、玉ねぎ、ピクルス、オリジナルソースのシンプルでお手本のようなスマッシュバーガーが食べられます。フードコート内なのでゆっくり食べることが出来ます。
ニューヨークで絶対食べたいスマッシュバーガー特集 ニューヨークのハンバーガーハンバーガー特集 マーケットライン

マーケットライン


シェイク・シャック

日本でもすっかりお馴染みのニューヨークを代表するハンバーガー店。知らず知らずに食べているかもしれませんが、こちらもスマッシュバーガーなんです。2004年にマディソンスクエアガーデンに誕生してから気がつけば世界中に店舗を拡大する一大チェーンになっていました。こちらはトマトもレタスも入っているスマッシュバーガー。いつ食べても脂が軽くて食べやすいのが魅力です。

いかがでしたか?
ナビも食べた翌日にはまた食べたくなるくらいスマッシュバーガー大好きです。
一体感があるせいか食べていて、ハンバーガーもぐちゃぐちゃにならないし手も汚れないのも嬉しい。しかも、ほとんどのお店が10ドル以下という良心的な値段です。
皆さんもぜひニューヨークでスマッシュバーガーを食べてみてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。







上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-07-23

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