誰もが大好き!ニューヨークのドーナツ特集

旅行中はダイエットしている場合ではありません。ニューヨークでドーナツ食べなきゃ損!

こんにちは、ニューヨークナビです。
ニューヨークのドーナツが元気です。気が付けばニューヨークは全米ベストドーナツリストに名を連ねるお店が3店舗(ドウ、ドーナツプラント、ピーターパンドーナツ)もあるドーナツ天国になっていました。最近、ニューヨークのドーナツ界はレストランシェフ出身者が増えており、デザートからヒントを得たり、調味料系フレーバーと味の幅が広がっています。かと言ってケーキのようではなく、進化しているけれどドーナツらしさは失っていません。ちゃんと食後に罪悪感に浸れますからね。
それではニューヨーカーお気に入りのドーナツをご紹介します。

ニューヨークのドーナツ豆知識

ドーナツは朝ごはん

アメリカでドーナツと言ったら朝食に食べるのが一般的なんです。もちろんゴールデンコンビのコーヒーとともに。ドーナツでエネルギー補給、コーヒーでカフェイン補給して一気に目を覚まします!なんだかとっても即効性があるような気がしますよね?ナビも最初は驚きましたが、今ではすっかり朝食にドーナツ派になりました。また、最近ではおやつにも食べる人が増えてきているそうです。


できるだけ早めに行きましょう

朝食に食べるためドーナツ店は朝早くから営業しています。チェーン店のダンキンドーナツに至っては朝5時30分から営業しています。有名店のなかには午後3時頃には売り切れてしまうお店もあります。ドーナツ屋さんに行くならできるだけ早い時間に訪れてください。

毎年6月第1金曜日はドーナツの日

アメリカの国民食の一つであるドーナツ。ドーナツの日はアメリカ中がドーナツでいつも以上に盛り上がる日です。例年、この日は各ドーナツ店キャンペーンを開催します。例えば、ダンキンドーナツでは飲み物購入につきドーナツ1つ無料でもらえます。

イーストドーナツ

イーストドーナツ

ドーナツ用語
ドーナツの種類は大きく分けてイーストタイプとケーキタイプの2つ。

■イーストドーナツ

イースト菌を入れて発酵させて膨らました生地を揚げたタイプ。手間がかかります。
サイズは大き目。お店によりますが、食感はもっちり、ふわっとタイプ。
Raised(レイズド)と言う場合もあります。

ケーキドーナツ

ケーキドーナツ

■ケーキドーナツ
ベーキングパウダーを入れた生地を揚げたタイプ。サイズは小さ目でしっかりした食感。

■Glazed(グレイズド)
アイシングのかかっているドーナツのこと。

Filled(フィルド)
クリームがなかに入っているドーナツのこと。

ニューヨークの人気店はここだ!

必ず行ってほしい3店
今のニューヨークのドーナツを語るに欠かせないお店。ナビも無性に食べたくなるのがこの3店のドーナツ。
Dough(ドウ)
イーストドーナツ
たくさんのニューヨーカーが支持するニューヨークを代表するお店です。2015年には大阪にポップアップ店が登場。ナビも大好きなお店でチェルシー店オープン、そしてシティ・キッチンに出店は本当にうれしかったです。お店で1日中作られているので常に作り立てが食べられます。イーストタイプにグレイズのみのシンプルなドーナツは店名になっている生地(ドウ)に人気の秘訣があります。柔らかいけど歯応え十分です。ディーン・アンド・デルーカでも購入できますが、チェルシー店かブルックリン店で作り立てを味わってほしいです。
ピーカンバタークランチ(イースト)

ピーカンバタークランチ(イースト)

Pies n Thighs(パイズンタイズ)
イーストドーナツ、ケーキドーナツ
フライドチキンの人気店にもかかわらず、ドーナツもうまい!と大評判なんです。意外なようですがどちらも揚げ物でしたね。ドーナツの種類は6種類。シュガードーナツ、チョコレートと普通のフレーバーにまざって、サワードー、ハバネロ&パイナップルなどのオリジナルも揃っています。わりと大きめでゴツゴツしてて、野暮な見た目です。でも食感もしっかり、くっきりした味で食べ応えありなドーナツです。ナビイチオシはイーストタイプのピーカンバタークランチ。
ハバネロ&パイナップル(イースト)

ハバネロ&パイナップル(イースト)

サワードードーナツ(ケーキ)

サワードードーナツ(ケーキ)

The Cinnamon Snail(ザ・シナモン・スネイル)
イーストドーナツ、ケーキドーナツ
フードコートにあるビーガンショップです。ニューヨークで一世を風靡したと言っても過言ではないくらい人気だった屋台。2015年に屋台が終了した際には多くのニューヨーカーから復活を望む声があがりました。そして、2016年1月にフードコートの1店舗として復活!10種類前後あるドーナツももちろんビーガンです。人気はクリームブリュレ、ハルク・ホーガン・ドーナツなど。
※お店はザ・ペンジィ―内にあります。

根強い人気を誇るニューヨークの名店
こちらはすでに不動の地位を確立したお店、ドーナツ特集にはなくてはならない存在です。
Doughnut Plant(ドーナツプラント)
イーストドーナツ、ケーキドーナツ
グルメドーナツという新しいジャンルを切り開いたのがこのお店。ナビはもう少し歯ごたえがあるほうが好みですが、ドーナツプラントのフレーバーの充実ぶりはニューヨークで一番。突飛なフレーバーが最近の傾向のニューヨークで、こちらのものは考え抜かれているけれども「アリ」なフレーバーです。「このフレーバーのドーナツ美味しそう」と思うものばかりで絶対迷います。それに卵、合成着色料を使わないなど自然派とうたいながらも、ドーナツらしいジャンクな味がするのもうれしい。ドーナツ店にしては夜遅くまで営業しています。ディーン・アンド・デルーカでも買えますが直営店のほうが新鮮です。
Peter Pan Donut and Pastry
(ピーターパンドーナツアンドペーストリー)
イーストドーナツ、ケーキドーナツ
ブルックリンのポーランド系住民が多いエリアにあるドーナツ専門店。安いうえに美味しいと人気店でお店の外まで行列ができます。メニューはオールドファッション、ジャム入り、フレンチクルーラーなどドーナツの原点がここにあります。ナビ個人的にはクリームが上にべったり塗られたものが好みです。地元の人が山のようにドーナツを購入していきます。場所柄、観光地とは全く違う雰囲気に浸れます。

ちょっぴりディープな場所にある人気店
周辺に観光スポットはあるけれど、旅行客が行きそうで行かない場所にお店があります。
メープルワッフルドーナツ

メープルワッフルドーナツ

Underwest Donuts(アンダーウエストドーナツ)
ケーキドーナツ

2014年オープンと新顔ですが、ミッドタウンの外れにある狭い洗車場内で作られる愛らしいドーナツで一躍有名になりました。男性的な場所で作られているのにドーナツは小さ目で繊細。2個は平気で食べられます。種類は多くありませんがハルバ、カーウォッシュドーナツなどオリジナルフレーバーが中心です。お客さんは洗車ついでに来る男性が多くて、最初はちょっとたじろくかもしれません。もっと街中にあったら、しっとり浸み込んだメープルシロップがたまらないメープルワッフルドーナツが頻繁に買えるのに~と残念なナビです。

夏はドーナツサンドで!

ちょっぴりドーナツ気分が衰退する夏場はドーナツアイスクリームサンドがいい!ドーナツにアイスクリームを挟んだサンドイッチです。最近はドーナツアイスクリームサンドをだしているお店が増えましたが、有名店はやはりホーリークリームです。ボリューミーなので2人で1個シェアも可能です。

■ドーナツアイスクリームサンドがあるお店
ホーリークリーム
ピーターパンドーナツ
アンダーウエストドーナツ(季節限定)
ダンウェルドーナツ

ニューヨークドーナツマップ

ドーナツ専門店、ドーナツに定評のあるベーカリーなどニューヨークでドーナツを購入できる場所をご紹介。
※ブションベーカリー・アンド・カフェはベーカリー部門でドーナツ販売。午前10時頃に並ぶ。
※バルサザールに隣接しているベーカリーでドーナツは購入可能。
※ディーン・アンド・デルーカはドウ、ドーナツプラントのドーナツを販売。
いかがでしたか?
アメリカ中から愛されるドーナツ。人気ショップはどこも店内で作っています。出来立て!が美味しさの秘訣といえますね。ほとんどのお店で新フレーバーや季節限定フレーバーを随時売り出し、個性を競いあっています。みなさんもニューヨークで朝ごはんにドーナツ、おやつにドーナツでドーナツ三昧してみてくださいね。
以上ニューヨークナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-07-29

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