やっぱり大好き!ニューヨークのピザ特集

ピザ王国へようこそ!本場ニューヨークのご当地ピザを食べつくそう!

こんにちは、ニューヨークナビです。
アメリカはピザの本場。ニューヨークはアメリカのピザ発祥の地とあって星の数ほどのピザ屋があると言われています。まさにピザ天国となれば、絶対にニューヨークのピザ食べておきたいですよね!
今回はニューヨークのピザについてちょっと詳しくご紹介します。おすすめ店は美味しくて行きやすい場所を中心にピックアップしてみました!

ニューヨークで食べたいピザの種類

日本のラーメンが地方によって様々なタイプがあるようにアメリカのピザもいろいろです。せっかくです、ニューヨークのご当地ピザを食べてみてください!★印で始まるものがニューヨークのご当地ピザです。


典型的なニューヨークスタイルピザ

典型的なニューヨークスタイルピザ

ニューヨークスタイル

右上の写真が標準的なニューヨークスタイルです。一番良く見かけるものです。丸くて、薄い生地にトマトソースとモッツァレラチーズ(ピザジョイントではプロセスチーズのことが多い)のみのチーズピザです。チーズピザはプレインまたはレギュラーと呼びます。あっさりトマトソースにチーズ特有のしょっぱさと脂っぽさが売り。食感の理想はカリッとしてかつモチモチ。プレインまたは1、2種類のトッピングで食すのが一般的。

また、ブルックリンタイプのニューヨークスタイルもあります(右下の写真参照)。焼きあがりに生のバジル、オリーブオイルをかけるなど凝っています。マンハッタンでも増えています。

なお、お店によっては丸いニューヨークスタイルピザをネアポリタンと呼びますが、後述のナポリピッツァとは別物です。

<トッピング例>
ペパロニ、ソーセージ、ブラックオリーブ、マッシュルーム、アンチョビー、エクストラチーズなど

グランマスタイルピザ

グランマスタイルピザ

★スクエア
四角い型にいれて焼いた四角いピザ。生地が厚いものをシシリアンスタイル、生地が薄いものをグランマスタイルと呼びます。シシリアンは濃厚、グランマスタイルはあっさり。グランマスタイルはニューヨーク郊外のロングアイランド出身です。スクエアピザはピザジョイントでは定番メニューですがピッツェリアではほとんど見ません。

ナポリピッツァ

英語ではネアポリタンピザと言います。もちろんニューヨーク独自のピザではありませんが、ここ数年で本格的ナポリピッツァのお店が増えました。基本的には1人で食べ切れる小さいパーソナルサイズ。生地は薄くて、新鮮な材料を使って薪オーブンで焼きます。クラストはふっくらしてモチモチしています。モッツァレラチーズとトマトのシンプルなマルゲリタが人気。

知っておきたいピザのアレコレ

ホールパイとスライス
ホールパイ
大きなピザ1枚のこと。女性2、3人なら通常スモールサイズで十分。ラージサイズなら4人分はあります。
スライス
大きなパイを切り分けたもの。ピザジョイントではラージサイズを8等分にして1枚ずつ売っています。女性なら2切れでお腹が一杯になります。
ホールパイ

ホールパイ

スライス

スライス

食べられる場所
ピザジョイント
街角にある小さなピザ屋さん。オシャレな雰囲気とは程遠い場合が多いです。通常、丸いニューヨークスタイルと四角いスクエアの両方があります。カウンターに並んだ実物を見て、指差しオーダーで大丈夫です。作りおきに自分の食べたいトッピングのピザがない場合は「ブラックオリーブ、ワンスライス」と口頭で伝えましょう。スライスオーダーが基本ですから一人旅でも利用できますよ~。作りおきですので回転の早い人気店がおすすめ。

ピッツェリア
レストラン形式のピザ専門店。ホールピザオーダーなのでグループ向き。ただし、ナポリピッツァは小さいので一人でもOKです。オーダーしてから作る焼き立てピザが堪能できます。ピザ以外のイタリア料理もあります。ナポリピッツァ専門ピッツェリアはオシャレなお店でディナーにおすすめ。

これぞニューヨークピザ!が食べられるピザジョイント4店

●ディ・ファラ
ニューヨークピザの最高峰

ニューヨークのピザ界で誰もが一目置くピザ屋さん。ここは別格扱いです。マストスポットです。おろしたてのチーズを使い、生のバジル、たっぷりのオリーブオイルで仕上げるこだわり派のニューヨークスタイルのピザ。全てを一人で作るドメニコさんのピザへの思いは尊敬にも値します。ピザは丸いレギュラーと四角のスクエアがあります。ぜひ両方食べ比べてみてください。ブルックリンですがミッドタウンからは地下鉄で1本。お店は駅のすぐそばで思ったより行きやすいです。
スクエア

スクエア

レギュラー

レギュラー

黙々とピザを作り続けるドメニコさん

黙々とピザを作り続けるドメニコさん

儀式のような仕上げの生バジル

儀式のような仕上げの生バジル

●ジョーズ・ピザ
ニューヨークスタイルピザの人気店

店構えもピザもオーソドックスなニューヨークスタイルのピザ屋さん。この手のおすすめ店は意外と少なくここは貴重な一つです。試してほしいのはプレインかペパロニ。シンプルなニューヨークスタイルピザの良さが伝わります。場所柄か繁盛しており、作りおきが基本とはいえピザの回転も早いです。
●プリンスストリートピザ
スクエアが自慢

ここも見かけはただの大衆ピザジョイント。でもピザの種類別にソースを変えるこだわりのあるいいピザが食べられます。特に看板メニューのスクエアに定評アリ。なかでもイチオシはスパイシーソースのペパロニのシシリアンピザ。他にもホワイトピザ、ジェノベーゼソースを使用したペストピザとあり小さい店ながら種類豊富でいろいろ試したくなります。
サウスブルックリンピザ
パッリパッリのピザ


ピザジョイントにしては珍しくオシャレなお店です。ピザはブルックリンタイプのニューヨークスタイルと具たっぷりスクエアの2種類。ニューヨークスタイルピザは食べると音が聞こえるパッリパッリのピザです。スクエアの具は色々と変化をつけているそうなので行ってみてのお楽しみ。

■歴史のあるピッツェリアは?!■■
ニューヨークには古くからのピッツェリアがあります。有名とはいえ味については賛否両論。作り手によってムラがあるらしいです。ただ石炭利用の窯で焼いたピザは上手に焼かれていればその辺のピザジョイントとは明らかに差があります。ナビの経験からは、ピザ以外のメニューもありますがピザのみにしたほうが無難です。

●パッツィーズ

1933年創業のピッツェリア。ホールパイのみ。ここのピザはとても薄く、厚さ2ミリくらいなので女性2人でも食べ切れそうです。男性なら1人でも大丈夫かも。ナビおすすめトッピングはフレッシュモッツァレラ。半分をトッピング付きでプレインとの味比べもいいでしょう。ちなみに市内に同じ名前で同じロゴのピッツェリアが数店舗ありますが、直営店・支店ではありません。パッツィーズの味はイーストハーレム店のみでしか味わえません。
●ジョンズ・ブリーカーストリート

店員さんが良い意味で旅行者慣れしていて安心です。ナビが訪れたときは、ホールパイオンリーなのに立地のよい有名店のせいか男性の一人客を何人か見かけました。トッピングにペパロニが合いそうな典型的ニューヨークスタイルのピザです。

きちんとした食事向けのナポリピザ

●ネイプルズ45
テイクアウトコーナーがおすすめ
 
 
グランドセントラル駅近くにある大きなイタリアンレストラン。かつてはナポリ協会にも認定されたことのあるピザです。うれしいのは併設のテイクアウトコーナーならスライスで購入可能できること。しかも2.75ドルからと、とっても良心的なお値段。レストラン部門はパスタ、前菜、メインのピザ以外メニューも充実。グループならレストラン、一人ならテイクアウトコーナーと使い分けできます。


●ケステピッツァ・アンド・ヴィノ
オープン以来の人気店

ウエストビレッジはブリーカーストリート沿いにある人気店。ピザの種類は通常のものに加え、スペシャル、ホワイトピザ、グルテンフリーとありかなり豊富です。小さな気取らないお店でおしゃべりもはずみそう。ディナー向けです。
いかがでしたか?
ナビは今回の取材をとおしてピザジョイントの良さを再認識。いいピザジョイントはおじさんがテキパキとピザ作りに忙しく、ひっきりなしにお客さんがやってきます。皆さんにもそんな軽快な雰囲気のなかで薄いピザをパクツクついてニューヨークらしさを満喫してほしいですね。
以上ニューヨークナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-01-29

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