朝食に昼食にニューヨーカーの行きつけ。ニューヨークの雰囲気たっぷり味わえます。
こんにちは、ニューヨークナビです。
ニューヨークでよく見るDELI(デリ)。平凡な外観ながらデリ抜きにはニューヨークの食生活は語れません。レストランより手頃で豊富な軽食メニューは朝食、ランチに大活躍。しかも手っ取り早く食事がとれ、忙しいニューヨーカーも旅行者にも便利な場所です。カジュアルで一人ご飯の強い味方でもあるんですよ。
それではニューヨークのデリをご紹介しましょう。
デリあれこれ
■デリって何デリとはお惣菜を中心に食事が取れる小さなスーパー的存在です。デリで買えるものは惣菜、サンドイッチの軽食に雑貨、花と幅広いです。ニューヨーク中にデリはあり年中無休24時間営業のお店が多いんです。滞在中ホテルの近くにあれば朝食から水の購入とコンビニ感覚で活用できます。
デリ利用の際にチェックしたいのがメニュー数、客層、雰囲気。まず店内をぐるっと一周してみるのもいいでしょう。ミッドタウンのデリは比較的大きくイートインスペースを完備していることがほとんど。インターネットのある店もあります。明るく清潔で入りやすいデリが多いのもミッドタウン。食事目的ならミッドタウンがおすすめです。
■活用方法
その1 平日の朝食、昼食
デリで食事するなら活気にあふれる平日に行きたいです。しかも平日はランチバッフェの種類が多いです。ランチピークはだいたい12時30分から1時過ぎ。混雑をさけて12時過ぎに行くと、バッフェの食べ物は新鮮なうえイートインスペースも確保しやすい。
メニューは全てテイクアウト可能です。
夜もバッフェを用意している店がありますが種類も減るし、長時間出ているせいか乾いているので避けたほうが無難です。
その2 街歩き途中、ホテルへ戻る際のドリンク・お菓子購入
デリは飲み物も充実。カップケーキやケーキ類のスイーツもあります。ホテルに帰る前に飲み物、スナックの買いだめもいいですね。
その3 ちょっとしたお土産購入
高級品はありませんがスニッカーズのようなバラマキ土産を購入できます。24時間営業の店が近くにあれば日本への帰国直前の買物もできます。
多彩なデリメニュー
デリの代表メニューはバッフェ、サンドイッチ、サラダ、スープ。これにプラスで寿司、うどん、韓国料理、ピザなど。大きなお店は中央のバッフェテーブルを囲むように各コーナーが並び、小さなフードコートのようです。オーダーで一番大事なのはネクスト!(次の人)の声がかかったら、大きな声ではっきりとオーダーを伝えること。オーダーと食べ物のピックアップはそれぞれのコーナーでして、レジで支払います。
骨付きカルビ、餃子、アジア系のおかずも多いんですよ!
■バッフェデリの代名詞とも言えるバッフェ。デリ初めての人もセルフサービスだから気軽に挑戦できます。バッフェと呼ばれていますが食べ放題ではなく、備え付けの容器に入れてレジで重量分払う惣菜量売りコーナーです。自分の好きなもの、興味のあるものだけを選べるのはうれしいです。表示の料金は1ポンド(約453グラム)あたり。ホットフードとサラダバーがあります。ホットフードはアメリカ料理に中華系お惣菜のチャーハン、中華風空揚げ等。お店によってメニュー数がかなり異なります。
グルメサンドイッチ
■サンドイッチサンドイッチと一言で言ってもメニューはクラシックと呼ばれる定番、グルメ風、パニーニ、ラップと軽く20種類はあります。よく検討してからオーダーに挑みましょう。
サンドイッチのオーダーはこんな感じ。
①サンドイッチの種類を選ぶ
②パンの種類を選ぶ(トースト希望ならここで伝える)
③マヨネーズ、などの調味料を選ぶ。
サンドイッチによっては②③は不要の場合もあります。サンドイッチコーナーは朝食の時間帯は朝食サンド・ベーグルコーナーになります。
■Create Your Own Saladコーナートスサラダまたはチョップドサラダコーナーです。料金はサイズ+トッピングの数で決まります。お店によってはUnlimited Topping(トッピング入れ放題)もあります。トッピング・ドレッシングとも種類豊富です。じっくり考えてからオーダーしてくださいね。サイズはスモールで十分です。
①サイズとレタスの種類を選ぶ
②トッピングを選ぶ
③ドレッシングを選ぶ
④トス(和える)またはチョップ(細かくする、追加料金が発生することもあり)を選ぶ。
■スープ・コーヒーコーナー
スープ・コーヒーコーナーもセルフサービスの場合がほとんど。カップの大きさを選んで自分で入れます(火傷に注意して下さいね)。サイズによって値段が変わります。スープには無料のパンがつく場合が多いです。
■その他いろいろ
いかがでしたか?
一つのお店で様々な味が楽しめるデリ。食べたいものがはっきりしない迷った時に便利です。お腹のすき具合によってスープとバッフェの惣菜を少しと自分流アレンジも可能です。そして何よりもニューヨークの日常を感じたいならデリに行ってみましょう。
以上ニューヨークナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-03-06