こんにちは、ニューヨークナビです。
ニューヨークの冬は12月から始まり、感覚的には3月一杯までです。この間は雪も積もるし、気温も氷点下になり本当に寒いです!また日の出は遅く、日の入りも早いので日照時間も少なくなっています。が、そこは大都会のニューヨーク、いつでも遊べるスポットはたくさんあるのでご心配なく。冬でもあれこれ楽しめます。
それでは冬のニューヨークの楽しみ方をご紹介します。
お得な冬のニューヨーク
12月のクリスマス前まではクリスマスショッピングの人で大賑わいです。が、その反動と寒さも加わってか1月と2月は人出も消費も落ち込みがち。そのためキャンペーンが続々と繰り広げられます。例えば有名店のレストランの食事が特別料金になるレストランウィーク、ミュージカルが安くなるブロードウェイウィークと目白押し。それになんと言っても1月と2月はホテル代が1年で一番安い時期です。これはニューヨークに行かなきゃ損!?
冬のニューヨークを楽しむために
<大事な防寒対策>冬のニューヨークの必須アイテムはババシャツ、セーター、マフラー、耳あて又は帽子、手袋、厚手のコート。コートはできるだけロング。足元はタイツに外に長時間居るならば厚手の靴下、ブーツ(スノーブーツ)又はスニーカー。ナビは1月と2月はフリースジャケットを着て、厚手のロングコート着用です。パンパンですがこうしていると寒さも和らぎます。さてニューヨークは外と地下鉄のホームは極寒ですが室内は暖房がガンガン入っています。コートを脱いだら薄着の人が多いのはそのせいです。重ね着で対応しましょう。レストランや美術館ではコートは脱いでクロークに預けて身軽に食事や観光をしましょう。
<こんな物もあると便利>カイロはニューヨークでは一般的ではありません。日本から持参するほうがいいですね。室内は暖かいのでたくさんは必要ありませんが街歩き用に靴用ホッカイロは必要です。
また乾燥も激しく、静電気もおきやすいです。保湿クリームと静電気防止グッズがあると便利です。滞在中は水分補給を忘れずに。
<ホットチョコレートの王道>
シティ・ベーカリー NYでホットチョコレートと言えば必ず名前が挙がるお店。マシュマロ(1ドル追加)入りの大きなボールに思わずニッコリ。がっ!お味は強烈に甘くまさに飲むチョコレートです。濃度もかなりあり、マシュマロをスプーンで持ち上げると予想以上に大きなマシュマロが出現し驚きです。日本では味わえない濃さと甘さが経験できます。雰囲気を楽しむためにイートインでボールでオーダーして下さいね。冬はダークチョコ味も登場。そして2月は毎日フレーバーが違うホットチョコレートが登場するHot Chocolate Monthが開催されます。
<複数の素材が奏でる大人の味>
ヴォージュこのお店ならではの素材の絶妙な組合せが光るホットチョコレートは全3種類。これまた洒落たホイップクリームをサイドに従えて登場します。おすすめはBianca(ビアンカ)と呼ばれるホワイトチョコレートベースのホットチョコレート。おやっと思うほどさらっとした口当たりで甘さ控えめ。一口飲めばラベンダーの香りが口の中に広がり、「あっ、美味しい」と思わず口走ってしまうほど。大きなテーブルに座ってホットチョコレートを飲めばとてもゆったりした気分に浸れます。
<こだわりの正統派>
L.A. Burdickチョコレート専門店だけあり削ったチョコレートと牛乳で作るホットチョコレートは口当たりまろやか。チョコレートのコクと香りが広がります。スタンダードな味ですがチョコレートの持ち味を生かした上質なドリンク。種類はダーク、ミルク、ホワイトにチョコレートの産地別と豊富に揃っています。ドリンク以外のペイストリーやチョコレートもおすすめ。お店は和やかで居心地抜群です。
<辛い?甘い?>
ジャック・トーレス・チョコレートニューヨークを代表するチョコレート専門店。ここではチリパウダー入りのWicked(ウィッケド)と名前がついたホットチョコレートがおすすめ。見た目は普通だし、飲んでみても辛さは感じません。しかし終盤になるとノドのあたりがヒリヒリし始めます。チリパウダーが効いてまさに体が内側から温まりそう。それにホットチョコレート特有の甘ったるしさもなく飲み干せます。
<楽しいホットチョコレート>
ココア・バー
ロウアーイーストサイドにあるチョコレート屋さん兼ワインバー。ミント味、シナモン味など数種あるホットチョコレートでも興味を引くのがファンキー・モンキーと名前がついたバナナ風味のホットチョコレート。飲んで楽しいバナナとチョコレートのコンビは遊び心満点です。ラウンジバーのように聞こえるかもしれませんが、昼間はクリエーターらしき人がラップトップを広げ、夜には夜ふかし族が集まるリラックスした空間です。
■■ 雪景色の公園 ■■さすがにのんびりお散歩という訳には行きませんが滞在中一度は訪れて欲しい冬の公園。冬のおすすめはアイススケートリンクのあるセントラルパークとブライアントパーク。映画のシーンのようなアイススケートリンクを背景に記念写真を撮ったり、摩天楼の下で滑るスケートも良い思い出になります。お散歩気分に浸りたい時はセントラルパークで三輪リキシャ観光、馬車観光をどうぞ。少々値は張りますが膝掛けは貸してくれるし短時間で広範囲をまわれます。ブライアントパークは屋外休憩スペースが充実。公園の南西にあるサウスウエストポーチは屋外でも暖炉にヒーター完備。またアイススケートリンク脇には期間限定のCelciusという屋外カフェもあります。
屋内で遊ぼう
■■ 美術館巡り ■■天気に左右されない観光スポットといえば美術館。ニューヨークは大規模な美術館に専門美術館と数も種類も豊富。しかも質も高い美術館が揃っています。展示品と建物の調和した素敵な空間は美術に興味がなくても十分に楽しめるスポットです。さらに美術館によってはPay What You wish(自分の好きな金額を払う)や、無料日を設けているので格安で入館できます。併設のカフェで休憩やギフトショップでのお土産選びも美術館巡りの楽しみです。
冬の夜はどうする?
■■ 夜景観光 ■■夕方5時には日も暮れて夜が長いニューヨークの冬。冬の夜は空気が澄んでいて夜景観光にぴったりです。川沿いの公園は寒すぎますが、おすすめスポットは簡単ながらも室内があるトップ・オブ・ザ・ロックとエンパイアーステートビル。またベタな夜景観光に飽きた人には暖炉もあるエンパイアホテルのルーフトップバーがおすすめ。ここからではランドマークは見えませんがビルの光を間近に感じます。暖炉と夜景に囲まれたニューヨークの夜にうっとり。
※エンパイアーホテルのルーフトップバーは21歳以下は入店不可。エレベーターに乗る前に年齢確認できる写真付き身分証明書の提示が必要です。
いかがでしたか?
冬限定のアクティビティにホットチョコレートと冬の楽しさが一杯のニューヨークです。防寒対策をしっかりして遊んでくださいね。きっと寒くても行ってよかったぁと思えるはずです。
以上ニューヨークナビでした。