2022年のニューヨーク

今年もニューヨークは前進予定。新スポットオープンにパレード復活とニューヨーカーも心待ちにしている2022年。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2022年も残念ながらコロナで年明けとなりましたね。ワクチン開発により見えたと思った終わりがオミクロン株登場で少し遠のいた気がします。それでも2021年のニューヨークを振り返ると規制はほぼ解除、新スポットもオープンしコロナ禍でも悪くはない年でしたね。2022年のニューヨークも新スポットが誕生予定なんですよ。今はまだ海外旅行は難しくても解禁になったときのためにぜひ参考にしてくださいね。そして、ニューヨーク旅行再開になったら思い切りニューヨークをエンジョイしましょう。
それでは2022年のニューヨークをご紹介します。

2022年ニューヨーク旅行時に注意したいこと

感染状況により陰性証明書を始めとする必要書類や隔離措置等は変更になります。ご旅行前に必ず日本とアメリカの最新情報を確認しましょう。

●陰性証明書提出:渡米時、日本帰国時ともに必要です。テストの種類、何日以内等の要件にご注意を。
●ワクチン接種完了証明書提示:米国市民またはグリーンカード保持者以外(一部対象外あり)は渡米時にワクチン接種完了証明提示が必要です。またニューヨークは屋内飲食、美術館等でワクチン接種証明書提示が義務化されています。必ず持参しましょう。
●到着後の隔離措置:ニューヨーク到着後は隔離措置はありませんが(2021年12月末現在)、日本到着後はあります。
●宣誓書等の書類準備

2022年のトピックス

ウィリアムズバーグからの眺め

ウィリアムズバーグからの眺め

ホイットニー美術館

ホイットニー美術館

初のブルックリンマラソン
4月24日
ブルックリン北部からスタートし、マンハッタンを眺めながらイーストリバー沿いを南下、ブルックリンブリッジやダウンタウンを通過しコニーアイランドで折り返しプロスペクトパークにてゴール。まさにブルックリンの名所を巡るコースです。

ホイットニービエンナーレ展復活
4月から8月
2年に一回開催されるニューヨークを代表するアート展です。本来なら昨年開催されるはずでしたが、コロナ禍で延期となり2019年以来の開催です。

●ヴァージンホテルオープン

ヴァージンアトランティック航空で有名なサー・リチャード・ブランソン氏率いるヴァージングループのホテルがニューヨークにオープンします。アメリカ国内ではすでにラスベガス、シカゴ等に同グループホテルがあります。ニューヨークのホテルはブロードウェイと29丁目に位置し、38階建て460室の予定です。スタイリッシュな外観で今から話題の的です。

●ミュージアム・オブ・ブロードウェイ オープン

ミュージアムの聖地、ニューヨークにミュージカルに特化した博物館が誕生。展示内容はブロードウェイの歴史、メイキング・オブ・ブロードウェイ等でデジタルを駆使した没入型博物館の予定です。場所は6番街と7番街の間の45丁目でタイムズスクエアエリアです。

カレンダー編

旅行計画時に注意したい祝祭日はグッドフライデー、イースターサンデー、独立記念日、サンクスギビングデー(前後含む)、クリスマスイブ、クリスマスなどです。これらの祝祭日はショップ、レストラン、観光スポットが休業または早めに閉店になります。夏のバカンスやお盆休み等の大型連休はなく、ショップや飲食店が長期休暇を取ることはまれです。なお、その月を代表するイベントを記載していますが、コロナ感染状況により変更・キャンセルになる可能性がありますのでご了承くださいね。

〈1月〉
1月1日 元日(祝祭日)
1月17日 マーティンルーサーキングJRの日(祝祭日)


1月1日は日本ほど盛大にお祝いしません。チェーン店を中心に飲食店やショップは営業するお店が多いですが短縮営業ですので訪問前にご確認を。
なお、マーティンルーサーキングJRの日は飲食店やショップ、観光スポットは通常営業ですので観光には影響ありません。1月と2月は宿泊料金が一番安い時期です。
〈2月〉
2月1日 旧正月
2月14日 バレンタインデー
2月21日 プレジデントデー(祝祭日)

1月に引き続き寒さの厳しい月です。旧正月には例年チャイナタウンでイベントが開催されますが今年は未定です。バレンタインデー当日はお花屋さん、チョコレート屋さんは大忙しです。プレジデントデーはショップ、飲食店、観光スポットはほぼ通常通りの営業です。
〈3月〉
3月13日 夏時間スタート
3月17日 セントパトリックデー


3月は祝祭日はありません。夏時間がスタートしますのでご注意ください。セントパトリックデーはアイルランド系の人達のお祝いで、例年なら昼間からビールを飲む人でアイリッシュパブはどんちゃん騒ぎです。今年はどんなセントパトリックデーになるんでしょうか?なお、3月下旬から少しずつ寒さも和らぎ始めます。

〈4月〉
4月初旬 スモーガスバーグオープン
4月15日 グッドフライデー(祝祭日)
4月17日 イースターサンデー
4月17日 イースターパレード

4月は暖かくなったと思ったら寒さがぶり返したりとお天気が不安定です。天候によりますが4月中旬以降が桜の咲く時期です。冬の間、休業だった市内各地のアウトドアマーケットも営業を再開します。ニューヨークの野外フードフェスとして大人気のスモーガスバーグもオープンします。イースターサンデーはレストラン、ショップが短縮営業になったり休業になる可能性があります。訪問前に必ず営業時間をご確認ください。イースターパレードは仮装大会のようなイベントで楽しいです。2020年と2021年はコロナ禍でキャンセルでしたので開催されれば2019年以来です。
〈5月〉
5月中旬 フリートウィーク
5月30日 メモリアルデー(祝祭日)


5月に入ると気温もぐんぐん上昇していき、春と初夏がまざったような街歩きに最適なシーズンです。日中は夏日にも匹敵するくらいの日もあります。5月以降毎週末のようにパレードやストリートフェアが開催されます。フリートウィークはNYに軍艦が集まるイベントです。街中に海軍の制服を来た軍人さん達があふれます。メモリアルデーはミッドタウンのオフィス街のショップや飲食店は休業することが多いです。街全体が夏モードに入る月です。
〈6月〉
6月19日 ジュ―ンティーンス(祝祭日)
中旬 マーメイドパレード
下旬 タイムズスクエアでヨガ
下旬 ゲイプライドパレード


ジュ―ンティーンスは2021年から追加されました。6月から野外無料イベントが市内各地で始まります。コニーアイランドで開催されるマーメイドパレードは2019年以来の開催を予定しています。6月はゲイプライド月間なので街中でレインボーの旗を見かけます。
7月〉
7月4日 独立記念日(祝祭日)
7月4日 メイシーズ独立記念日花火大会


7月が1年でもっとも暑い季節です。7月・8月は学校が夏休みに入ります。野外無料イベントのピークで市内あちこちで開催されます。日が長くなるため夜のイベントも多いです。独立記念日はショップ、レストランは休業する場所もありますのでご注意ください。また独立記念日は花火大会が全米のあちこちで開催されます。ニューヨークではメイシーズ主催の独立記念日花火大会が有名です。

〈8月〉
サマーストリート
8月29日から9月11日 USオープンテニス


8月は祝祭日はありません。なお、長期バカンスもお盆休みもありません。サマーストリートと呼ばれるパークアベニューを歩行者・自転車天国にする大胆なイベントが8月の第一土曜日、第二土曜日、第三土曜日に開催されます。8月末からはグランドスラムの一つUSオープンテニスが開かれます。8月中旬以降は少しずつ涼しくなり、下旬からはハリケーンシーズンに入ります。
〈9月〉
9月5日 レイバーデー(祝祭日)
9月11日 同時多発テロ犠牲者追悼
9月中旬 サン・ジェンナーロフェスティバル


9月11日は追悼イベントが開催されます。9月のレイバーデー明けから学校も始まり、野外無料イベントの数も減っていきます。レイバーデー明けから12月中旬まではビジネス客が増えホテルの需要が高くなり宿泊料金は一番高くなるピークシーズンです。中旬に行われるリトルイタリーのサン・ジェンナーロフェスティバルは賑やかで食べ物屋台が充実の楽しいイベントです。なお、下旬にはかなり気温も下がりますのでご注意ください。
10月〉
10月10日 コロンバスデー(祝祭日)
10月31日 ハロウィーンパレード


10月に入ると街はハロウィーン一色になります。市内各地でハロウィーン関係のイベントが開かれます。カボチャの季節でもあり、マーケットでオレンジ色のカボチャを多く見かけるようになります。10月中旬を過ぎると少しずつ気温も下がりはじめ短いニューヨークの秋はあっと言う間に過ぎ去ります。市内のアイススケートリンクが中旬以降には続々とオープンします。

〈11月〉
11月6日 冬時間始まる
11月6日 ニューヨークシティマラソン
11月11日 ベテランズデー(祝祭日)
11月24日 サンクスギビングデー(祝祭日)
11月24日 メイシーズサンクスギビングデーパレード
11月下旬 ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式


11月には最低気温が氷点下になることもあり、秋というよりも冬です。サンクスギビングデーを皮切りにホリデーシーズンに入ります。クリスマスイルミネーションは11月中旬からお目見えします。
〈12月〉
12月25日 クリスマス(祝祭日)
12月31日 タイムズスクエアカウントダウン


ツリーやイルミ―ションで1年で一番楽しい時期です。例年、クリスマス前までは賑やかですが、クリスマス当日は多くのショップ・飲食店・観光スポットは休業ですのでご注意ください。26日はほとんどのお店が通常営業に戻ります。また、少数ですが飲食店では年末から年始までお休みするお店もあります。

いかがでしたか?
コロナ禍も3年目です。2021年の年末に感染再拡大しましたが、全体としては2021年はノーマルに近づいた年でした。2022年もきっと前進するでしょう。2022年が皆さんにとって健康で良い年になりますように。
以上、ニューヨークナビでした。




関連タグ:ヴァージンホテル

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-01-01

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