2021年のニューヨーク

こんにちは、ニューヨークナビです。
2021年が始まりました。2020年、ニューヨークも新型コロナウィルスとの闘いと経済活動持続を模索する年でした。沢山のお店が閉店してしまったのは残念なことです。また、マスク着用、ソーシャルディスタンス、テレワーク等で生活は大きく変わりましたね。パンデミック前はマスクなんて不審者扱いだったのに、今やマスク着用は当り前です。気が付けばマスク姿のパブリックアートも増えましたね。そして、企業のテレワーク化も一気に進み、今では週5日出勤なんて考えられないです。コロナとの付合いも2年目の今年は新たな生活様式がまた生まれるかもしれませんね。
さて、今年のニューヨークはコロナ禍でも高級リゾートホテル、展望デッキ、ハドソン川の人口島等の新スポットのオープンが予定されています。次のニューヨーク旅行の楽しみにしてくださいね。
それでは、2021年のニューヨークをご紹介します。

2021年ニューヨーク旅行時に気を付けたいこと

自由に旅行が出来るようになるのはまだ先かもしれませんが、
自主隔離ルールは状況により変化します。ご旅行前に以下をご確認くださいね。

●ニューヨーク到着時の入国要件、自主隔離等の確認
アメリカは州によって、対策が異なりますので必ず訪問州のルールをご確認ください。
●日本帰国後の検査、隔離等の確認

2021年のトピックス

●ブロードウェイミュージカル再オープン
2021年6月
新型コロナウィルスの影響で2020年3月中旬から公演中止となるブロードウェイミュージカルは2021年6月に再オープン予定です。ただ、ショーによって再開時期が異なる予定で、本格再開は秋以降と言われています。

●２つのラグジュアリーリゾートホテルがオープン
世界各地で展開するラグジュアリーリゾートがいよいよニューヨークに上陸。どちらのホテルもスパを併設。
１．アマン・ニューヨーク
2021年春予定
場所：57丁目と5番街の角
２．シックス・センシズ・ニューヨーク
2021年時期未定
場所：10番街の17丁目と18丁目
同ホテルチェーンの北米初進出ホテルです。

●リトル・アイランド オープン
2021年春予定
場所：ピア55　（ハドソン川と13丁目と14丁目の間）
ハドソン川のピア55に新名所がオープンします。人口の浮島型の公園で、都会のオアシスがまた増えるとすでに話題です。島は遠く目にはワイングラスが並んだような見た目で絶対興味を惹かれます。公園内には野外円形劇場もあります。

●ザ・サミット　オープン
2021年後半
場所：42丁目とバンダービルト
昨年、ハドソンヤードにオープンした屋外展望デッキエッジNYに続き今年も新たに展望デッキがオープン予定です。場所はミッドタウンのグランドセントラル駅隣ととても便利。しかもクライスラービルが良く見える場所です。展望デッキは59階に位置し、屋外スペースもあります。

●地下鉄・市バスの料金改定
まだ詳細、時期は未定です。
現在、7日間・30日間乗り放題パスの中止、1回券の値上げ、バスでの小銭使用中止等が提案されています。

〈1月〉
1月1日　元日（祝祭日）
1月18日　マーティンルーサーキングJRの日（祝祭日）

1月1日は日本ほど盛大にお祝いしません。チェーン店を中心に飲食店やショップは営業するお店が多いですが短縮営業ですので訪問前にご確認を。
なお、マーティンルーサーキングJRの日は飲食店やショップ、観光スポットは通常営業ですので観光には影響ありません。

〈2月〉
2月12日　旧正月
2月14日　バレンタインデー
2月15日　プレジデントデー（祝祭日）

1月に引き続き寒さの厳しい月です。バレンタインデー当日はお花屋さん、チョコレート屋さんは大忙しです。今年はステイホームでのバレンタインデーになりそうですね。プレジデントデーはショップ、飲食店、観光スポットはほぼ通常通りの営業です。

〈3月〉
3月14日　夏時間スタート
3月17日　セントパトリックデー

3月は祝祭日はありません。夏時間がスタートしますのでご注意ください。セントパトリックデーはアイルランド系の人達のお祝いで、例年なら昼間からビールを飲む人でアイリッシュパブはどんちゃん騒ぎです。ただ、コロナ禍でいつもより静かなセントパトリックデーになると予想されます。なお、3月下旬から少しずつ寒さも和らぎ始めます。

〈4月〉
4月初旬　スモーガスバーグオープン
4月2日　グッドフライデー（祝祭日）
4月4日　イースターサンデー
4月４日　イースターパレード
4月は暖かくなったと思ったら寒さがぶり返したりとお天気が不安定です。天候によりますが4月中旬以降が桜の咲く時期です。冬の間、休業だった市内各地のアウトドアマーケットも営業を再開します。ニューヨークの野外フードフェスとして大人気のスモーガスバーグもオープンします。イースターサンデーはレストラン、ショップが短縮営業になったり休業になる可能性があります。訪問前に必ず営業時間をご確認ください。イースターパレードは歩行者天国になった5番街を正装（仮装？）した人が練り歩く楽しいイベントです。まるで仮装大会のようです。

〈5月〉
5月初旬　ガバナーズアイランドオープン
5月中旬　フリートウィーク
5月31日　メモリアルデー（祝祭日）

5月に入ると気温もぐんぐん上昇していき、春と初夏がまざったような街歩きに最適なシーズンです。日中は夏日にも匹敵するくらいの日もあります。5月以降毎週末のようにパレードやストリートフェアが開催されます。フリートウィークはNYに軍艦が集まるイベントです。街中に海軍の制服を来た軍人さん達があふれます。メモリアルデーはミッドタウンのオフィス街のショップや飲食店は休業することが多いです。ニューヨーカーの夏の遊び場ガバナーズアイランドもオープンし、夏モードに入る月です。

〈6月〉
中旬　マーメイドパレード
下旬　タイムズスクエアでヨガ
下旬　ゲイプライドパレード

6月も祝祭日はありません。6月から野外無料イベントが市内各地で始まります。ヨガやズンバ等の無料エクササイズクラスも公園で開催されます。日が長くなるため夜のイベントも多いです。コニーアイランドで開催されるマーメイドパレードは露出度が高い夏らしいイベントでおすすめです。ゲイプライド月間なので至所でレインボーの旗を見かけます。

〈7月〉
7月4日　独立記念日（祝祭日）
7月4日　メイシーズ独立記念日花火大会

7月が1年でもっとも暑い季節です。7月・8月は学校が夏休みに入ります。今年はアウトドアダイニングが2年目に入ります。開放的な気分に浸れるアウトドアダイニングは夏にぴったりでさらに盛況になりそうですよね。独立記念日はショップ、レストランは休業する場所もありますのでご注意ください。また独立記念日は花火大会が全米のあちこちで開催されます。ニューヨークではメイシーズ主催の独立記念日花火大会が有名です。

〈8月〉
サマーストリート
8月30日から9月1２日　USオープンテニス

8月も祝祭日はありません。なお、長期バカンスもお盆休みもありません。サマーストリートと呼ばれるパークアベニューを歩行者・自転車天国にする大胆なイベントが8月の第一土曜日、第二土曜日、第三土曜日に開催されます。8月末からはグランドスラムの一つUSオープンテニスが開かれます。8月中旬以降は少しずつ涼しくなっていきます。下旬からはハリケーンシーズンに入ります。

〈9月〉
9月６日　レイバーデー（祝祭日）
9月中旬　サン・ジェンナーロフェスティバル

今年は2001年の同時多発テロから20年です。毎年、9月11日は追悼イベントが開催されます。9月のレイバーデー明けから学校も始まり、野外無料イベントの数も減っていきます。レイバーデー明けから12月中旬まではビジネス客が増えホテルの需要が高くなり宿泊料金は一番高くなるピークシーズンです。中旬に行われるリトルイタリーのサン・ジェンナーロフェスティバルは賑やかで食べ物屋台が充実の楽しいイベントです。なお、下旬にはかなり気温も下がりますのでご注意ください。

〈10月〉
10月11日　コロンバスデー（祝祭日）
10月31日　ハロウィーンパレード

10月に入ると街はハロウィーン一色になります。市内各地でハロウィーン関係のイベントが開かれます。カボチャの季節でもあり、マーケットでオレンジ色のカボチャを多く見かけるようになります。10月中旬を過ぎると少しずつ気温も下がりはじめ短いニューヨークの秋はあっと言う間に過ぎ去ります。市内のアイススケートリンクが中旬以降には続々とオープンします。

〈11月〉
11月７日　冬時間始まる
11月７日　ニューヨークシティマラソン
11月11日　ベテランズデー（祝祭日）
11月2５日　サンクスギビングデー（祝祭日）
11月2５日　メイシーズサンクスギビングデーパレード

11月には最低気温が氷点下になることもあり、秋というよりも冬です。2020年にバーチャル開催となったメイシーズ主催のサンクスギビングデーバレードの今年の開催も気になります。なお、サンクスギビングデーを皮切りにホリデーシーズンに入ります。クリスマスイルミネーションは11月中旬からお目見えします。

〈12月〉
12月初旬　ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式
12月25日　クリスマス（祝祭日）
12月31日　タイムズスクエアカウントダウン

コロナ禍で2020年はバーチャル開催となったロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式とタイムズスクエアのカウントダウン。今年はどうなるのでしょうか？2020年のホリデーシーズンはコロナ禍でも、クリスマスツリーやイルミネーションがきらびやかでクリスマスの雰囲気は十分楽しめました。1年で一番楽しい時期だけあり活気も戻っていました。例年、クリスマス前までは賑やかですが、クリスマス当日は多くのショップ・飲食店・観光スポットは休業ですのでご注意ください。26日はほとんどのお店が通常営業に戻ります。また、飲食店では年末から年始までお休みするお店もあります。

いかがでしたか？
ワクチン接種が始まったかと思えばイギリスで変異したウィルスが見つかりと気が休まる時がありませんね。それでも、今年は本当に復活の年になるように願っています。
皆様も引き続き十分ご注意してお過ごしくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。