ニューヨークの冬を楽しめるお得なキャンペーンが目白押し。寒い季節は街歩きよりもインドア中心の旅行計画を立てましょう!
こんにちは、ニューヨークナビです。
新しい年がまた始まります。1月初旬まではクリスマスツリーもあり街はまだまだ賑やかです。ただ、それを過ぎると1年で一番寒い季節だけあり、外を出歩く人の数は少なくなり寂しい感じになります。でもご安心ください。美術館やミュージカル鑑賞などインドア関係が多いニューヨークは寒さに関係なく楽しめます。それに観光スポットも空いているのでストレスなく観光出来るんですよ~。2月はバレンタインデーと旧正月があり、赤色の飾りつけが目に付く時期です。ここ数年、チャイナタウンだけでなく5番街のお店でも赤のおめでたい旧正月の飾りつけを見かけるようになっています。
それでは1月2月のニューヨークをご紹介します。
カレンダー編
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1月、2月の祝日
元日 1月1日
郵便局、銀行、公的機関はお休みです。観光スポット、ショップ、飲食店はサンクスギビングデー、クリスマスよりは営業しています。ただし、短縮営業になることが多いのでホームページ、SNSなどで訪問前に営業時間確認をおすすめします。また日系レストランはお正月三が日を休業する場合が多いのでご注意を。一般企業の仕事初めは1月2日からです。
マーティンルーサーキングジュニア誕生日 1月15日
プレジデントデー 2月19日マーティンルーサーキングJR誕生日とプレジデントデーは休日扱いにしない企業もあり、お店、飲食店、観光スポットともに通常営業です。郵便局、公的機関はお休みになります。
お天気・気候編
12月中に雪が数回降っており、今シーズンは雪が多いのではと予想されています。1月と2月は最低気温は氷点下、日中も気温はあまり上がりません。ロングコート、手袋、マフラー、毛糸の帽子、厚手の下着は必須です。足元が冷えるので靴用ホッカイロ使用かUGGのようなムートンブーツだと心強いです。また、降雪時は道が滑りやすくなりますからスニーカーやスノーブーツ着用が良いです。外は氷点下でも室内は暖房が効いていますので脱ぎ着しやすい服装を心掛けたいですね。レストランや美術館ではクロークを利用することをおすすめします。また、非常に乾燥しているので静電気防止グッズと保湿クリームも必ず持参しましょう。雪に備えて傘があると便利ですね。大雪の場合は公共交通機関運休、ミュージカル休演、公園や観光スポット等も閉鎖になります。雪の日は帰りの足を考慮して遠出を控えることも必要です。お天気を確認してから外出しましょう。悪天候時のために航空会社の連絡先は日本出発前に必ず確認してくださいね。
<1月の平均気温>
平均最高気温39°F(3.8℃)
平均最低気温26°F(-3.3℃)
<2月の平均気温>
平均最高気温40°F(4.4℃)
平均最低気温27°F(-2.7℃)
1月&2月のトピックス
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第60回目グラミー賞授賞式開催日時:1月28日 午後7時30分から午後11時
2003年から15年ぶりのニューヨークでのグラミー賞授賞式開催です。場所はマディソンスクエアガーデンです。テレビではCBSにて午後7時30分から午後11時まで放映されます。
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ミュージカル版『アナと雪の女王』スタート2月22日より
場所:セント・ジェームス劇場(8番街とブロードウェイの間の44丁目)
大人気ディズニー映画の『アナと雪の女王(原題:Frozen)』がブロードウェイミュージカルになります。チケット販売はすでに始まっており、残席がわずかな日が多くなっています。早めのチケット購入をおすすめします。チケットはチケットマスターサイトで購入可能です。上演時間は約2時間です。年齢は8歳以上が対象です。なお、ラッシュチケットはありません。
イベント編
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クリスマスツリー11月末から飾られているクリスマスツリーももう見納めです。
1月7日まで楽しめるクリスマスツリーはこちら。
●ロックフェラーセンター
●メトロポリタン美術館
●アメリカ自然史博物館
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ブライアントパークのアイススケートリンク期間:3月4日まで、午前8時から午後10時まで開催中
場所:ブライアントパーク
1月2日のホリデーマーケット終了後もアイススケートリンク、スケートリンク脇のカフェは3月4日まで営業します。今年もリンク脇カフェはニューヨークを代表するレストラングループのユニオン・スクエア・ホスピタリティーグループの経営です。アイススケートをしなくても見学だけやカフェでのんびりしても素敵な時間が過ごせます。ブライアントパークのクリスマスツリー展示は1月2日頃までの予定です。
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ホリデートレインショー期間:2月4日まで
営業時間:
(月―金)午前8時から午後8時、(土日)午前10時から午後6時
場所:ニューヨークトランジット博物館ショップ(グランドセントラル駅構内)
11月から開催されているホリデーシーズン恒例イベントです。ニューヨークの街を再現したジオラマに模型の地下鉄や電車が走ります。お土産チェックも兼ねて訪れてみてくださいね。
■ホテルウィーク
期間:1月5日から1月15日
今年で第7回目です。市内のホテルがキャンペーンに参加。この期間はホテルのランクにより1泊1部屋$100.00、$200.00、$400.00(いずれも税別)のキャンペーン料金で予約できます。詳細は下記ウエブサイトより。電話予約の場合はホテルウィークと伝え、オンライン予約時はプロモーションコードを入力します。なお、空室状況によりキャンペーン料金が適用されないこともあります。
■ノーパンツサブウェイライド
日時:1月7日
場所:未定
ノーパンツサブウェイライドはズボンやスカートをはかずに下着姿で地下鉄に乗ろうというイベントです。今回で第17回目。今や世界各地で開催されているこのイベントもニューヨークが発祥です。まだ時間や集合場所は未定ですが、例年ユニオンスクエアなどに集合してグループに分かれて地下鉄に乗車し、グループリーダーの指示にしたがってズボンやスカートを脱ぎ下着姿になります。下着と言っても毛糸のパンツのようなものを着用します。あくまでさらっと何気ない表情で下着姿になるのがポイントです。簡単に参加できるイベントです。
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ブロードウェイ・ウィーク期間:1月16日から2月4日まで
チケットの売り出しは1月5日の午前10時30分より。
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ブロードウェイ・ウィーク・ウィンター・ステイ期間:1月15日から2月5日まで
※キャンペーン参加ホテルは下記ウエブサイトを参考のこと。キャンペーン対象はブロードウェイ・ウィークでミュージカルチケット購入者。
期間中のキャンペーン参加ミュージカルチケットが1枚の値段で2枚購入できるお得なキャンペーン。詳細、チケットの購入は下記ウエブサイトより。今年はさらにブロードウェイ・ウィーク・ウィンター・ステイと称しブロードウェイ・ウィークのチケット購入者を対象に宿泊キャンペーンもあります。キャンペーン提携ホテルに宿泊するとホテル内レストランで利用できる25ドル分クレジットが貰えます。チェックイン時にブロードウェイ・ウィークのミュージカルチケット提示を求められることがあります。ホテルの予約は下記ウエブサイトより。
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ニューヨークシティバレエ冬のシーズン期間:1月23日から3月4日
場所:リンカーンセンター
少し遠い席になりますがチケットは30ドルからあります。お手頃価格でバレエ鑑賞できます。リンカーンセンターの雰囲気も楽しめて素敵な思い出になるでしょう。
■アウトサイダーアートフェア
日時:1月18日から21日
1月18日 VIP Early Access2:00 pm - 6:00 pm; Vernissage 6:00 pm - 9:00 pm
1月19日、20日 11:00 am - 8:00 pm
1月21日: 11:00 am - 6:00 pm
場所:メトロポリタン・パビリオン
アウトサイダーアートとは正規の教育を受けていない芸術家と言う意味です。一味違うアートに出会える可能性があり、ファンも多いフェアです。チケットは25ドルから。また19日から3日間有効のパスも50ドルであります。事前に下記のウエブサイトで購入することをおすすめします。今回は約60のギャラリーが出展予定。
ディリー・プロビジョンズ
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ヴァローナ・ホットチョコレート・フェスティバル期間:1月20日から2月4日
フェスティバル参加予定店:ラデュレ・ソーホー店、ベイクド、ドミニクアンセルキッチン、エピスリー・ブール―、デイリー・プロビジョンズ、ペトロシアン・ベーカリー、パティスリー・シャンソンなど計10店。
冬に欠かせない飲み物と言えばホットチョコレートですね。今年で3回目を迎えるチョコレートメーカーのヴァローナ主催のホットチョコレートフェスティバルです。期間中、フェスティバル参加店にてスペシャルホットチョコレートを販売します。参加店はニューヨークで有名なスイーツ店ばかりです。
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レストランウィーク期間:1月22日から2月9日
冬・夏恒例の食のキャンペーンです。有名店、話題店の前菜・メ イン・デザートのプリフィックス3コースがお得に楽しめる企画です。マンハッタン内約300のレストランが参加します。まだ、料金や参加店の詳細は発表になっていません。詳細発表と予約開始は1月8日です。ニューヨーカーも心待ちにしているイベントです。ランチもディナーも予約は必須です。
2017年のハートのパブリックアート
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ウィンドウ・トゥ・ザ・ハート期間:2月1日から2月8日
場所:タイムズスクエア
今年で10回目を迎える2月の恒例イベントです。ハートがテーマのパブリックアートがタイムズスクエアに登場します。
■ファッションウィーク
期間:2月8日から2月14日
年に2回開催され、日本ではニューヨークコレクションと呼ばれています。トレンドを先取りできるかもしれませんね。100以上のデザイナーがコレクションを発表する予定です。メイン会場のイベントは業界関係者のみですが、一般公開されているイベントもあります。チケットの購入は下記ウエブサイトより。
■オフ・ブロードウェイ・ウィーク
期間:2月12日から2月25日
期間中のキャンペーン参加オフミュージカルチケットが1枚分の値段で2枚購入できます。いつもの半額で観賞できます。チケットの売出しは1月29日開始です。
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バレンタインデー日時:2月14日
日本同様にカップルで過ごします。ただし違うのは通常は男性から女性へプレゼントします。お花やチョコレートが一般的です。女性の職場にお花が届くことも多いんですよ。この日はディナーの予約が取りにくくなるのでレストランの予約は早めにしましょう。またお店のレジでも「ハッピー・バレンタインズ・デー!」と声をかけれくることがあります。バレンタインデーグッズはお土産におすすめです。
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第19回爆竹カルチャーイベント日時:2月16日午前11時から午後3時30分 ※ 爆竹開始は午後12時
場所:サラ・D・ルーズベルト公園(グランドストリートとクリスティ―ストリート)
今年の旧正月は2月16日。元日にあたる2月16日に爆竹イベントがチャイナタウンで開催されます。何千もの爆竹が鳴り響きます。旧正月関連のイベントはチャイナタウンだけでなく中国系住民の多いクイーンズのフラッシングでも開催されます。
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第19回旧正月パレード&フェスティバル日時:2月25日 午後12時から午後4時まで
パレード開始は午後1時。
パレードはリトルイタリーから始まります。獅子舞や干支にちなんだ山車がでます。フェスティバルはサラ・D・ルーズベルト公園にて。かなりの人出が見込まれますのでパレード見学をするなら早めの到着を。
1月&2月のおすすめメニュー
シェ・マ・タント
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ブルックリン発、絶品パンケーキ3選今回ご紹介するパンケーキは見た目はシンプルですがオーソドックスなタイプではありません。インスタ映えしないかもしれないけど、美味しいんです。まずは2017年4月のオープンと同時に通の間で話題になったシェ・マ・タントのパンケーキ。薄目の生地は揚げてる?と思うくらいカリっと香ばしく、しかも甘じょっぱいです。パンケーキの常識を覆す食感と甘じょっぱさで新感覚パンケーキと絶賛されています。バターとメープルシロップだけなのに飽きません。
おすすめ2軒目はビネガーヒルハウスのサワードウパンケーキ。サワードウブレッドと同じ天然酵母を入れた生地と季節の果物を鉄のフライパンに入れてオーブンで焼いたダッチ・オーブンスタイル(窯焼き)です。こちらは外はこんがりで中はしっとり。酸っぱくなくちょうど良い甘さです。
3軒目はサンデー・イン・ブルックリンのパンケーキ。メープルシロップではなくヘイゼルナッツメープルプラリネで食べる新しい味と迫力の3段重ねで人気になりました。パンケーキは厚めで弾力があります。甘くてボリューミーなので2人で一つで十分です。
ブルックリン観光にぜひ組み込んでみてくださいね。
※シェ・マ・タントとビネガーヒルハウスのパンケーキは週末ブランチ限定。
いかがでしたか?
1月、2月のニューヨークはブライアントパークの噴水も凍ってしまうほどの寒さです。それでも凍った噴水に、雪が降れば雪景色と冬ならではの写真を撮る楽しみがあります。くれぐれも防寒対策は万全にしてお越しくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-12-17