1&2月のニューヨーク【2023年】

こんにちは、ニューヨークナビです。
いよいよ新しい年の始まりです。ニューヨークの1月と2月は寒さが厳しく、旅行者だけでなくニューヨーカーも外出は控えがちです。ただ、それだけにブロードウェイ・ウィークやマスト・シー・ウィーク等のお得なキャンペーンが目白押し。宿泊費も安いローシーズンでお財布に優しく旅行できますよ。なお、この時期の旅行は美術館やショッピングモールを中心にインドアで過ごすように計画をするのがおすすめです。また、街歩き中は寒さ対策のためにコーヒーショップやカフェでの休憩時間を適宜入れるようにしましょう。それでは2023年1月と2月のニューヨークをご紹介いたします。

カレンダー編

1月2日　元日の振替休日（祝日）
祝日ですが日本ほどお祝いしません。郵便局、銀行、公的機関はお休み。
観光スポットはほとんど営業し、ショップ、飲食店は大手チェーンを中心に営業します。個人経営のお店はお休みのことがあります。なお、営業していても短縮営業になることが多いのでホームページ、SNSなどで訪問前に営業時間を確認しましょう。また日系レストランはお正月三が日を休業する場合が多いのでご注意を。一般企業の仕事初めは1月3日からです。
1月16日　マーティンルーサーキングJRの日（祝日）
2月20日　プレジデントデー （祝日）
マーティンルーサーキングJRの日とプレジデントデーは休日扱いにしない企業もあり、お店、飲食店、観光スポットともに通常営業です。郵便局、公的機関はお休みになります。

お天気・気候編

1月と2月は寒さ本番。最低気温は氷点下、日中も気温はほとんど上がりません。ロングコート、手袋、マフラー、毛糸の帽子、厚手の下着は必須です。足元が冷えるので靴用ホッカイロ使用かムートンブーツだと心強いです。降雪時は道が滑りやすくなりますからスニーカーやスノーブーツ着用が良いです。室内は暖房が効いていますので脱ぎ着しやすい服装を心掛け、コートはレストランや美術館ではクロークを利用することをおすすめします。非常に乾燥しており静電気防止グッズと保湿クリームも必ず持参しましょう。降雪はこの2ヶ月は当り前ですので傘も必要です。特に大雪の場合は公共交通機関運休、ミュージカル休演、公園や観光スポット等閉鎖になります。雪の日は帰りの足を考慮して遠出を控えることも必要です。また、雪が積もると道路がぬかって歩きにくくなりますのでご注意くださいね。なお、悪天候時のために航空会社の連絡先は日本出発前に必ず確認してくださいね。

＜1月の平均気温＞
平均最高気温39°F（3.8℃）　
平均最低気温26°F（－3.3℃）　
＜2月の平均気温＞
平均最高気温40°F（4.4℃）　
平均最低気温27°F（－2.7℃）

最近のトピックス

●マスク着用推奨
ホリデーシーズンをきっかけにニューヨークでも感染数が増加し、12月に市では屋内施設でのマスク着用を推奨し始めました（医療機関は引きつづきマスク着用必須です。）なお、独自にマスク着用を必須としている屋内施設もあります。公共交通機関利用者も用心してかマスク着用者が増えていますね。ニューヨーク旅行の際には感染対策のためマスクやハンドサニタイザーは持参が引き続きおすすめです。

●イエローキャブ値上げ
2022年12月よりイエローキャブが値上がりしました。10年ぶりの値上げとなり基本料金が2.5ドルから3ドルへJFK空港とマンハッタンは片道定額で70ドル(チップ・Toll別）です。

イベント編

クリスマスは終わりましたが年始まで楽しめるクリスマスツリーはこちらです。

●アメリカ自然史博物館オリガミツリー　2023年1月9日まで
●メトロポリタン美術館　2023年1月8日まで

■ブライアントパークのアイススケートリンク
期間：2023年3月5日まで
場所：ブライアントパーク

1月2日のホリデーマーケット終了後もアイススケートリンク、スケートリンク脇のフードコートは3月5日まで営業します。アイススケートをしなくても見学だけやフードコートでのんびりしても素敵な時間が過ごせます。

■ブロードウェイ・ウィーク
期間：1月17日から2月12日まで
チケットの売り出しは1月10日より

期間中のキャンペーン参加ミュージカルチケットが1枚の値段で2人分購入できるお得なキャンペーンです。チケットの売出しは1月10日より始まります。キャンペーン参加ミュージカルは12月時点では未定です。詳細、チケットの購入は下記ウエブサイトより。

■レストラン・ウィーク
期間：1月17日から2月12日まで（土曜日は除く、日曜日は一部レストランのみ）

冬・夏恒例の食のキャンペーンです。
有名店、話題店のプリフィックスコースがお得に楽しめる企画です。市内約300のレストランが参加します。値段は30ドルからですが、レストランによって異なりますのでレストランウィークやレストランのサイトでご確認してくださいね。ニューヨーカーも心待ちにしているイベントでランチもディナーも予約は必須です。

■マスト・シー・ウィーク
期間：1月17日から2月12日まで
詳細発表は1月8日

こちらは市内の主要観光スポットの入場料や入館料が1枚の値段で2人分購入できるキャンペーンです。今回のキャンペーン参加スポットは発表は1月10日です。過去にはサミット・ワン・バンダービルド、ワン・ワールドオブザーバトリー、エンパイアーステートビル等の約65スポットが参加しました。チケットの購入方法、注意事項等の詳細は下記ウエブサイト参考のこと。

■ニューヨークシティバレエ冬のシーズン
期間：1月17日から2月26日
場所：リンカーンセンター

少し遠い席になりますがチケットは38ドルからあります。また13歳から30歳までの方は$30FOR30と30ドルのチケットキャンペーンもあります。お手頃価格でバレエ鑑賞できます。リンカーンセンターの雰囲気も楽しめて素敵な思い出になるでしょう。

■旧正月イベント
1月22日に旧正月を迎えるチャイナタウンでは旧正月関係のイベントが開催されます。なお、旧正月関連のイベントはチャイナタウンだけでなく中国系住民の多いクイーンズのフラッシングでも開催されます。代表的なイベント2つをご紹介します。

■第25回爆竹カルチャーイベント
日時：1月22日午前11時から午後3時30分　
場所：サラ・D・ルーズベルト公園（グランドストリートとクリスティ―ストリート）
■第23階旧正月パレード＆フェスティバル
日時：2月12日　午後1時から午後4時まで　
パレード開始は午後1時。
パレードはHester StreetとMott Streetの交差点から始まります。獅子舞や干支にちなんだ山車がでます。フェスティバルはサラ・D・ルーズベルト公園にて。かなりの人出が見込まれますのでパレード見学をするなら早めの到着を。

■バレンタインデー
日時：2月14日

日本同様にカップルで過ごします。ただし違うのは通常は男性から女性へプレゼントします。お花やチョコレートが一般的です。女性の職場にお花が届くことも多いんですよ。この日はディナーの予約が取りにくくなるのでレストランの予約は早めにしましょう。またお店のレジでも「ハッピー・バレンタインズ・デー！」と声をかけてくることがあります。バレンタインデーグッズはお土産におすすめです。

いかがでしたか？
雪が降ることも多い時期ですが、雪景色のニューヨークも美しいです。雪が積もった公園でソリ遊びをするのもニューヨーカーのこの時期の楽しみです。皆さんも寒さ対策を万全にしてぜひニューヨークを楽しんでくださいね。
以上ニューヨークナビでした。