7&8月のニューヨーク【2023年】

夏のニューヨークは野外無料イベント、ストリートフェアが盛り沢山。

こんにちは、ニューヨークナビです。
7月と8月はニューヨークも夏真っ盛り。学校も夏休みだし、この時期に夏休みを取るビジネスマンも多いんですよ。そのせいか夏のニューヨークは街全体がのんびりムードです。また、この2か月はニューヨークの夏を満喫できるイベントが山盛りです。街歩きしていて思いがけずイベントに出くわすのも夏だからこそです。また、日も長いので朝から夜まで目一杯観光が楽しめるのも夏のメリットですね。
それでは2023年7月と8月のニューヨークをご紹介します。

カレンダー編

7月4日 独立記念日
国をあげての祝日です。郵便局、銀行はお休みです。観光スポットはオープンしています。ミッドタウンのオフィス街にあるお店のほとんどはお休みになります。観光エリアのお店やチェーン店はオープンしますが、短縮営業の可能性がありますので訪問前にウエブサイトやSNSで確認をしましょう。独立記念日前後はアメリカ各地で花火大会が行われます。
お盆休みやバカンスは?
7月8月は学校は夏休みですが、お盆休みも街をあげてのバカンスもありません。ほとんどのショップ、レストランは7月8月ともに通常営業です。ただし夏に需要が落ちるチョコレートショップをはじめとした個人商店は夏休みで2週間ほど休む場合もあります。

お天気・気候編

今年は冷夏になるのかなぁと不安になるくらい6月のわりに涼しい日が続いています。例年暑さのピークは7月ですが、どうなることやら。7月は通常ですと気温も高く陽射しが強いので帽子・日焼け止めクリームは必須です。暑い日はペットボトルの水を持ち歩いてこまめな水分補給を心がけましょう。気を付けたいのが屋内と屋外の温度差です。ニューヨークは屋外や地下鉄構内は暑いのに屋内は冷房がガンガンにきいています。羽織る物は必ず持参しましょう。8月中旬を過ぎると涼風がたち秋を感じる日もあります。夏はゲリラ豪雨が多い時期です。晴れていても急に天気が変わり、雷をともなった豪雨がふりますが1時間ほどでおさまります。カフェやショップで雨宿りして待ちましょう。8月後半からはハリケーンシーズンです。ハリケーンが上陸すると地下鉄、バスの交通機関がマヒすることもありますのでご注意を。また、フライトがキャンセルになることもありますので航空会社の連絡先は控えておきましょう。

7月・8月のトピック

プラスティックのゴミを減らす目的でSkip the Stuff という新しい法案が今年の2月に成立しました。今年の7月から実施されます。今までテイクアウトをすると自動的に提供されていた使い捨てフォーク、スプーン、ナプキン、小分け調味料等が7月以降はお客から申し出があれば提供するスタイルになります。テイクアウトのときは必ず使い捨てフォーク、スプーン等をくださいとお店に伝えるのを忘れずに。

イベント編

ピクニックパフォーマンス・アト・ブライアントパーク
期間:6月1日から9月14日までの木・金曜日等
(午後7時スタート、詳細はスケジュールを確認のこと)
場所:ブライアントパーク
夏の恒例無料イベントです。ニューヨークシティオペラ、ダンスパフォーマンス等の様々なライブパフォーマンスが予定されています。イベントにあわせて登場する屋台フードや、すぐ隣にあるホールフーズのテイクアウトを持参すれば本当にピクニック気分に浸れます。また、オフィス街にあるブライアントパークはアクセス抜群なので、ニューヨークが初めての人でも行きやすくおすすめです。ぜひ気軽に行ってみてくださいね。
ムービーナイツ・アト・ブライアントパーク
期間:6月12日から8月21日までの毎週月曜日
(開場は午後5時、映画上映スタート午後8時)
場所:ブライアントパーク
こちらも夏の恒例イベントです。芝生に寝っ転がって映画を楽しみましょう。


サマーステージ
期間:6月1日から9月30日まで(詳細はスケジュールを確認のこと)
場所:セントラルパーク内サマーステージ、他市内公園

1986年から続く夏の野外コンサートです。セントラルパークをはじめ市内公園で開催されます。なお、セントラルパークのサマーステージは有料となりチケット購入が必要です。他の公園のものは無料イベントがあります。

リトル・アイランド・サマープログラム
期間:6月7日から9月3日までの水曜日から日曜日(詳細はスケジュールを確認のこと)
場所:リトル・アイランド

2021年5月のオープン以来、ニューヨークの新しい観光スポットとして人気のリトルアイランドで開催される無料イベントです。ダンス、ライブミュージック等が予定されています。
リンカーンセンター・サマー・フォー・ザ・シティ
期間:6月14日から8月12日(詳細はスケジュールを確認のこと)
場所:リンカーンセンター

リンカーンセンターが主催する野外イベントです。6月はゲイプライド月間にちなんだイベント、ダンスパーティー、モーストリー・モーツァルトコンサート、野外映画会等、多彩でリンカーンセンターらしいラインナップです。無料のものがほとんどですが一部有料です。

イーストリバー沿い

イーストリバー沿い

メイシーズ独立記念日花火大会
日時:7月4日午後9時25分頃
場所:イーストリバー沿い(26丁目から40丁目の間)

メイシーズ主催の独立記念日恒例の花火大会です。今年は47回目となり26丁目から40丁目付近のイーストリバー沿いでの開催です。マンハッタン側では見学エリアへの入口として指定された1番街と42丁目、1番街と34丁目、1番街と20丁目から入場します。また、クイーンズのガントリープラザステートパーク(訪問前に公園公式サイトを確認のこと)、ブルックリンのマーシャ・ジョンソンステートパークからも見える予定です。ホテルで見るならテレビのチャンネルを午後8時からNBCにあわせましょう。花火大会は午後9時25分頃から約25分間です。
ネイサンズ独立記念日ホットドッグ早食い大会
日時:7月4日 午前10時45分より
場所:ネイサンズ・コニーアイランド店

こちらも独立記念日になくてはならないイベントです。10分間で食べたホットドッグの数で競います。女性部門が午前10時45分スタート、男性部門は正午スタートです。
夏のレストランウィーク
期間:7月24日から8月20日まで(土曜日は対象外)
場所:市内参加レストラン

夏と冬の恒例イベントです。市内のキャンペーン参加レストランのランチまたはディナーのコース料理がお得な値段で楽しめます。参加店発表及び予約開始は7月6日です。ほとんどのレストランはレストランウィークメニューを発表しますので内容を確認してからの予約がベストです。予約はお早目に。下記のサイトより予約できます(一部レストランを除く)。

サマーストリート
マンハッタンでの開催日時:8月5日、12日、19日の午前7時から午後1時まで
場所:パークアベニュー沿い(109丁目からマンハッタンのブルックリンブリッジ入口まで)

夏の恒例イベントの大歩行者天国。今年は規模を拡大し、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドでも開催されます。マンハッタンでも今年はハーレムの125丁目から始まりパークアベニュー、4番街、ラファイエットストリート、ブルックリンブリッジ入口までと距離が長くなります。広いパークアベニューを車を気にせず歩くのは気持ちが良いですよ。グランドセントラル駅周辺の通常は歩行者禁止の高架道路、トンネル等も歩けるので面白い経験が出来ます。全行程をとおしてヨガ、ストレッチクラス等の無料イベントも予定されてます。なお、サイクリストやローラースケート利用者もいますので接触事故には充分ご注意くださいね。
USオープンテニス
期間:8月28日から9月10日まで
場所:USTAナショナルテニスセンター、クイーンズ
(地下鉄7線、メッツ・ウィレットポイント駅下車)

テニスファンなら見逃せない大イベント。現在チケット販売中です。チケットは1回券から、パッケージもあり種類豊富です。スケジュール、チケットの購入は下記ウエブサイトより。また、予選期間の8月22日から27日まで無料で入場できるファンウィークも開催されます。ファンウィークに行くならばイベントに参加できるファンアクセスパスに事前登録をしておきましょう。USオープンテニスの会場は地下鉄7番線駅利用でアクセスも良好。雰囲気だけでも覗いてみたい人にファンウィークはおすすめです。
いかがでしたか?ナビは夏の開放的なニューヨークが大好きです。でも8月後半にもなれば朝晩に涼しい風が吹き、秋の気配です。夏の終わりが東京より早いのでちょっと寂しいんですよね。皆さんもニューヨークの夏を楽しんでくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。


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記事登録日:2023-06-25

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