11&12月のニューヨーク【2021年】

今年はホリデーマーケットも復活。セミノーマルな中で楽しむホリデーシーズンです。

こんにちは、ニューヨークナビです。
今年もホリデーシーズンがやってきましたね。5番街にあるサックス・フィフス・アベニューもライトショーの準備が始まっており、ナビもホリデーになった実感がわきワクワクしています。そしてコロナ発生から約2年、時間の経つのは早いですね。アメリカではワクチン接種3回目も始まっており、ブースターも含めホリデーシーズン前のワクチン接種を強く勧めています。昨年と違ってニューヨークの今年はサンクスギビングデーパレード開催も決定。また市内各地のホリデーマーケットも復活し、マーケットとクリスマスツリーが夜の街を照らすニューヨークらしいホリデーシーズンになりそうです。それでは2021年の11月と12月のニューヨークをご紹介します。

カレンダー編

冬時間スタート 11月7日
11月7日の午前2時に冬時間が始まります。時計の針を1時間遅らせましょう。日本との時差は14時間になります。

ベテランズデー 11月11日
図書館、郵便局、銀行はお休みになりますが、観光地、レストラン、ショップは普段通りの営業です。

サンクスギビングデー 11月25日
主な観光スポット、ショップは休業です。営業している場所は限定的です。ただし、スーパーやスイーツショップは午前中営業する場所があります。飲食店はアジア系、観光地のレストランは営業します。なお、洋食系レストランで営業しているスポットは通常メニューはなくサンクスギビングデー特別メニューのみのこともありますので事前にウエブサイトなどで確認を。また、翌日も休業にして4連休にする企業が多いです。

クリスマス 12月25日
クリスマスはショップ、観光スポット、レストランほぼ全面休業。思ったように観光、買い物はできませんので前後の日程とあわせて計画は慎重にしましょう。洋食系レストランで営業している場所は少なく、かつクリスマス特別メニューのみの場合がありますので事前に確認を。アジア系、観光エリアのレストランは営業しています。12月26日からほとんどのショップ、スポットがいつも通りの営業に戻るのでご安心下さい。ただ、冬場は需要が落ちるアイスクリーム店のようにクリスマスから年始まで休業するお店もあります。

気になるお天気・気候編

11月中旬以降は朝晩が氷点下になる日が増えてきます。大雪が降ることは稀ですが、11月、12月も雪が降ります。11月以降は東京の冬同様で手袋、マフラー、コートは必須です。12月になるとさらに気温は低くなります。足元も冷えますのでブーツやスニーカーがおすすめです。寒さ対策で靴用のホッカイロがあると便利です。ホッカイロはこちらでも買えますが日本より値段が高いので持参したほうが良いですね。また、気温が下がるにつれ乾燥し、静電気が起こりやすくなります。日本よりも乾燥しているせいか静電気も強くて痛いです。静電気防止グッズがあると安心です。
<11月の気温>
平均最高気温:12℃ (華氏54°)
平均最低気温:5℃ (華氏41°)
<12月の気温>
平均最高気温:6℃ (華氏43°)
平均最低気温:0℃ (華氏32°)

アメリカ入国にワクチン接種完了義務

■■アメリカ入国にワクチン完了義務化■■
2021年11月8日より、18歳未満の方と健康上と宗教上の理由でワクチン接種ができない方を除く外国籍の方は、アメリカ入国に際しワクチン接種完了が義務化されます。
搭乗時に必要な書類は以下のとおりです。所持していない場合は航空機への搭乗を拒否されますのでご注意ください。
1. 出発前3日以内の陰性証明書
2. ワクチン接種完了証明書
3. 宣誓書

アメリカ国籍・グリーンカード保持者はワクチン接種完了していなくても搭乗できますが、出発日1日前の陰性証明書が必要です。また、健康上や宗教上の理由でワクチンを接種できない方も同様の措置が適用され、健康上の理由による方は医師が発行した書類も必要となります。

アメリカ入国が認められるワクチンは以下の6種類が対象です。
ファイザー / モデルナ / ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) / アストラゼネカ / 中国医薬集団(シノファーム) / 科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)
アメリカ政府が定める「接種完了」は、規定回数のワクチン接種完了日から14日以上の経過が条件となります。接種完了日から14日未満の方やワクチン接種が完了していない方は、入国禁止の対象となるため注意が必要です。

日本からみれば陰性証明書とワクチン接種証明書が必要になり厳しくなったようですが、この措置により2020年3月から入国禁止だった国(中国、イギリス、ヨーロッパ等)からもワクチン接種完了していれば入国可能になったため全体では緩和とみなされています。
なお、ワクチン接種完了者はニューヨーク到着後の隔離はありませんが、到着後3日から5日以内に検査を受けることを推奨しています。ワクチン未接種者は到着後翌日から自主隔離7日間、到着後3日から5日以内に検査をすることを推奨されています。
感染状況により自主隔離措置・必要書類は変更になる可能性があります。旅行前に必ず各自ご確認ください。また、日本入国時の陰性証明書の提示も引き続き必要で、提示出来ない場合は搭乗出来ませんのでご注意ください。

最近のニューヨークの様子

交通機関、学校、病院等でのマスク着用や屋内活動のワクチン接種証明書提示義務等を除けばかなり普通になった気がします。ノーマルではないもののセミ・ノーマルな感じですね。ニューヨーク市の新規感染者は10月22日時点の1週間平均は974人で、減少傾向にあります。成人人口の第1回接種を終えたワクチン接種率は85.3%となっています。また、オフィス再開を年明け以降に延期した会社もありますが、9月から再開した企業も多くかなり街には人が戻っています。夏までは短縮営業していたショップや飲食店も少しずつ営業時間を延ばしています。観光客も戻りつつあり、観光スポットは賑わいを取り戻しています。

11月・12月のイベント

ブライアントパークのホリデーマーケット
期間:10月29日から2022年1月2日まで
月曜日から金曜日:午前11時から午後8時まで
土日:午前10時から午後8時まで
場所:ブライアントパーク

コロナ禍の昨年唯一開催されたホリデーマーケットです。今年もソーシャャル・ディスタンスを取りやすいようにお店の配置を工夫して例年通り開催です。ショップは約100店舗が出店予定。もちろんアイススケートリンクも設置されます。12月にはクリスマスツリーも登場します。
ニューヨークシティマラソン
日時:11月7日

昨年は中止になりましたが、今年は密にならないように参加人数を減らし開催されます。参加者はワクチン接種証明書か陰性証明書の提示が必要です。マスクはレース中は着用不要です。
スタテンアイランドからスタートし、市内5区を走りセントラルパーク(西側67丁目付近)でゴール。早朝から始まり、ほぼ1日開催されます。なお、市内は交通規制がしかれるので時間の余裕をもって移動してくださいね。
グランドセントラル・ホリデーフェア
期間:11月15日から12月24日まで
場所:グランドセントラル駅内ヴァンダービルドホール

グランドセントラル駅構内で開催されるインドアのホリデーマーケットです。昨年は中止でしたが今年はソーシャル・ディスタンスをとるために店舗数を28に減らし復活です。
ユニオンスクエア・ホリデーマーケット
期間:11月18日から12月24日まで
月曜日から土曜日:午前11時から午後8時まで
日:午前11時から午後7時まで
サンクスギビングデーは休業、12月24日は午後4時終了
場所:ユニオンスクエア

ニューヨークのホリデーマーケットの代表ともいえるユニオンスクエアホリデーマーケット。昨年は中止でしたが今年は開催決定。雑貨や衣類のお店から歩きながら食べられるスナック系も充実しています。
メイシーズ・サンクスギビングデー・パレード
日時:11月25日 午前9時から午後12時

昨年はオンライン開催となったサンクスギビングデー・パレード。今年は安全対策を取りながら通常開催です。毎年、新しいキャラクターの風船が登場するのもパレードの楽しみの一つです。今年はベイビーヨーダが新キャラクターで登場します。
コロンバスサークル・ホリデーマーケット
期間:11月29日から12月24日まで
月曜日から土曜日:午前11時から午後8時まで
日:午前11時から午後7時まで
12月24日は午後4時終了
場所:コロンバスサークル
ロックフェラーセンター・クリスマスツリー点灯式
日時:12月1日 ライブパフォーマンス午後7時スタート
場所:ロックフェラーセンター
ツリー展示期間:2022年1月10日まで
ツリーのライトアップ時間:午前6時から深夜12時まで、クリスマス当日は24時間ライトアップ

これがなければニューヨークのクリスマスは始まらない!コロナ禍の昨年でもツリーの展示はされたようにニューヨークのクリスマスには欠かせない存在です。ツリーの準備は11月中旬から始まります。点灯式は午後7時から午後9時までが音楽、ダンスなどのパフォーマンスです。実際のライトアップは午後9時頃。テレビ中継はNBCで午後8時から始まります。

タイムズスクエアのカウントダウン
日時:12月31日
場所:タイムズスクエア

昨年は参加人数を非常に絞りほぼオンライン開催でした。今年の詳細はまだ未定です。

まだまだあるクリスマス関連イベント

クリスマス関係イベントはまだまだあります。日程が発表になっていませんが、代表的なものをご紹介します。
各デパートのホリデーショーウィンドー
11月中旬から年明け
市内のデパートのホリデーショーウィンドーもこの時期の定番イベントです。ショーウィンドーがクリスマス特別デコレーションになります。毎年、どのデパートも趣向を凝らしたデコレーションです。

サックス・フィフス・アベニューのライトショー

5番街に面した壁全体をライトショーも開催しています。この時期はお買い物の予定がなくともデパート巡りしてみてくださいね。
オキュラスのライトショー

オキュラスのライトショー

オキュラスのライトショー

オキュラスの天井を使った幻想的なライトショーです。


ダイカ―ハイツのクリスマスデコレーション

ブルックリンにあるダイカ―ハイツエリアはクリスマスデコレーションで有名です。毎年、各家庭趣向を凝らしたデコレーションでお家を飾ります。マンハッタンからは少し行き難い場所ですがこの時期になるとツアーも開催されています。
オリガミツリー

オリガミツリー

市内各地のクリスマスツリー
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーだけでなく、ホテルや公園市内のいたるところにクリスマスツリーが飾られます。メトロポリタン美術館、アメリカ自然史博物館、ニューヨーク証券取引所が特に有名です。
ニューヨーク証券取引所

ニューヨーク証券取引所

メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館

いかがでしたか?
今年のニューヨークのホリデーは様々なイベントが復活しています。まだアメリカ旅行は出発前にすること、日本帰国前にすることが多くて自由には出来ませんので、随時、皆さんにニューヨークのホリデーをアップデートしていきますね。
それでは、皆さんも引き続き身体に気を付けてお過ごしくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-10-24

ページTOPへ▲

その他の記事を見る