1&2月のニューヨーク【2022年】

コロナ禍、3年目に突入です。オミクロン株のせいで今は日本が遠いです......

ハッピー・ニュー・イヤー、ニューヨークナビです。
ウィズコロナの生活はまさかの3年目、コロナしぶといですねぇ。
ニューヨークはコロナ再流行により新たにマスク規制が始まりましたが、市内の雰囲気はほとんど変わらないです。ショップや飲食店は通常営業でパンデミック前とはいかなくても賑わっています。また、企業は自主的にリモートワークに切り替えて感染予防に動いていますね。感染拡大中でも今年は冬の恒例キャンペーンであるマストシーウィークやブロードウェイウィークのキャンペーン等が復活予定です。
それでは2022年1月2月のニューヨークをご紹介します。

カレンダー編

1月1日 元日
祝日ですが日本ほどお祝いはしません。郵便局、銀行、公的機関はお休みです。観光スポットはほとんど営業し、ショップ、飲食店は大手チェーンを中心に営業します。個人経営のお店はお休みのことがあります。なお、営業していても短縮営業になることが多いのでホームページ、SNSなどで訪問前に営業時間を確認しましょう。また日系レストランはお正月三が日を休業する場合が多いのでご注意を。
1月17日 マーティンルーサーキングJRの日(祝日)
●2月21日 プレジデントデー (祝日)

マーティンルーサーキングJRの日とプレジデントデーは休日扱いにしない企業もあり、お店、飲食店、観光スポットともに通常営業です。郵便局、公的機関はお休みになります。

天気・気候編

1月と2月は最低気温は氷点下、日中も気温はほとんど上がりません。ロングコート、手袋、マフラー、毛糸の帽子、厚手の下着は必須です。手袋は着用したままでスマホ操作出来るものがおすすめです。足元が冷えるので靴用ホッカイロ使用かUGGのようなブーツだと心強いです。また、降雪時は道が滑りやすくなりますからスニーカーやスノーブーツ着用が良いです。室内は暖房が効いていますので脱ぎ着しやすい服装がおすすめですね。非常に乾燥しているので静電気防止グッズと保湿クリームも必ず持参しましょう。降雪に備えて傘も必要です。大雪の場合は公共交通機関運休、公園や観光スポット等も閉鎖になります。雪の日は帰りの足を考慮して遠出を控えることも必要です。お天気を確認してから外出しましょう。なお、悪天候時のために航空会社の連絡先は日本出発前に必ず確認してくださいね。


<1月の平均気温>
平均最高気温39°F(3.8℃) 
平均最低気温26°F(-3.3℃) 
<2月の平均気温>
平均最高気温40°F(4.4℃) 
平均最低気温27°F(-2.7℃)


最近のニューヨークの感染状況

ニューヨーク市の12月23日時点での新規感染者数過去7日間平均は12613人(疑いも含む。)この数字はパンデミック当初のロックダウン時よりも多く過去最高です。12月8日では3.47%だった陽性率も12月21日には11.38%まで上昇しています。オミクロン株とホリデーシーズンで多くの人が移動したことや冬に入り屋内で過ごす時間が増えたことが原因とされています。
12月には関係者に感染者が出たことで一時休演するミュージカルや一時休業する飲食店も出ました。9月からオフィス再開が進んでいた企業も、12月から一時的にリモートワークに戻す動きもあります。政府主導ではなく企業やショップは自主的に行動自粛している気がします。なお、一般的には経済を回したいからロックダウンはしないのではとの見方が強いです。
マスク着用義務化
12月13日から1月15日まで

ワクチン接種証明提示を義務付けていない屋内施設のマスク着用が義務付けられました。屋内施設はワクチン接種証明提示義務かマスク着用義務かのいずれかを各店で決定する必要があります。
ニューヨークは初夏からマスク規制が緩和されていても、ナビが見る限りほとんどの人が屋内でマスク着用を続けていたので今回の義務化で大きく変わったとは思わないですね。もちろんこれまでの公共交通機関でのマスク着用義務も続きます。

ワクチン接種のための長い列

ワクチン接種のための長い列

一部の屋内施設は利用時にブースター接種義務化開始
感染再拡大を受け、グラマシー・タバーンで有名なユニオンスクエアホスピタリティグループやメトロポリタンオペラでは1月から利用者にブースター接種を義務化する独自ポリシーを開始します(ブースター接種がまだ受けれらない人は対象外。)
現在、ニューヨーク市では5歳以上の人がワクチン接種を受けることが出来ます。12月23日時点の18歳以上の大人のワクチン接種完了率は83%、少なくとも1回接種率は91%となっています。かなり高いですが、オミクロン株の影響で市ではブースターを含めワクチン接種推進運動を強化しています。さらにニューヨーク市では12月27日から民間企業の従業員に対してワクチン接種を出社条件とする義務化が始まります。
オミクロン株の影響で遠くなる日米間の移動
オミクロン株登場でも街の雰囲気は大きくは変わりませんが、影響があったのが海外との行き来ですね。
特に日米間は大きく変わりました。12月24日時点でアメリカから日本入国する場合、3日間または6日間の検疫所指定施設での隔離対象です(ニューヨーク州からの入国は6日間の隔離。)その後、入国後14日間の残り期間を自宅やご自身で用意した施設で待機となっています。指定施設の隔離対象となり日米間の移動のハードルが上がりました。
また、アメリカへ来る際はフライト搭乗1日前の陰性テスト結果提示が必要です。

※感染状況により隔離措置・必要書類は変更になる可能性があります。旅行前に必ず各自ご確認ください。

イベント編

年始もまだクリスマス気分
メトロポリタン美術館クリスマスツリー展示:2022年1月9日まで
アメリカ自然史博物館クリスマスツリー展示 :2022年1月9日まで
サックス・フィフス・アベニューのライトショー:2022年1月4日まで
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー展示:未定
ブライアントパークのアイススケートリンク
期間:3月6日まで、午前8時から午後10時まで開催中
場所:ブライアントパーク

1月2日のホリデーマーケット終了後もアイススケートリンク、スケートリンク脇の飲食店は3月6日まで営業します。リンク脇飲食店はお洒落なフードコートです。アイススケートをしなくても見学だけやフードコートでのんびりしても素敵な時間が過ごせます。
インターコンチネンタル・バークレーのロビー

インターコンチネンタル・バークレーのロビー

ホテルウィーク
1月4日から2月13日

2022年にちなんで対象ホテルが22%割引になるキャンペーン。市内112のホテルがキャンペーンに参加します。予約は下記ウエブサイトより。

ブロードウェイ・ウィーク
1月18日から2月13日まで

期間中のキャンペーン参加ミュージカルチケットが1枚の値段で2人分購入できるお得なキャンペーンです。チケットの売出しは1月11日より始まります。キャンペーン参加ミュージカルは12月時点では未定です。詳細、チケットの購入は下記ウエブサイトより。

レストラン・ウィーク
1月18日から2月13日まで

冬・夏恒例の食のキャンペーンです。
有名店、話題店のプリフィックスコースがお得に楽しめる企画です。2021年冬はテイクアウト専門のレストランウィークで開催、2021年夏は通常通りに開催されました。ただ、物価上昇を受け、3コースではなく2コースにするレストランが増えています。料金は未定です。予約開始は1月11日です。ニューヨーカーも心待ちにしているイベントです。ランチもディナーも予約は必須です。

マスト・シー・ウィーク
1月18日から2月13日まで

こちらは市内の主要観光スポットの入場料や入館料が1枚の値段で2人分購入できるキャンペーンです。今回のキャンペーン参加スポット発表は1月11日です。以前はワン・ワールドオブザーバトリー、エンパイアーステートビル、近代美術館等の約65スポットが参加しました。チケットの購入方法、注意事項等の詳細は1月11日以降に下記ウエブサイト参考のこと。
旧正月
2月1日

パンデミック前に盛大に行われていたチャイナタウンのパレードや爆竹フェスティバルは2021年は中止。2021年はその代わりに獅子舞中心のフェスティバル開催と提灯で飾ったモットストリートで旧正月気分を盛り上げました。2022年のイベントもまだ未定ながらも旧正月の飾りを売るお店が登場すればチャイナタウンは旧正月ムード一色になります。 
バレンタインデー

街には年始からバレンタイングッズが並びます。昨年と違い屋内飲食が出来るので、今年のバレンタインディナーは出来ればレストランでと考えている人も多いでしょう。毎年、タイムズスクエアではハートがテーマのアート展示やプロポーズ大作戦等のイベントが開催されます。

いかがでしたか?
振り返れば2021年1月は屋内飲食がまだ禁止で寒さに震えながら屋外飲食をしたことを思い出しました。全てがパンデミック前とはまだいきませんが、飲み薬も開発されましたし、さらなる良い動きがあると信じて過ごそうと思うナビです。皆様にとっても良い年になりますように。
それでは、今年もニューヨークナビをよろしくお願いいたします。
以上、ニューヨークナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-12-23

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