11&12月のニューヨーク【2022年】

この時期ならではが沢山!ホリデーシーズンのニューヨークはいつも以上に華やかで楽しいです。

こんにちは、ニューヨークナビです。
今年もいよいよ待望のホリデーシーズンがやってきました。季節は寒くなる一方でもニューヨークはサンクスギビングデー、クリスマスが続き楽しいことばかり。寒さも苦にならないほどです。かえって冷たい空気の中で見るイルミネーション、ホットチョコレートを片手に歩くホリデーマーケットと夜のお出かけの方が楽しい気がします。街中がキラキラしていて写真も撮りまくりになるでしょう。クリスマス前独特の高揚感に包まれたニューヨークはいつも以上に歩きがいがあって、来て良かったなと感じるはずです。
それでは2022年の11月・12月をご紹介します。

カレンダー編

冬時間スタート11月6日
11月6日の午前2時に冬時間が始まります。時計の針を1時間遅らせましょう。日本との時差は14時間になります。この冬時間についてはアメリカ国内でも廃止しようという動きが出ており、来年の動きに注目です。
ベテランズデー 11月11日
図書館、郵便局、銀行はお休みになりますが、観光地、レストラン、ショップは普段通りの営業です。
サンクスギビングデー 11月24日
主な観光スポット、ショップは休業となり、営業している場所は限定的です。ただし、スーパーやスイーツショップは午前中営業していることが多いです。飲食店はアジア系、観光地のレストランは営業します。なお、洋食系レストランで営業しているスポットはサンクスギビングデー特別メニューのみのことがありますので事前にウエブサイトなどで確認を。以前はディスカウントショップを中心にブラックフライデーセールのためサンクスギビングデーの夕方や深夜から営業していましたが、コロナ後は方針転換しサンクスギビングデーは完全休業になっています。なお、翌日からはショップ・観光地・飲食店も通常営業です。ただし、4連休になる企業が多いため、オフィス街にある飲食店、ショップは25日も休業の可能性があります。
クリスマス 12月25日
クリスマスはショップ、観光スポット、レストランほぼ全面休業。思ったように観光、買い物はできませんので前後の日程とあわせて計画は慎重にしましょう。洋食系レストランで営業している場所は少なく、かつクリスマス特別メニューのみの場合がありますので事前に確認を。アジア系、観光エリアのレストランは営業しています。12月26日からほとんどのショップ、スポットがいつも通りの営業に戻るのでご安心下さい。ただ、クリスマスから年始まで休業する個人商店もあります。

※サンクスギビングデー前日、クリスマスイブ、大晦日はショップ、レストランともに短縮営業となるお店が多いのでご注意くださいね。

気になるお天気・気候編

11月上旬はまだ秋の雰囲気です。11月中旬以降は朝晩が氷点下になる日が増え、冬を感じます。大雪が降ることは稀ですが、この時期も雪が降ります。さらに気温が下がる12月は東京の冬より寒くなると考えてもいいでしょう。この2ヶ月は手袋、マフラー、コートは必ず持参しましょう。足元も冷えますのでブーツやスニーカーがおすすめです。寒さ対策で靴用のホッカイロがあると便利です。ホッカイロはこちらでも買えますが日本より値段が高いので持参したほうが良いですね。また、気温が下がるにつれ空気が乾燥し、静電気が起こりやすくなります。日本よりも乾燥しているせいか静電気も強くて痛いです。静電気防止グッズがあると安心です。またハンドクリームもあると良いですよ。

<11月の気温>
平均最高気温:12℃ (華氏54°)
平均最低気温:5℃ (華氏41°)
<12月の気温>
平均最高気温:6℃ (華氏43°)
平均最低気温:0℃ (華氏32°)


11月・12月のトピックス

ミュージアム・オブ・ブロードウェイオープン
11月15日
住所:145 West 45th Street New York, NY  (6番街と7番街の間)
開館時間:毎日午前10時から午後10時まで

ミュージカルの本場、ニューヨークならではのミュージカルをテーマにした博物館です。場所はタイムズスクエアエリアですのでとても便利なロケーション。チケットは一人39ドルです。

ロングアイランド鉄道がグランドセントラル駅に乗り入れ開始
12月予定
グランドセントラル駅にロングアイランド鉄道が乗り入れを開始します。JFK国際空港エアトレイン乗り換え駅であるジャマイカ駅へグランドセントラル駅からもアクセス出来、便利になります。また、グランドセントラルマディソンと名付けられ増設されたロングアイランド鉄道用ホームも同時にオープン予定です。新設エリアには草間彌生さんのアートが登場します。

最近のマスク着用ルールについて

ニューヨークでは9月に公共交通機関のマスク着用義務化撤廃されました。感染も落ち着いたと見え、マスク着用率は大幅に下がっています。また、メトロポリタンオペラ、ニューヨークフィル、カーネギーホールは10月24日からニューヨークシティバレエは11月1日からマスク着用義務を撤廃します。ブロードウェイミュージカルも着用義務はありません。依然として着用義務があるのは医療機関くらいです。ただし、各ショップや施設で独自ルールを設けている場合があり、その際は各施設のルールに従う必要があります。着用しなくても持ち歩くほうが良いです。

イベント編

ブライアントパークのホリデーマーケット
期間:10月28日から2023年1月2日まで
月曜日から金曜日:午前11時から午後8時まで
土日:午前10時から午後8時まで
(サンクスギビングデー、クリスマスイブは正午から午後5時まで
場所:ブライアントパーク

170店舗が出店しニューヨークで一番大きなホリデーマーケットです。規模だけでなくアイススケートリンク、インドアフードコート、クリスマスツリーもあり雰囲気抜群です。クリスマスツリーは12月上旬に設置される予定です。

ニューヨークシティマラソン
日時:11月6日

スタテンアイランドからスタートし、市内5区を走りセントラルパーク(西側67丁目付近)でゴール。早朝から始まり、ほぼ1日中かかります。当日、市内は交通規制がしかれるので移動には時間の余裕をもって行動してくださいね。

グランドセントラル・ホリデーフェア
期間:11月14日から12月24日まで
場所:グランドセントラル駅内ヴァンダービルドホール

インドアで開催されるホリデーマーケットです。昨年も開催されましたが、感染対策のためごく少ない店舗でした。今年の店舗数は未定です。


ユニオンスクエア・ホリデーマーケット
期間:11月17日から12月24日まで
月曜日から土曜日:午前11時から午後8時まで
日:午前11時から午後7時まで
サンクスギビングデーは休業、12月24日は午後4時終了
場所:ユニオンスクエア

約160店舗が出店し、ニューヨークのホリデーマーケットを代表する一つともいえるユニオンスクエアホリデーマーケット。雑貨や衣類のお店から歩きながら食べられるスナック系も充実しています。
オリガミツリー展示
期間:11月21日から2023年1月初旬まで
場所:アメリカ自然史博物館

約1000個のオリガミから成るクリスマスツリーです。今年は2023年に開館する昆虫館を記念して昆虫をテーマにしたツリーです。おなじみの恐竜に交じってキリギリスや蝶々等も登場します。

メトロポリタン美術館クリスマスツリー展示
期間:11月22日から2023年1月8日まで
場所:メトロポリタン美術館内 中世の間

ニューヨークを代表するツリーの一つです。デコレーションのほとんどは18世紀ナポリ製のもの。ロレッタ・ホワードさんという方が蒐集し、寄付したものです。美術館の雰囲気に溶け込んで品のあるツリーです。なお、今年も点灯式はありません。
メイシーズ・サンクスギビングデー・パレード
日時:11月24日 午前9時から午後12時
77丁目とセントラルパークウエストからスタートし、セントラルパークウエストをコロンバスサークルまで南下、59丁目沿いを6番街まで歩き、6番街を34丁目まで南下します。

コロナ禍でも中止せずオンライン開催したほど大事なイベントです。
毎年、新しいキャラクターの風船が登場するのも楽しみの一つです。今年もベービーシャーク、Blueyなどの新キャラクターが登場します。なお、前日の11月23日午後12時から午後6時まで風船準備の様子が見学できます。あまり早く行っても風船が膨らんでいませんので午後3時前後以降の到着がおすすめです。場所はアメリカ自然史博物館付近ですが、入口は例年コロンバスアベニューと72丁目です。準備見学も混みますので寒さ対策を万全にしてお出かけくださいね。

コロンバスサークル・ホリデーマーケット
期間:11月28日から12月24日まで
月曜日から土曜日:午前11時から午後8時まで
日曜日:午前11時から午後7時まで
12月24日は午後4時終了
場所:コロンバスサークル

ギフト系、飲食系と約100店舗が出店します。ブライアントパークやユニオンスクエアのホリデーマーケットよりこじんまりしています。

ロックフェラーセンター・クリスマスツリー点灯式
日時:11月30日ライブパフォーマンス午後7時スタート
場所:ロックフェラーセンター
ツリー展示期間:2023年1月10日まで
ツリーのライトアップ時間:午前6時から深夜12時まで、クリスマス当日は24時間ライトアップ

これがなければニューヨークのクリスマスは始まらない!コロナ禍でもツリーの展示をしたようにニューヨークのクリスマスには欠かせない存在です。点灯式は午後7時から午後9時までが音楽、ダンスなどのパフォーマンスとなり、実際のライトアップは午後9時頃です。テレビ中継もあります。なお、点灯式当日はロックフェラーセンター付近は交通規制がしかれますので、用事がなければ近寄らないほうが無難です。
ニューヨーク証券取引所のクリスマスツリー点灯式
日時:11月30日 午後2時から午後6時
場所:ニューヨーク証券取引所

今年で99回目を迎えます。ニューヨーク証券取引所を背景に写すツリーは映えますよ。ツリーの展示は年始までです。

タイムズスクエアのカウントダウン
日時:12月31日
場所:タイムズスクエア

大晦日の恒例イベントです。コロナ禍でも中止にせずインパーソン人数を絞りオンラインを中心にして開催したほどの大事なイベントなんです。コロナ前は午後の早い頃にタイムズスクエアに人が集まるほどでした。ボールが見えるのは43丁目から50丁目までのブロードウェイ沿いまたは43丁目から59丁目までの7番街沿いです。なお、カウントダウンに参加しない場合、大晦日はタイムズスクエア付近は避けたほうが無難です。

まだまだあるニューヨークのクリスマス

サックス・フィフス・アベニューのライトショー

サックス・フィフス・アベニューのライトショー

ハドソン・ヤード

ハドソン・ヤード

日程が発表になっていないですが、ニューヨークのクリスマスで見逃せないイベントはまだまだあります。こちらもぜひ楽しみにしてくださいね。

各デパートのホリデーウィンドー
時期:例年11月のサンクスギビングデー前後から年始まで
(デパートによって異なります)
市内各デパートのショー・ウィンドーがホリデーをテーマにした飾りに変身します。ストーリー性のあるものから洗練されたデザインのものまで様々で、ニューヨーカーも楽しみにしています。

サックス・フィフス・アベニューのライトショー
例年、11月のサンクスギビングデー前から12月末まで
5番街に面したサックス・フィフス・アベニューの壁一面を使ったライトショー。音楽に合わせたショーはまるでテーマパークのようです。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーとあわせて行きたいですね。

ブライアントパークのクリスマスツリー点灯式
例年、12月上旬

オキュラスのライトショー
例年12月上旬スタート

ハドソン・ヤードのライトアップ
例年12月上旬スタート

いかがでしたか?
この2ヶ月はイベント盛り沢山です。クリスマス前は各家庭の準備もさらに加わり街全体が活気があって良いんですよ。皆さんはくれぐれも防寒対策をしてホリデーシーズンのニューヨークを楽しんでくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-10-23

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