7&8月のニューヨーク【2018年】

こんにちは、ニューヨークナビです。
いよいよ、ニューヨークも本格的な夏に入りました。例年、暑さのピークは7月中ですが、この2ヶ月は室内はエアコンが寒いほどにきいています。夏休みのニューヨークは日焼け対策とともにエアコン対策もしっかりしてお出かけくださいね。
夏のニューヨークは日の入りも遅く1日を有効に使えます。ただ暗くなるのが遅いので夜景観光は夕食の後になるでしょう。今年はハリケーンサンディで打撃を受けたサウスストリートシーポートのピア17が復活し、新スポットとして注目されています。川沿いにあるので夏にぴったりなスポットですよ。
それでは、2018年7月と8月のニューヨークをご紹介します。

カレンダー編

■7月4日　独立記念日

国をあげての祝日です。郵便局、銀行はお休みです。観光スポットはオープンしています。ショップやレストランは個人経営のお店、ミッドタウンのオフィス街にあるお店はお休みになります。訪問前にウエブサイトやSNSで確認をしましょう。独立記念日前後はアメリカ各地で花火大会が行われます。

■お盆休みやバカンスは？
7月8月は学校は夏休みですが、お盆休みも街をあげてのバカンスもありません。ほとんどのショップ、レストランは7月8月ともに通常営業です。ただし夏に需要が落ちるチョコレートショップをはじめとした個人商店は夏休みで2週間ほど休む場合もあります。

気になる天気・気候編

7月いっぱいは蒸し暑い日が多く真夏を感じます。8月に入っても中旬までは30度超えの日もありますが、東京ほど温度は上がりません。また、8月中旬を過ぎると涼風がたち秋を感じる日もあります。なお、暑い日は常にペットボトルの水を持ち歩いてこまめな水分補給を心がけましょう。また地下鉄構内も暑くなりモアッとして不快感が増します。室内は冷房がガンガンに利いているところが多いので、サマーカーディーガン、羽織る物は必ず持参しましょう。また帽子、日焼け止めクリームといった紫外線対策も必要です。7月はサンダーストームが多い時期です。サンダーストームは早朝や夕方に多く、雷をともなった豪雨がふりますが1時間ほどでおさまります。カフェやショップで雨宿りして待ちましょう。8月後半からはハリケーンシーズンです。ハリケーンが上陸すると地下鉄、バスの交通機関がマヒすることもありますのでご注意を。また、フライトがキャンセルになることもありますので航空会社の連絡先は控えておきましょう。

7月・8月のトピックス

■米国へ出発する国際線に機内に持ち込める粉末容量制限適用。

厳密には6月30日から適用されます。今までの液体物制限に加え、機内に持ち込める粉末に容量制限が設けられます。粉末容量制限は350mlとなっています。規定以上の量を機内に持ち込む場合はセキュリティチェックにて追加検査の対象になります。検査後に持ち込みを拒否される可能性もありますので十分ご注意ください。なお、ベビーミルク、粉末薬品等は容量制限の対象外です。

■ピア17に行ってみよう！

2012年のハリケーンサンディの被害により閉鎖を余儀なくされたサウスストリートシーポートのピア17が復活しました。今年の6月中旬にオープン。ブルックリンブリッジを眺めながらお酒が飲めるリバーラウンジ、休憩スポットとしてハイネケンリバーデッキ等、のんびりできる場所です。また、7月にはルーフトップもオープンします。将来的にはニューヨークを代表するレストランのモモフク系列とジャン・ジョルジュ系列のレストランもオープンする予定です。

■ネイサンズ独立記念日ホットドッグ早食い大会
日時：7月4日正午スタート
場所：ネイサンズ・コニーアイランド店

こちらも独立記念日になくてはならないイベントです。10分間で食べたホットドッグの数で競います。日本人参加者も多く、昨年の女性の覇者も41個完食した日本人参加者でした。コニーアイランド観光とあわせてお出かけしてみてはどうでしょう。

■ブロードウェイ・イン・ブライアントパーク
日時：7月12日から8月16日までの毎週木曜日、午後12時30分から午後1時30分
場所：ブライアントパーク

ブライアントパークにブロードウェイがやってくる！人気・話題ミュージカルのダイジェスト版が上演される無料野外イベントです。ランチ持参で芝生の上でピクニック気分で楽しみましょう。上演スケジュールは下記ウエブサイトを参考のこと。

■モーストリー・モーツァルト・フェスティバル
日時：7月12日～８月12日
場所：リンカーンセンター
毎年、夏に開催されているクラッシック音楽イベントです。今年で第52回目です。今年からリンカーンセンターフェスティバルが開催されなくなったため、モーストリー・モーツァルト・フェスティバルの規模が大きくなりました。世界中から選ばれたダンスや舞台パフォーマンスも追加されています。日本からは『Ninagawaマクベス』が上演予定です。
■リンカーンセンター・アウト・オブドアーズ
期間：7月24日から8月12日まで
場所：リンカーンセンター　野外特設会場
リンカーンセンターの夏の恒例イベント。無料野外イベントです。100以上のダンス、ライブ音楽などのパフォーマンスが予定されています。平日のイベントは夕方から夜以降にかけて行われます。週末は日中からイベントがあります。

■夏のレストランウィーク
期間：7月23日から8月17日まで（土曜日は対象外）
場所：マンハッタン内参加レストラン

夏と冬の恒例イベントです。毎回、市内約300のレストランが参加します。市内の参加レストランでコース料理がお得な値段で楽しめます。ランチは2コースで26ドル、ディナーは3コースで$42.00です（いずれもドリンク・チップ・税金は含まれません）。参加店発表及び予約開始は7月9日です。話題店、人気店はランチのみの場合がほとんどです。予約はお早目に。下記のサイトより予約できます（一部レストランを除く）。

■サマーストリート
日時：8月4日、11日、18日の午前7時から午後1時まで
場所：パークアベニュー沿い（72丁目からマンハッタンのブルックリンブリッジ入口まで）

パークアベニュー、4番街、ラファイエットストリートと南北約7マイル(≒11キロ）に渡り 車両通行止めにする大歩行者天国です。広いパークアベニューを車を気にせず歩くのは気持ちが良いですよ。グランドセントラル駅周辺の通常は歩行者禁止の高架道路、トンネル等も歩けるので面白い経験になります。全行程をとおしてヨガ、ストレッチクラス、無料の食べ物イベントも予定されてます。なお、サイクリストやローラースケート利用者もいますので接触事故にはご注意くださいね。

■USオープンテニス
日時：8月27日から9月9日まで
場所：USTAナショナルテニスセンター、クイーンズ
（地下鉄7線、メッツ・ウィレットポイント駅下車）

テニスファンなら見逃せない大イベント。現在チケット販売中です。チケットは1回券から、パッケージになっている物もあり種類豊富です。スケジュール、チケットの購入は下記ウエブサイトより。

7月・8月のおすすめメニュー

■コンブチャ
紅茶に砂糖と菌を加え発酵させた発酵飲料です。微炭酸の酢ドリンクのような飲み物です。日本でもここ数年ダイエットやクレンズで話題ですね。健康にもよくて暑い時に飲むと独特の酸味でスッキリできるんです。アメリカでは、ホールフーズに代表されるようにスーパー、ドラッグストアー等で市販されています。種類もとても豊富です。2018年にはコンブチャの売上で首位であるGTリビングフーズが夏限定フレーバーを発表。
なお、飲む際の注意点は微炭酸で振動に弱いので絶対に振らないこと。少しでも衝撃を与えてしまうと開けた瞬間に爆発し自分も周囲の人もビッショビッショになってしまうかも。
興味はあったけど、まだ試したことのない方はこの夏のニューヨーク旅行でコンブチャデビューいかがでしょうか？

いかがでしたか？
今回ご紹介したイベントの他にストリートフェアやパレード等が毎週末のように開催されます。まさに夏のニューヨークは無料イベントの宝庫です。
また、8月に入るとBack to School Saleと言う新学期準備セールも始まりますのでお買い物好きの人は要チェックですね。それでは、皆さんニューヨークの夏を満喫してくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。