1&2月のニューヨーク【2019年】

こんにちは、ニューヨークナビです。
2019年が始まります。1月2月は氷点下になる日が多い一番寒い時期です。それゆえインドアにこもりがちなんですよね。寒さを吹き飛ばせと言わんばかりにこの2ヶ月はレストランウィーク、ブロードウェイウィーク等のキャンペーンが目白押しです。宿泊代も一番安いオフシーズンです。防寒対策をしっかりしていればお得にニューヨークを楽しめる時期ですね。それでは、1月2月のニューヨークをご紹介しましょう。

カレンダー編

1月1日　元日（祝日）

祝日ですが日本ほど祝いません。郵便局、銀行、公的機関はお休みです。観光スポットはほとんど開いています。ショップ、飲食店は大手チェーンを中心に営業します。個人経営のお店はお休みのことがあります。なお、営業していても短縮営業になることが多いのでホームページ、SNSなどで訪問前に営業時間を確認しましょう。また日系レストランはお正月三が日を休業する場合が多いのでご注意を。一般企業の仕事初めは1月2日からです。

1月21日　マーティンルーサーキングJRの日（祝日）
2月18日　プレジデントデー （祝日）

マーティンルーサーキングJRの日とプレジデントデーは休日扱いにしない企業もあり、お店、飲食店、観光スポットともに通常営業です。郵便局、公的機関はお休みになります。

気になるお天気・気候編

1月と2月は最低気温は氷点下、日中も気温はほとんど上がりません。ロングコート、手袋、マフラー、毛糸の帽子、厚手の下着は必須です。足元が冷えるので靴用ホッカイロ使用かUGGのようなムートンブーツだと心強いです。また、降雪時は道が滑りやすくなりますからスニーカーやスノーブーツ着用が良いです。室内は暖房が効いていますので脱ぎ着しやすい服装を心掛けましょう。レストランや美術館ではクロークを利用することをおすすめします。また、非常に乾燥しているので静電気防止グッズと保湿クリームも必ず持参しましょう。雪に備えて傘があると便利ですね。降雪はこの2ヶ月は当り前。例年、2ヶ月のうちに1、2回は大雪が降ります。大雪の場合は公共交通機関運休、ミュージカル休演、公園や観光スポット等も閉鎖になります。雪の日は帰りの足を考慮して遠出を控えることも必要です。お天気を確認してから外出しましょう。悪天候時のために航空会社の連絡先は日本出発前に必ず確認してくださいね。

＜1月の平均気温＞
平均最高気温39°F（3.8℃）　
平均最低気温26°F（－3.3℃）　

＜2月の平均気温＞
平均最高気温40°F（4.4℃）　
平均最低気温27°F（－2.7℃）

イベント編

■クリスマスツリー
クリスマスツリーは11月末から登場し、1月初旬まで楽しめます。冬休みに来ても十分楽しめます。

●ロックフェラーセンター　1月7日の午後9時まで
●メトロポリタン美術館 　1月6日まで
●アメリカ自然史博物館 　1月13日まで

■ブライアントパークのアイススケートリンク
期間：3月3日まで、午前8時から午後10時まで開催中
場所：ブライアントパーク

1月２日のホリデーマーケット終了後もアイススケートリンク、スケートリンク脇の飲食店は3月3日まで営業します。リンク脇の飲食店はニューヨークで野外マーケットやフードコートを経営するアーバンスペースが手掛けています。ロッジと名付け、山小屋風インテリアのインドアマーケットです。アイススケートをしなくても見学だけやカフェでのんびりしても素敵な時間が過ごせます。

■ホリデートレインショー

期間：2月24日まで
営業時間：
（月―金）午前8時から午後8時、（土日）午前10時から午後6時
場所：ニューヨークトランジット博物館ショップ（グランドセントラル駅構内）

11月から開催されているホリデーシーズン恒例イベントです。ニューヨークの街を再現したジオラマに模型の地下鉄や電車が走ります。お土産チェックも兼ねて訪れてみてくださいね。

■ウィンタースモーガスバーグ＆ブルックリンフリー
日時：毎週土曜日（午前11時から午後8時）、毎週日曜日（午前11時から午後5時）
場所：Atlantic Center (625 Atlantic Avenue Brooklyn) バークレーズセンターの反対側。

4月から行われる人気野外フードマーケットのスモーガスバーグが、3月中まではインドアで開催されます。出店数は少なくなりますが、スモーガスバーグ体験してみたい方はのぞいてみてください。フリーマーケットもあり、ブラブラするのにちょうど良いです。

■ウィメンズ・マーチ
日時：1月19日午前11時から午後4時
ルート：61丁目とセントラルパークウエストから南下、コロンバスサークル、59丁目沿いを6番街まで歩き43丁目と6番街で終了。

今年で第3回目を迎える女性のマーチ。2017年に反トランプから始まった女性中心のデモ行進です。現在では女性だけでなく、性別も人種もセクシュアルオリエンテーションも含めて様々な観点から人としての権利を守るためにデモを行っています。まだ、規模の大きさは不明ですが交通規制がしかれるはずですので移動には十分時間をとってくださいね。

■ブロードウェイウィーク
期間：1月21日から2月10日まで
チケットの売り出しは1月9日の午前10時30分より。

期間中のキャンペーン参加ミュージカルチケットが1枚の値段で2枚購入できるお得なキャンペーンです。チケットの売出しは1月9日より始まります。キャンペーン参加ミュージカルは12月時点では未定です。詳細、チケットの購入は下記ウエブサイトより。

■レストランウィーク
期間：1月21日から2月8日まで

冬・夏恒例の食のキャンペーンです。有名店、話題店のプリフィックスコースがお得に楽しめる企画です。ランチは2コースプリフィックスで26ドル、ディナーは3コースプリフィックスで42ドルです（いずれも飲み物、税金、チップは別）。マンハッタン内約300のレストランが参加します。予約開始は1月9日です。ニューヨーカーも心待ちにしているイベントです。ランチもディナーも予約は必須です。

■マスト・シー・ウィーク
期間：1月21日から2月10日まで
詳細発表は1月9日

こちらは市内の主要観光スポットの入場料や入館料が1枚の値段で2枚購入できるキャンペーンです。今回のキャンペーン参加スポットは発表は1月9日です。前回はエンパイアステートビル、ワン・ワールドオブザーバトリー、近代美術館等の約65スポットが参加しました。チケットの購入方法、注意事項等の詳細は1月9日以降に下記ウエブサイト参考のこと。

■ニューヨークシティバレエ冬のシーズン

期間：1月22日から3月3日
場所：リンカーンセンター

少し遠い席になりますがチケットは35ドルからあります。お手頃価格でバレエ鑑賞できます。リンカーンセンターの雰囲気も楽しめて素敵な思い出になるでしょう。

■ハートがテーマのパブリックアート
期間：2月1日から2月28日
場所：タイムズスクエア

今年で第11回目になるバレンタインデーにちなんだイベントです。ハートをテーマにしたパブリックアートがタイムズスクエアに登場します。

■バレンタインデー

日時：2月14日

日本同様にカップルで過ごします。ただし違うのは通常は男性から女性へプレゼントします。お花やチョコレートが一般的です。女性の職場にお花が届くことも多いんですよ。この日はディナーの予約が取りにくくなるのでレストランの予約は早めにしましょう。またお店のレジでも「ハッピー・バレンタインズ・デー！」と声をかけてくることがあります。バレンタインデーグッズはお土産におすすめです

2月5日に旧正月を迎えるチャイナタウンでは旧正月関係のイベントが開催されます。なお、旧正月関連のイベントはチャイナタウンだけでなく中国系住民の多いクイーンズのフラッシングでも開催されます。

■第20回爆竹カルチャーイベント
日時：2月5日午前11時から午後3時30分　※ 爆竹開始は午後12時
場所：サラ・D・ルーズベルト公園（グランドストリートとクリスティ―ストリート）

■第20回旧正月パレード＆フェスティバル
日時：2月17日　午後1時から午後4時まで　
パレード開始は午後1時。

パレードはリトルイタリーから始まります。獅子舞や干支にちなんだ山車がでます。フェスティバルはサラ・D・ルーズベルト公園にて。かなりの人出が見込まれますのでパレード見学をするなら早めの到着を。

1月&2月のおすすめメニュー

■ハイカカオのホットチョコレート
この時期はやはりホットチョコレートの季節ですよね。様々な種類があるニューヨークで、ナビが今年おすすめしたいのがハイカカオのホットチョコレートです。アメリカのホットチョコレートは美味しいですが、時折のけぞるほど甘い物がありますよね。甘さ控えめなホットチョコレートならダークチョコ利用の物を狙ってみてください。最近ではカカオ70％、85％など表示をするお店もあります。なかでも2018年12月にオープンしたホテル・ショコラでは種類豊富で、砂糖なしの100％のホットチョコレートもあります。カカオとミルクで作られたホットチョコレートは罪悪感なく飲めるのが嬉しいです。なお、ニューヨークではホイップクリームをトッピングするのが当たり前なので、さらに健康的にしたい方はホイップクリーム無しでとお願いしましょう。

ホテル・ショコラ　441 Lexington Avenue（44丁目と45丁目の間のレキシントンアベニュー沿い）

いかがでしたか？
1年で一番寒い2ヶ月です。街歩きには不向きですが、ニューヨークは美術館や博物館が多いのでぜひインドアのアクティビティを楽しんでください。それにキャンペーンも多いし、宿泊代もオフシーズンでお財布にはやさしい時期です。ただ、くれぐれも寒さ対策は気を抜かないようにしてくださいね。
以上、ニューヨークナビでした。