5&6月のニューヨーク【2019年】

木々の緑もイキイキしているニューヨークの初夏!スッキリと晴れた日は街歩きにぴったりです。

こんにちは、ニューヨークナビです。
2019年5月、日本ではいよいよ令和が始まりますね。10連休なんて、うらやましい限りです。連休にニューヨーク旅行を計画している方も多いでしょう。
気温がぐんぐん上がる5月、ニューヨークは野外イベントが本格始動します。街歩きの途中で野外イベントに出くわすのは楽しいものです。ストリートフェアやパレードだけでなく、飛び入り参加可能な野外エクササイズクラスもあるんですよ。
アート系では今年はホイットニー美術館恒例のビエンナーレ展があります。ホイットニー美術館からの市内の眺めも素晴らしいのでぜひ訪問してみてくださいね。
また、5月はアメリカでは卒業シーズンです。ニューヨーク市内でも5月中旬以降、ガウンを来た学生を街で見かけると思いますよ。
それでは、2019年の5月6月のニューヨークをご紹介します。

気になる天気・気候編


5月中旬くらいまでは朝晩と日中の温度差が激しいです。日中は晴れればカラッとした気候で過ごしやすいですが、朝晩はまだ冷え込むこともあります。半袖もしくは薄手の長袖に重ね着できるようにジャケットの持参をおすすめします。また紫外線が強くなるので日焼け止め、サングラス、帽子は必須アイテムです。そして、新緑の5月は花粉の季節です。テレビやインターネットでPollen Countと言って花粉情報が掲載されます。日本と違いマスクの着用はしません。5月末から6月中旬は日本の梅雨のように雨が多くなります。一日中ふったりやんだりのはっきりしない天気が続きます。雨具は必ず持参しましょう。道路が水溜りだらけになるため長靴があると便利です。雨の日は気温も低く感じるので薄手のジャケット、レインコートなどの持参をおすすめします。これを過ぎると夏日がやってきますが、冷房が効いているため冷房対策にやはり薄手のジャケットは必需品です。また、6月は一年で一番日が長い月です。夜景観光は夕食後に予定しておきましょう。

5月 
平均最高気温68°(=20℃)平均最低気温54°(=12℃)

6月 
平均最高気温80°(=27℃)平均最低気温62°(=17℃)

カレンダー編

メモリアルデーは祝日です。この日が夏の始まりと考えられており、海水浴やバーベキューのシーズンが始まります。学校、公共機関、企業はお休みです。観光スポットは通常営業です。街歩きには影響はありません。ただしオフィス街にあるレストラン、ショップ、個人経営のお店は休業することがありますのでご注意を。
母の日にはお母さんの日頃の苦労をねぎらいブランチ、ディナーに家族全員で出かける習慣があります。お目当てのレストランは早めに予約をしておきましょう。

5月12日 母の日
5月27日 メモリアルデー(祝日)
6月16日 父の日

イベント編

ビッグ・アップルバーベキューの行方は?

毎年6月に開催されているバーべキューの祭典です。例年、2日間で14万人もの人が集まります。昨年まではマディソンスクエアパークが会場でしたが、今年は変更になるそうでまだ場所は決定していません。ニューヨークはもとよりアメリカ各地のバーベキューが集まる人気イベントですので、別の場所で開催されるようですが詳細は未定です。

フリーズアートフェア
日時:5月2日から5月5日

(5月2日:プリビュー)午前11時から午後7時、(5月3日)午前11時から午後7時、(5月4日、5月5日)午前11時から午後6時。
料金:1日券$57.00より(入場券は数量限定。早めに購入しましょう)
場所:ランドール島

行き方:
<フェリー>期間中はイーストリバーと35丁目のフェリー乗り場から30分おきにフェア専用のフェリーサービスあり。フェ リー代は往復$19.00+手数料。一部のフェア入場券にはフェリー代が含まれます。35丁目のフェリー乗り場へはM34バスでアクセス可能。フェリー乗船券はオンラインで事前購入の必要がある。

イギリスのアートマガジン『Frieze』が主催するアートフェア。世界30カ国から約190のギャラリーが集まる現代アート業界の縮図とも言える注目アートイベントです。今年はヴァーチャル・リアリティーセクション、ラテンアメリカセクションが加わります。また、ロックフェラーセンターで4月25日から6月28日までパブリックアートの展示もあります。なお、MOMAでフリーズアートのチケット提示をすると入館料が5ドル割引となります(5月1日から6月15日まで)。チケットやフェリーのチケット購入はこちらから。
ガバナーズアイランドオープン
5月1日より10月31日まで


今年もガバナーズアイランドの季節になりました。
営業時間は平日は午前10時から午後6時、土日は午前10時から午後7時です。今年はメモリアルデーからレイバーデーまでの金曜日、土曜日は午後10時まで営業を延長。フェリー代は大人往復3ドルです。なお、土日の午後12時までの乗船は無料です。フェリースケジュールは以下のウエブサイトを参考に。

Great Five Boro Bike Tour
日時:5月5日 


今年で42回目を迎える自転車のイベントです。約30000人ものサイクリストが自転車でニューヨークのマンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドを駆け抜けます。全行程40マイル(約64キロ)。トライベッカからスタートし、マンハッタン内は5番街が主なルートになっています。街歩き中は自転車との接触事故に気をつけてください。なお道路規制がしかれますので時間の余裕を持って移動しましょう。
ジャパンデイ
日時:5月12日 午前9時30分から午後4時
場所:セントラルパーク内バンドシェルエリア及びラムジー・プレイフィールド
(メインの入口は69丁目と5番街)


日本とアメリカの文化交流を目的とするイベント。今年は13回目です。ライブミュージック、日本文化の紹介など一日中イベントが満載です。飲食屋台も出店します。ラムジー・プレイフィールドには持ち込み禁止物があるので訪問時は注意(ウエブサイトを参考のこと)。

アメリカンバレエ2019年スプリングシーズン
日時:5月13日から7月6日まで
場所:リンカーンセンター内メトロポリタンオペラハウス


今年もアメリカンバレエのシーズンがやってきました。
「ロミオとジュリエット」、「白鳥の湖」等のお馴染みの演目が揃っています。
スケジュール、チケット購入は下記ウエブサイト参考のこと。
ホイットニー美術館ビエンナーレ展
日時:5月17日から9月22日まで
場所:ホイットニー美術館


2年に1度開かれるビエンナーレ展。現代アートを知りたいならばぜひ見ておきたい展示です。今回も北米で活動するアーティストを中心に世界各国75人の作品が並びます。
ダンスパレード 
日時:5月18日 午後1時から午後4時
場所:スタート地点21丁目とブロードウェイ

今年で13回目。タンゴ、サルサ、ヒップ・ホップと様々なジャンルのダンサーがダンスをしながらパレード。今年のテーマは「キャバレー・オブ・ライフ」。参加団体は約80、参加人数は約10000人です。パレードは21丁目とブロードウェイからスタートしブロードウェイを南下、8丁目で曲がり東へセントマークスプレイスを進み、ダンスフェスティバルの会場となるトンプキンズスクエアパークで終了です。じっくり観賞したい人は8丁目とユニバーシティプレイスにあるGrand Stand(有料特別席)利用がおすすめです。ダンスフェスティバルは無料で午後3時から午後7時までです。フェスティバルでは無料ダンスレッスンもあります。
特別席の購入は下記ウエブサイトより。
9番街インターナショナルフードフェスティバル
日時:5月18日、19日午前10時から午後6時
場所:9番街の42丁目から57丁目


9番街を屋台が埋め尽くす大々的な野外フードイベントです。例年300以上の屋台・レストランが参加し、100万人もの人が訪れます。9番街に店を構えるレストランの出店も多くあります。中南米、アジア系など様々な味の屋台が並びます。
フリートウィーク
期間:5月22日から5月28日まで
場所:市内各地


今年で31回目。この1週間はアメリカはもとより海外からの軍艦もニューヨークに寄港します。寄港中の軍艦見学はピア90、ピア86等で可能です。例年、イントレピッド海上航空宇宙博物館やタイムズスクエアでイベントが予定されています。海軍バンドによるコンサートがセントラルパーク、ワシントンスクエアパーク等で開催されています。この期間は約4500人もの水兵さんがニューヨークに寄港します。タイムズスクエアで水兵さんを沢山見かけます。皆さん、気軽に写真撮影に応じてくれます。
サマーステージ開催
期間:6月1日から9月24日まで
場所:セントラルパーク他市内17カ所公園


今年で33回目を迎えるニューヨークを代表する夏の野外イベントです。市内の公園で毎年夏に行われる無料音楽イベントです(一部有料)。メイン会場はセントラルパークにあるサマーステージですが、市内の他の公園でも開催されます。約100のイベントが予定されています。メトロポリタンオペラリサイタルも予定されています。ほとんどのイベントは夕方以降の開催です。詳細は下記ウエブサイトより。

ミュージアム・マイル・フェスティバル
日時:6月11日午後6時から午後9時
場所:82丁目から105丁目までの5番街沿い


6月恒例のストリートフェスティバル。今年は第41回目です。5番街は歩行者天国になります。さらにライブミュージックやパフォーマーが楽しさを演出。7つの美術館が無料で開放されます。メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、ノイエ・ギャラリー’、クーパー・ヒューイット・国立デザイン美術館、ユダヤ博物館、エル・ムセオ・デル・バリオ、ニューヨーク市美術館。ただし、ほとんどの美術館が行列になるのでお目当ての美術館には早めに向かいましょう。

イムズスクエアでヨガ
日時:6月21日 
場所:タイムズスクエア


今年で17回目です。タイムズスクエアで野外無料ヨガ教室が開かれます。約1時間の様々なヨガクラスが早朝から夜まで数回開催されます。参加は無料ですが事前登録が必要です。ヨガマット持参で当日スペースがあれば飛び入りも可能です。4月現在、時間やインストラクターは未定ですので詳細は下記のウエブサイトで後日チェックしてみてくださいね。
マーメイドパレード
日時:6月22日 午後1時スタート
場所:コニーアイランド、パレードは21丁目とサーフストリート発

今年で37回目。人魚や海に関連したものに仮装した人達が行き交うパレード。露出度が高くて驚きますが楽しいです。この日にニューヨークにいるならぜひ見物に行きたいイベントです。例年大混雑しますので早めに到着しておきましょう。見学はボードウォーク沿いがおすすめです。もちろん参加だって可能です!パレードの前後は名物のホットドッグをほおばったり遊園地で遊んでコニーアイランドの1日を楽しみましょう。

ゲイプライドパレード
日時:6月30日 午後12時スタート

パレードルート:26丁目と5番街からスタートし、5番街を8丁目まで南下。その後、西へ曲がり7番街を北上。23丁目と7番街で終了

今年はストーンウォールの反乱(1969年におきたLGBTコミュニティと警察の衝突事件)から50年目を迎えます。パレードではもちろん、このウエストビレッジにあるストーンウォールイン前を通過します。5月6月はウエストビレッジはレインボーの旗をいたるところで見ることができます。

5月・6月のおすすめメニュー

スモーガスバーグ

さわやかな季節の5月・6月には野外で食べるスモーガスバーグがぴったり。毎年、4月から11月頃まで開催されるニューヨークを代表する野外フードフェスティバルです。約100店舗の飲食店が出店し、毎週末3万人もの人が訪れます。毎年、約2割のお店が入れ替わりますのでリピーターさんも楽しめます。今年はウィリアムズバーグ(土曜日)とプロスペクトパーク(日曜日)の2カ所に加え、規模は小さ目ながらもワールドトレードセンターのオキュラス前でも毎週金曜日に開催されます。
いかがでしたか?
初夏のニューヨークはさわやかで過ごしやすいです。ニューヨークは公園も多いので外で過ごす時間が増えますね。皆さんも旅行中は野外イベント観光や街歩きをしてニューヨークのアウトドアを存分に楽しんでくださいね。ただし、日焼け止めクリームはお忘れなく。
以上、ニューヨークナビでした。




上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-04-22

ページTOPへ▲

その他の記事を見る