7&8月のニューヨーク【2019年】

こんにちは、ニューヨークナビです。ニューヨークもだんだん暑くなってきました。そして、いよいよ夏休みに入りますね！夏休みにニューヨーク旅行を計画している方も多いでしょう。この2ヶ月のニューヨークは学校が夏休みなだけでなく、金曜日を休業または半休にする企業もあって街全体がのんびりムードなんです。
リラックスしているニューヨーカーの姿を見ることが出来ます。そして観光シーズンもピークですね。各観光地の待ち時間が長くなりがちですので水分補給をしながら気長に待ちましょう。
それでは、2019年の7月と8月のニューヨークをご紹介します。

カレンダー編

■7月4日　独立記念日

国をあげての祝日です。郵便局、銀行はお休みです。観光スポットはオープンしています。ショップやレストランは個人経営のお店、ミッドタウンのオフィス街にあるお店はお休みになります。また、オフィス街の飲食店は7月3日も早めに閉店するお店も多くなる見込みです。訪問前にウエブサイトやSNSで確認をしましょう。独立記念日前後はアメリカ各地で花火大会が行われます。

■お盆休みやバカンスは？
お盆休みも街をあげてのバカンスもありません。ほとんどのショップ、レストランは7月8月ともに通常営業です。ただし夏に需要が落ちるチョコレートショップをはじめとした個人商店は夏休みで2週間ほど休む場合もあります。

気になるお天気・気候編

暑さのピークは7月です。8月に入っても中旬までは30度超えの日もありますが、中旬過ぎには涼風がたち秋を感じる日もあります。全体的に東京と比較すると蒸し暑さはありませんが、陽射しはかなりきついです。帽子、日焼け止めクリームは必須アイテムです。気を付けたいのは室内の冷房がかなり強いことですね。サマーカーディーガン、羽織る物は必ず持参しましょう。また、地下鉄は駅構内がモアッとして不快です。常にペットボトルの水を持ち歩いてこまめな水分補給を心がけましょう。日没は遅いので夜景観光は夕食後に計画しておきましょう。7月はサンダーストームが多い時期です。サンダーストームは早朝や夕方に多く、雷をともなった豪雨がふりますが1時間ほどでおさまります。カフェやショップで雨宿りしてくださいね。8月後半からはハリケーンシーズンです。ハリケーンが上陸すると地下鉄、バスの交通機関がマヒすることもありますのでご注意を。また、フライトがキャンセルになることもありますので航空会社の連絡先は控えておきましょう。

7月:平均最高気温　29℃(85°F)　平均最低気温 21℃(70°F)
8月:平均最高気温　28℃(83°F)　平均最低気温 21℃(69°F)

7月・8月のトピックス

■MOMA休館中
ニューヨークの定番観光スポットであるMOMAこと近代美術館が改装工事のため休館中です。再オープンは10月21日の予定です。MOMAの分館であるクイーンズにあるPS１はオープンしており、毎週金曜日午後4時から午後8時まで無料で入館出来ます。PS1ではWarm Upと呼ばれる人気イベントを開催しますのでPS1訪問も検討してみてくださいね。また、MOMAのギフトショップは休館中も営業しています。

7月・8月のイベント

■メイシーズ独立記念日花火大会
日時：7月4日午後9時20分
場所：イーストリバー沿い（サウスストリートシーポート付近）

メイシーズ主催の独立記念日恒例の花火大会です。今年もイーストリバー沿いですが、サウスストリートシーポート付近での開催で、昨年より南側です。ブルックリンブリッジより南が見えやすいです。マンハッタン側のスポットはメイシーズの公式サイトの公式ビューポイントを参考にしてくださいね。また、ブルックリンブリッジパーク（訪問前に公園公式サイトを確認のこと）、ブルックリンハイツプロムナードからも見える予定です。午後8時から始まる花火打ち上げ前のショーは一般公開されずテレビでしか見れませんのでご注意ください。ホテルで見るならテレビのチャンネルを午後8時からNBCにあわせましょう。花火大会は午後9時20分から約25分間です。

■ネイサンズ独立記念日ホットドッグ早食い大会
日時：7月4日　午前10時45分より
場所：ネイサンズ・コニーアイランド店

こちらも独立記念日になくてはならないイベントです。10分間で食べたホットドッグの数で競います。女性部門が午前10時45分スタート、男性部門は正午スタートです。コニーアイランド観光とあわせてお出かけしてみてはどうでしょう。

■ブロードウェイ・イン・ブライアントパーク
日時：7月11日から8月15日までの毎週木曜日、午後12時30分から午後1時30分
場所：ブライアントパーク

ブライアントパークにブロードウェイがやってくる！人気・話題ミュージカルのダイジェスト版が上演される無料野外イベントです。ふらっと訪問して楽しめるイベントです。ランチ持参で芝生の上でピクニック気分で楽しみましょう。上演スケジュールは下記ウエブサイトを参考のこと。

■マンハッタンヘンジ
日時：7月12日（午後8時20分）、7月13日（午後8時21分）

正確にいうとイベントではありませんが、毎年5月と7月に起こる自然現象です。碁盤の目状になっている東西のストリートに沿って夕日が沈む現象です。天気が良ければ西に大きな夕日が沈んでいくのがくっきり見えます。東西に走っている通りの14丁目、23丁目、34丁目、42丁目、57丁目がおすすめストリート。これらの通りのニュージャージー州から出来るだけ離れた東側からだと、きれいな夕日が見えます。また、ガントリープラザステートパークからも見えます。道路での写真撮影はくれぐれもご注意を。

■モーストリー・モーツァルト・フェスティバル
日時：7月10日から８月10日
場所：リンカーンセンター
毎年、夏に開催されているクラッシック音楽イベントです。今年で第53回目です。世界中から選ばれたダンスや舞台パフォーマンス、映画上映も予定されています。

■リンカーンセンター・アウト・オブドアーズ
期間：7月24日から8月11日まで
場所：リンカーンセンター　野外特設会場
リンカーンセンターの夏の恒例野外イベントです。無料です。100以上のダンス、ライブ音楽などのパフォーマンスが予定されています。平日のイベントは夕方から夜以降にかけて行われます。週末は日中からイベントがあります。

■夏のレストランウィーク
期間：7月22日から8月16日まで（土曜日は対象外）
場所：マンハッタン内参加レストラン

夏と冬の恒例イベントです。市内のキャンペーン参加レストランのコース料理がランチは2コースで26ドル、ディナーは3コースで$42.00（いずれもドリンク・チップ・税金は含まれません）。参加店発表及び予約開始は7月9日です。ほとんどのレストランはレストランウィークメニューを発表しますので内容を確認してからの予約がベストです。ちなみにナビおすすめは26ドルでステーキが食べられるステーキハウスのランチです。予約はお早目に。下記のサイトより予約できます（一部レストランを除く）。

■サマーストリート
日時：8月3日、10日、17日の午前7時から午後1時まで
場所：パークアベニュー沿い（72丁目からマンハッタンのブルックリンブリッジ入口まで）

パークアベニュー、4番街、ラファイエットストリートと南北約7マイル(≒11キロ）に渡り 車両通行止めにする大歩行者天国です。広いパークアベニューを車を気にせず歩くのは気持ちが良いですよ。グランドセントラル駅周辺の通常は歩行者禁止の高架道路、トンネル等も歩けるので面白い経験が出来ます。全行程をとおしてヨガ、ストレッチクラス、無料の食べ物イベントも予定されてます。なお、サイクリストやローラースケート利用者もいますので接触事故にはご注意くださいね。

■USオープンテニス
日時：8月26日から9月8日まで
場所：USTAナショナルテニスセンター、クイーンズ
（地下鉄7線、メッツ・ウィレットポイント駅下車）

テニスファンなら見逃せない大イベント。現在チケット販売中です。チケットは1回券から、パッケージになっている物もあり種類豊富です。スケジュール、チケットの購入は下記ウエブサイトより。

7月・8月のおすすめメニュー

■■アイスクリーム■■
暑い夏はやはり冷たい物が一番です。冷たい物もニューヨークならではの味が目白押し。ぜひ食べて帰ってくださいね。

●エセックス・ストリート・マーケット内のローアーイーストサイドアイスクリームファクトリー
ユニークなフレーバーで有名なチャイナタウンアイスクリームファクトリーの支店です。イカスミ味、ライスクリーム等の食べたことのない味が楽しめます。

●スモーガスバーグでコンブチャアイスキャンディー
健康によいと人気のコンブチャを使ったアイスキャンディー。マンゴー、パイナップル等のフレーバーがあります。さっぱりするので暑い時にぴったり。

●クッキードウ・アイスクリームサンド
焼く前のクッキー生地（ドウ）もいつのまにか定番スイーツになりました。夏はドウにアイスクリームを挟んだサンドイッチが人気です。タイムアウトマーケットにて買えます。

●アメリカ版雪見だいふく
日本生まれの雪見だいふくはMochiアイスと呼ばれスーパーで買えるほど定番なんです。ホールフーズでは一つから買え気軽に食べることが出来ます。フレーバーはレッドベルベット味、ピスタチオ味、パッションフルーツ味、ブルーベリー味等で日本とは少し異なりますね。日本生まれアメリカ育ちの味、ぜひ試してみてくださいね。

クッキードウ・アイスクリームサンド

アメリカ版雪見だいふく

いかがでしたか？
ニューヨークの夏は暑さも野外イベントも7月がピークです。イベントは今回ご紹介しただけでなくストリートフェアやパレードも毎週末開催されています。夜間のイベントも多いし、日没も遅いので比較的遅くまで街に人がいる季節ですね。8月に入るとBack to School Sale（新学期準備セール）が始まり、夏の終わりを感じて寂しい気分になるナビです。
以上、ニューヨークナビでした。