暑い真夏のニューヨーク。灼熱のコンクリート・ジャングルで、ひんやり涼めるスイーツを紹介します。
こんにちは、ニューヨークナビです。とても暑い真夏のニューヨーク。灼熱のコンクリートに囲まれたニューヨークの街歩きで欠かせないのが、ひんやりと冷たいスイーツです。今日は、そんな暑さをクールダウンする夏のスイーツの特集です。
ニューヨークの夏とスイーツ
ニューヨークの夏は、日本のような蒸し暑い湿気はないものの、強い太陽の日差しと、コンクリートに照り返される熱気で、まさに灼熱のコンクリートジャングルと化します。そんな季節に欠かせないのが、熱くなった体をクールダウンする冷たいスイーツです。実際に夏の季節、ストリートを見わたせば、仕事の合間や学校の帰りに、冷たいスイーツで一服するニューヨーカーの姿は至るところで見られます。ここでは、ひんやりと冷たい甘さで、そんな暑さを吹き飛ばせるニューヨークの夏のスイーツを紹介します。
アイスクリーム
夏の定番デザートといえば、まずアイスクリームです。アイスクリームは、日本だけでなく、もはや世界のどこにでもありますが、ニューヨークのアイスクリームは、フレーバーもサイズもバラエティ豊かなのが特徴です。たいていは、まずカップかコーンかを選び、つぎにサイズを選びます。フレーバーは、バニラやチョコなど定番のものから、日本ではめずらしいバター・ピーカンやピスタチオなどナッツをベースとしたものや、お菓子をモチーフにしたカラフルな色やマーブル模様が練りこまれた見た目も楽しいものまで、実にさまざまです。またスパークリングなどのトッピングやチョコレートなどのコーティングを追加できる場合もあり、自分のお気に入りのフレーバーを見つけるのも楽しみのひとつです。また、ニューヨークの街では暑くなってくるとアイスクリームのお店だけでなく、小さな屋台やトラックのベンダーちこちにあらわれ、人びとが群がります。これもニューヨークの夏らしい風景のひとつです。
カラフルなフレーバー
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選べるトッピング
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いろいろなコーン
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トラックのベンダー
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イタリアン・ジェラート
アイスクリームと並んで人気なのが、ジェラートです。ジェラートはイタリア語で「凍った」という意味をもつイタリアで発祥した氷菓で、アイスクリームよりも脂肪分が少なく後味がさっぱりしていますが、テクスチャーはアイスクリームよりもねっとりと粘り気があり、素材の濃厚な味わいが楽しめるのが特徴です。フレーバーの種類ははアイスクリームと似ていますが、イタリアンらしいエスプレッソやモカチーノ、フルーツの果汁や果実を贅沢に練りこんだものなど、ジェラートならではの味わいが楽しめるものもあります。ジェラートは、イタリア系移民のエリア、リトル・イタリーが本場ですが、ニューヨークではとてもポピュラーなので、たいてい街のどこのエリアでもみかけることができます。アイスクリームよりもさっぱりとした大人な味わいを求めるなら、ぜひジェラートがおすすめです。
店先の屋台
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カップ入りのタイプ
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いろいろなフレーバー
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リトル・イタリー
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アジア系スイーツ-かき氷
アイスクリームやジェラートもいいけれど、日本の夏の定番スイーツ、かき氷が恋しくなるときがありますよね。そんな時はチャイナタウンに行けばおいしいかき氷がみつかります。細かくかいた氷は同じでも、味は日本のようなイチゴやメロンではなく、ひと味もふた味も違います。チャイナタウンには、東南アジアまでを含むいろいろなアジア系のレストランやカフェがありますが、かき氷もそれにともなっていろいろなフレーバーやトッピングがあります。例えば、マレーシア/シンガポール系のお店のかき氷は、ココナッツミルク、黒砂糖やフルーツのシロップに、カラフルなゼリーや豆がトッピングされています。また台湾系のお店では、そうしたシロップに加えて、バブルティーに入っているタピオカパールなどのトッピングがあります。ゼリー類や豆などのトッピングにはちょっと馴染みのないものもありますが、黒蜜や練乳ココナッツミルクなどの素朴な甘さは、どこかほっとする味わいです。
台湾系かき氷
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漢字のメニュー
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マレーシア系かき氷
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チャイナタウン
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ニューヨークの夏の暑さをクールダウンするのに欠かせない、ひんやり冷たいスイーツ。灼熱のコンクリートの暑さにばてそうになったら、ニューヨーカーたちと一緒にぜひこれらのスイーツで涼をとってみてください。以上、ニューヨークナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-07-23